どうも、たかしです。

沢水を利用してメダカ養殖用の池を作成するシリーズ、今回はその第6回になります。

前回の作業では防獣フェンスと防獣ネットでメダカ池の周囲を囲み、雨水や獣害から守るためのハウスを完成させていきました。

地際から屋根に至るまで、隙間が無くなるようにフェンスやネットを設置していった。
メダカ池の周りにもだいぶ余裕のあるハウスが完成

今回は長きにわたったメダカ池作成の仕上げ編ということで、ハウスの開口部を塞ぐための扉を作成・設置し、給水・排水パイプの本設置をし、メダカ池への給水開始までの様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①扉の作成・設置

まずはいつもこういう防獣ハウスの扉を取り付ける際のお約束として、地際に返しとなる防獣フェンスを地面に埋めて設置しておきます。

扉は当然開閉できなくてはいけませんので、地面に埋めて設置するということができず、どうしても地際対策が甘くなってしまいます。

そのため、この返しとなる防獣フェンスを地面から出入りに影響のない範囲で飛び出させておくということが有効です。

続いて扉の作成に入って行きます。

これまで色々な素材とやり方で防獣扉を作成してきましたが、今回は多少開閉は面倒にはなりますがお手軽に作成できる扉を目指してDIYしました。

まずは防獣フェンスを、防獣杭の長さと同じ正方形に切り出し、両端に防獣杭を取り付けます。

その上から、より小さな生き物も防げるよう防獣フェンスを重ねて設置し……

最後に横通しの防獣杭を取り付けて、簡易的な扉が完成しました。

地際の返しになっている防獣フェンスと、ハウスのフェンスとで挟み込むようにして扉を置くことで簡易的に扉を固定したら……

これまでも防獣扉の鍵として使用してきたシャックル(ワイヤーをつなぎ留めておくための金具)で、扉とハウスの支柱を固定し、扉を動かないようにしたら完成です。

これで一応扉は持ち上がることは無いし、返しで地際が守られているため潜り込まれることも無いと思うのですが……後はメダカ池が獣にとってどれほど狙われやすい物なのかにかかっています。

試してみないことには何とも言えません。

②配管の仕上げ

最後に、これまでずっと仮設置状態だった配管を本格的に設置していきました。

塩ビパイプのつなぎ目部品に、塩ビパイプ固定専用のボンドをたっぷり塗りまして……

しっかり押し込んで固定していきます。

全てのカ所で同様に塩ビパイプを固定していって……

ハウスとの境目に関しては、フェンスの方にパイプが通るギリギリの穴を空けて通していきました。

ギリギリなので、流石にここから獣が侵入する可能性は低いとは思いますが……念のため最終的には土で埋めていくかもしれません。

給水を開始する前に、排水側のパイプ口には、メダカが通っていってしまわないようスポンジで簡易的にフィルターを付けたソケットを取り付けておきました。

スポンジの目はかなり細かいので。メダカもそうですしその稚魚や、延いてはメダカの餌になりそうな微生物なんかも流れていってしまうのを防いでくれるのではないかと思います。

反対にため池からの給水口の方には、鉢底ネットで作った目が粗めのフィルターソケットを取り付けていきました。

こうすることで、メダカの脅威になりそうなカエルや大きなオタマジャクシ、イモリなんかはしっかり防ぎつつも、メダカの餌に良さそうなボウフラだったり小さなオタマジャクシ、水生昆虫なんかは通り抜けていってくれるんじゃないかと期待しています。

③次回「メダカ投入編」へ続く

ため池からの給水を止めていた蓋がフィルターに置き換わったことで、メダカ池への給水が始まりました!

始めこそ勢いが良かったですが、ため池の水位が給水口と同じぐらいまで減ってからはかなりチョロチョロになり、排水口まで水が溜まるまでには1日以上かかりそうだったのでこの日の作業はここで終了しました。

次回、池に水が溜まったらいよいよメダカ池にメダカを投入していく予定です!

果たしてメダカ池で無事メダカを飼育することができるのか? お楽しみに。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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