どうも、たかしです。
沢水を利用してメダカ養殖用の池を作成するシリーズ、今回はその第7回になります。
前回はメダカ池を囲むハウスの扉をDIYし、配管を完成させ、ついに給水を始めました。


今回は、水を張ったメダカ池にメダカを実際に放流し、めだか池の作成を完了していきたいと思います。
それではやっていきましょう。
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①水を張ったメダカ池の様子

メダカ池は、大体丸一日でようやく満水になりました。
沢の流量が季節によって結構違うため一概には言えませんが、ため池の方は半日ほどで一杯になったので、それと比べてもかなりの水量を湛えていることが分かります。

水はそこまでキレイでは無く、むしろ緑っぽく濁っています。生活水としては絶対に使えませんが、メダカの飼育水としてはむしろ丁度いいぐらいかもしれません。

ちゃんと排水のラインまで水面が来ていて、少しずつではありますがスポンジを通って排水がされているようです。

排水パイプの先を見ると、ごく微量ではありますが継続して排水がされていました。
明らかに給水されている量よりも排水の方が少ないのは、メダカ池の土に微量とはいえ水が染みていってしまっているということなのでしょうか。
②メダカの水合わせをする

今回放流していくのは、まだアパートで独り暮らしをしていた時から共に生活しているメダカとタニシです。

もう半年以上もほぼほぼ完全放置してしまっていたため、元々7~8匹ほどいたのが3匹まで数を減らしてしまっていました。
給餌も全くしていなかったので、もはやメダカたちはほとんど野生に還ってしまっており、少しでも僕が気配を見せると水底に隠れるようになってしまっています。

タニシも大きな個体はほぼほぼ死んでしまい、残っているのは中ぐらい~小サイズの物だけです。
新しい環境で、今度こそ繁殖してくれればいいのですが……

生き残っていた中にメスがいたため、壁に張り付いている藻に卵が産みつけられていました。
触った感触的に有精卵っぽかったので(無精卵は張りが無く、少し触るだけでつぶれる)、環境さえ用意すればまたその数を増やして行けそうです。

まずは水温合わせをします。
メダカをいきなり水温差のある環境に放流してしまうと、それでショック・ダメージを受けてしまうことがあるため。タライごと飼育環境をメダカ池に浸して水温合わせをしておきます。

その間に、飼育容器の縁にこびり付いていたメダカは、別にバケツに池の水を湛えて移動させておきました。
メダカ池の水は既にグリーンウォーター化しており、稚魚の餌には事欠かなさそうだったので、このまま稚魚用の飼育環境として使用していくことができそうです。

水温合わせが済んだところで、飼育容器内にメダカ池の水を少しずつ混ぜ合わせつつ水合わせをしていきます。
大体全体の3分の1ずつメダカ池の水を飼育容器の水と混ぜていき、それを30分起き毎ぐらいに数回した時点で水合わせが完了となります。

水合わせが済むまでの間暇だったので、塩ビパイプを土に埋めて配管の仕上げをしていきました。
水温合わせをした時、意外にも飼育容器の水よりもメダカ池の水の方が温かったのですが、それはもしかしたら塩ビパイプ内で沢水が温められてしまったせいかもしれません。

露出した状態では塩ビパイプ自体の劣化も早まりますし、何かの拍子に獣が踏んづけたりして壊れたりとかのトラブルにも遭いやすくなりますので、諸々の問題解決のためにもしっかり埋めておきました。

排水パイプの方も埋めて、今度こそメダカ池の飼育環境がすべて整いました。
③メダカの放流

水合わせが済んだところで、メダカをメダカ池の方に放流していきました。

飼育容器底には、もともとタニシの休み場所を兼ねて床材に「荒木田土」を敷いていたのですが、長年の堆積物や死骸が積み重なってすっかりヘドロ化してしまっていました。
流石にこれをメダカ池に投入するのは気が引けたので、農地の端っこの方に放って処分しておきました。

放流したメダカですが、この広いメダカ池の中でもいつの間にか寄り添って端の方で泳いでいました。
メダカは群れる魚ですので、やはり仲間といた方が安心できるのでしょうね。
後はこのメダカがちゃんと生き残ってくれるかどうか……見守っていきたいと思います。
④まとめ
今回はメダカを大量に養殖するために、沢水を利用したメダカ池を作成していく様子をお伝えしていきました。

かなり労力と資金がかかってしまいましたが、後はこのメダカ池でどんどんメダカが増えて、それそドンドン販売していくことができれば、作成にかかった資金は回収できるのではないかと希望的に考えています。
とりあえずまずは今回放流したメダカたちが問題なく生活できていることを確認してから、改めて追加でメダカを放流し、そこから今年はドンドンと数を増やすことに集中し、十分な数を確保できた時点でメダカの販売を開始しようかなと。
メダカが孵化してからまた繁殖可能になるまで成長するのに2~3ヶ月ほどかかるということなので、今年の夏でまずはどれだけ数を増やせるかが勝負になりそうです。
また新しくメダカを投入する時には、その様子をお伝えしていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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