どうもたかしです。

つい先日のこと、1週間以上の長期工事&5万円ほどという高額出費により、庭をぐるりと囲う防獣フェンスを完成させました。

両開きの門も作成し、車ごと乗り上げられる防獣フェンスになった。

完成からもうしばらく経ちますが、今のところは獣が侵入したような形跡も見られず、問題なく機能してくれているようです。

扉や門を開くためにはかんぬきだったりロックだったりをいちいち解除する必要性があり、その手間は実際可なり面倒ではあるのですが、獣とそれにくっついて侵入してくるマダニを締め出すためには仕方がありません。

ただ、門を設置したことにより発生してしまったしょうがなくない問題が一つ存在します。それが「門を閉めた状態では配達員が郵便ポストにアクセスできない」ということです。

ご覧のように郵便ポストは前住人が設置していた物をそのまま流用しており、空き家の玄関口横にあります。当然、門が締まっている状態では辿り着くことができません。

僕が在宅中ならまだいいのですが、僕が外出中でかつ門が締まっている状態で配達員が来たとしても手も足も出ず、恐らくは郵便物は持って帰られてしまうか、門のどっかに挟み込まれているかになってしまうでしょう。

なので現在は外出中でも門を開けた状態で出かけているのですが、基本日中獣が庭に入ってくることはまずないとはいえその隙をつかれてしまったらこれほど苦労して防獣フェンスをしかけた意味が無くなってしまいます。

そのため「門が締まった状態でもポストが投函できるようにする」というのは割と急務なのです。

と言う訳で今回は、門扉のすぐ横のスペースに門が閉じた状態でも郵便物が投函できるようポストを再設置し、ついでに竹を使ってデカめの郵便物も置いて置ける「宅配ボックス」を作成していく様子をお伝えしていきます。

第一回となる今回は、まずはポストを設置する前に雨ざらしにならないよう設置スペースに簡易的に屋根を取り付けていきます。

それではやっていきましょう。

①屋根下地の作成

今回、防獣フェンスにポストを設置するということで、屋根の下地を支柱のパイプを延長させて作成していこうとしたのですが、ここで一つ資材費節約のために竹で下地を作成できないか試してみることにしました。

支柱の先は空洞になっているため、まずはそこに挿して延長する太めの竹をカットします。

こちらの竹は「丁度パイプの内径に収まる太さだが、節の出っ張っている部分で引っかかる」という絶妙な太さを選んでいるのがポイントで、パイプを延長させるような感覚で挿すことができます。

続いてもう少し細めの竹を眺めにカットして……

組み合わせる前に軽く短い方に溝を掘って……

短い竹の先に長い竹を、互いにドリルで穴を開けて針金で固定していきます。

そうしてこのように、角度をつけてT字に組み合わせたパーツが完成しました。

これをもう1セット作りまして、一体どう使うかと言うと……

このように、支柱の先に挿して屋根の下地にすることができるのです!

いや~やはり竹の可能性は無限大です。当初はこれをパイプをT字に接続できるアタッチメントを買って、延長用のパイプも買って、それを切って加工して……とお金も手間もかかる方法で考えていたので、こんなにもシンプルで材料費ほぼタダ(針金分だけ)で作ることができるなんて、竹は最高ですね。

②屋根材取り付け

屋根材を取り付けるため、下地の竹それぞれに上端・中間・下端に穴を開けていきまして……

屋根材に用意したポリカ波板(800円ほど)に穴の場所を写し取り……

穴を開けて……

針金を通して固定します。

ポリカ波板の向きは、本当は水の流れを考えたら波の流れる方向と下地材の向きが平行になっていた方が良いんですけどね……一番安い3尺サイズだとこの向きしか無かったので仕方ありません。

針金で穴を開けた部分には防水テープとアルミテープで穴を塞いでおきました。

この溢れる素人DIY感たまんねぇ~。

と言う訳で、超簡易的&節約でポスト設置個所の屋根が完成しました。

本当言うと屋根材ももっと安い素材ないか色々考えたんですけどね。最安候補はやっぱりブルーシートですけど、こんな狭い範囲のブルーシートは無いし、ブルーシートをカットするのも何か違う気がするし……。

空き家の残置物で結構ポリカ波板が転がってたので、もっと取っておけばよかったなって思いますね。ボロボロだったし鉄くずで売ることもできないし全部燃えるゴミに出しちゃったんですけど……やっぱりああいう廃材を流用するのが一番安く抑えられますから。もったいないことしたなー。

③ポスト設置の下地を取り付ける

ついでに、後々ポストを設置する位置に下地となるワイヤーネットを取り付けておきました。

ちなみにこちらは農地に転がっていた廃材になります。やっぱりこういうのを有効活用している時が一番気持ちいいですね。タダだし。邪魔で不要でしか無かった存在をこうやって有効活用できているというのが、弱者男性である僕としては何だか救われるような気持になります。

④次回、「ポスト再生編」へ続く

今回は門扉のすぐ横にポストを設置する予定箇所に簡易的に屋根を作成していく様子をお伝えしていきました。

やっぱり前回の防獣フェンスでの出費が高すぎましたので、これからはできるだけ資材費を節約して貧乏ったらしくDIYをしていくしかないですね。本当に購入品は最低限にしていかなきゃなって思います。

と言う訳で次回は空き家の前住人が設置したであろう、一体何年前の物になるか分からない年季の入ったポストを再塗装して再生していく様子をお伝えしていく予定です。お楽しみに!

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。