どうも、たかしです。

4月の頭に、空き家玄関口の崩れかけていた石垣を、土地の石を掻き集めて組み直したのですが……

実は最近、この石垣が意外な事態になっていまして。何かというと、もうすっかりニホントカゲの住処として使われてしまって、大量のトカゲが日々周辺に姿を現すようになったのです。

日光浴をしている姿はほぼいつでも見かけることができますし、上記画像のように複数引きが岩の上に姿を現しているような状況も珍しくはないほど、かなり大量のトカゲが石垣をすみかにしている物と思われます。

恐らく石垣の中のスカスカのすき間がトカゲにとって丁度いい住処になってしまったのだと思いますが……今のところそれが理由で石垣が崩れるとか、そういう実害がある訳ではないので完全に放置してトカゲの好きなようになさせています。

今回はそんな、一つのカ所にトカゲが密集しているからこそ見られる激しい生存競争の様子をお伝えしていきます。

①日常的に起きる喧嘩

この土地で春を迎えるのは2度目なのですが、体感として去年よりも喧嘩をしているトカゲの姿をかなり多く見かけるようになりました。

実際に噛み合い絡み付き合いの喧嘩を実際に目にしたことも2度3度ありますし、見かけるトカゲたちも争いの傷跡がそこかしこに残っている個体が多いです。

尻尾がちぎれていたり、顔が血まみれになっていたり……全身綺麗な状態で大きく成長している個体の方が珍しいくらいです。

そうした争いが直接の原因になったのか、はたまた間接的に体力が奪われてかは分かりませんが、こんな風に分かりやすい場所でひっくり返って死んでいるトカゲも今年初めて見ました。

トカゲ自体は、鳥だったり獣だったり大きな蛇だったりの餌食べられてそこかしこで亡くなっているのだとは思いますが、こんなにも生々しく死んでしまっている姿が顕わになるとそれなりにショッキングですね。「命って何なんだろう……」ってちょっと考えさせられました。

②繁殖行動

命の損失があれば誕生もあるということで、春ということもあり先日トカゲが繁殖行動しているのも見かけました。

最初いつもの喧嘩かと思ったのですが、しばらく眺めていると様子が違っていることが分かって、求愛行動であることが分かりました。

このように、オスがメスに噛みついて求愛し、メスが逃げ出さずにそれを受け入れたら求愛成功ということだそうです。トカゲ界の恋愛はなんとも激しいですね。

20~30分このオスはかなりしつこくメスに噛みついていて、とうとうメスも受け入れたのかそれとも疲れ切って諦めたのか、めでたく交尾が成立していました。

この番が交尾をしている所、先ほどのトカゲの死骸が転がっている場所のホントすぐ近くで、ほとんど同じ場所で命が失われて一方では育まれていて……めちゃくちゃ複雑な気持ちにさせられました。自然界は残酷ですね。

③まとめ

今回は空き家の石垣に住みつくニホントカゲの激しい生存競争の様子をお伝えしていきました。

今回はニホントカゲにフィーチャーしましたが、小屋暮らし土地にはその他にもヤモリ・カナヘビ・そして更には最近ため池にやってきたアカハライモリ等々、多くのトカゲ類(イモリは両生類だけど)が生息していて、とても賑やかで楽しい土地となっております。

その内余裕ができたら山林の方まで足を運んで、色々な生き物の観察もしていきたいところですね。また違った生態系が見られそうです。

危険なのでまだやったことはないのですが、夜に外に出てみるとまた違った生態系が見られそうなので、それもまたその内試してみたいですね。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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