note記事を投稿しました。
今回は先日公開されたアベプラの動画に出演した戸塚校長を見ていたら、僕が教員を辞めた時のあの嫌な気持ちが蘇ってしまったので、その思考整理のために書いた記事になります。
戸塚校長がアベプラに出演するのは、僕が知る限りこれで4回目なのですが、動画の内容や方向性に毎回全く変化が無く、今回の動画もまた不毛なやり取りが延々1時間続く動画となっています。
戸塚校長の理念や性格をある程度知っている者ならば、これ以上何ら得る物の無い虚無動画ではあるのですが、しかしそれでもついつい最初から最後まで戸塚校長の姿を見てしまうのは、僕の場合は戸塚校長と自分をどうしても重ねて見てしまうからなのです。
僕も大概学校現場にいたころは、子供から保護者から時には同僚から「お前のやっていることは間違っている」「もっとこうすべきだ」という非難を受けてきた人間なので、戸塚校長が「お前らは馬鹿だ! 何もわかっていない!」と叫んでいるのにシンパシーを感じざるを得ないんですよ。戸塚校長は僕にとってヒーローであり、未来の姿であり、現代社会における歪の象徴である訳なのです。
現代社会には余りにも「理想」が溢れています。「人は皆平等」「差別は止めよう」「多様性を認めよう」「戦争を無くそう」。
にもかかわらず、未だに戸塚校長のような人をメディアで晒して、非難して、にもかかわらず戸塚校長に同調するような人もこうして現れ……。これこそが現代社会が「理想」という物を推し付け過ぎた結果生じた歪を分かりやすく表しているのではないかと思うのです。
僕が小屋暮らしをしているのも、この歪に巻き込まれてしまった結果「こうするしかなかった」末の行動なのだと、多くの人に理解してもらうためこれからも継続的に発信をしていく所存です、