どうも、たかしです。
庭に薪で調理をするための屋外炊事場を作る計画、今回はその第4回になります。
前回は、廃瓦を砕い砂利状にしていき3日かけて屋外炊事場の床を作成していきました。


今回はこの砂利敷きのスペースに、カマドを作成していきます。

カマド作成に用いるのは、こちらの大量の耐火煉瓦です。
ハーフの物含めて計28個の耐火煉瓦を使い、ロケットストーブ式のかまどを組んでいきます。
それではやっていきましょう。
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①土台を組む

まずは耐火煉瓦6個を使って、かまどの土台を組んでいきます。
以前、石組の超簡易的なかまどでスルメを薪で焼いたことがあったのですが、その時に土台使った石が割れてしまったことがありました。
今回カマドを作成するのに際し、単価高めの耐火煉瓦(1個300円ほど)ではなく、もっと安めの普通のレンガやはたまたコンクリートブロック等々いろいろな候補も他にあったのですが、今回はその時の経験があったので全面耐火煉瓦で組むことにしました。

かまどの頂点には当然料理の入った鍋等を置くわけで、その時にバランスが崩れてしまったり中の料理がこぼれたりしてしまわないよう土台の水平さは重要になります。
なので細かく水平器を使って、できるだけ平らな土台を作成していきます。

地面を砂利敷きにしたのも、こういう時に高低差の微調整がしやすいと思ったからというのもあります。
ただ、それにしてはちょっと粒があら過ぎて調整が難しかったので、ハンマーで追加で砕いて均しました。

そうしてできた土台の周囲は、更に砂利を寄せ集めて軽く固定していきました。
②かまどのロケット部分を組む

組んだ土台の上にさらにレンガ化を積み重ねていって、ロケット部分を作成していきます。
まずはブロック4個とハーフブロック1個を使ってコの字型に組みます。

その上に同様にコの字型に組みます。こうしてできた空間の部分がかまどの薪をくべるエリアになります。

そうしたら今度は、コの字型の上にロの字型にブロックを4個積んでいきます。

それを合計3段積むことによって、ロケット(煙突)部分が形作られます。
これにてカマドが組み終わりました。
③かまどの外観&機構説明

正面から見るとこんな感じ。
正面下部の部分から薪をくべていき、その部分が同時に吸気口を兼ねています。
カマド内部の温度が高まっていくと、かまどの吸気口からロケット部出口に向かって流れる上昇気流が発生するようになり、それが炉内の火に酸素を送りどんどん火が強まるといった仕組みになっています。
そうするとロケット出口に大きく火が噴き出るようになるので、そこに五徳を設置しフライパンなどで調理する形になります。

サイズ感はこんな感じ。
かなりコンパクトな作りになっていますが、調理用のかまどとしてはこれで十分なんじゃないかと思います。
後は実際に薪を燃やしてみて、ちゃんとロケット機構が機能するかどうかですね。
④次回「カマド実験編」へ続く
今回は耐火煉瓦を大量に使い、ロケット機構の調理カマドを作成していきました。
次回は実際にこちらのかまどで調理が可能なのかどうか、薪を燃やし、お湯を沸かして試していきたいと思います。お楽しみに。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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