どうも、たかしです。
すでに年を越してしまいましたが、以前の記事でおニューの薪割り台で丸太を割りまくろうとした結果、どうしても割れなかった樫の木の丸太を今回は、新しく購入した「薪割り用クサビ」を使用して割れないかどうか試していきます。
そこで今回は新兵器として、薪割り用のクサビ(楽天市場で購入、2400円ほど)を購入し、こちらを使って硬い樫の木の丸太を割ることにチャレンジしていきました。
その結果どうなったのか、そして最終的に大量に合った沢から回収した倒木はどうなったのか、今回はお伝えしていきます。
それではやっていきましょう
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①クサビで樫の木の丸太にチャレンジした結果……
まあ結果から言って駄目だったんですけどね。
これはクサビは何も悪くありません。むしろクサビ自体はいくつか他の丸太で試したところ非常に優秀な結果を残してくれていました。
こんな感じで、普通の薪であれば上からハンマーで叩くだけでパキッと割れてしまいますので、斧で薪割りするよりも格段に楽なのは間違いないです。
そして斧より優秀なポイントは他にもあって、上記写真のように木に食い込んだ状態で姿勢が安定することが大きいんですよね。
こうなってしまえば、後は上から力の限りハンマーでぶっ叩くか、もしくはここまで太い丸太であれば手で持ち上げて逆にクサビを薪割り台にたたきつけてしまえば……
パカッと、まあこのようにクサビの長さ以上の太さの丸太でさえ割ることができてしまう訳です。これが優秀でなくて何だというのでしょう。
時々木に食い込んだ状態のまま上手く割れなかった場合救出が困難になる時があり、そういう時には斧の助けが必要になったりと、基本的にはハンマーと手斧とセットで使うべき道具ではあるのですが、この3つの道具が合わされば割れない丸太なんてほとんど無いんじゃないかと思えてしまうぐらいには非常に軽快に薪を割ることができ、購入して良かったと思える商品でした。
まあ、樫の木の丸太は割れなかったんだけどね。
②なぜ樫の木は割れないのか?
同じ樫の硬い丸太と言えど、ごく細い物であればクサビでも割ることができましたので、その断面図を見てみるとなぜ樫の木がここまで割れないのかが何となく見て取れました。
このような感じで、樫の木はまだ木の繊維一つ一つが生きていて、水分を含んでいて柔軟であり、どれだけ亀裂を入れてもそこから割れていかず木が耐えてしまうんですよね。
それ以外のあっさり割れてしまう木の断面と比べると、違いがよく分かるんじゃないかと思います。右側の気の方が繊維がはっきりせず、スカスカな感じがしますよね。
細かったり短かったりすればそれでも力づくで割ってしまえるのですが、クサビ以上の太さを持つ丸太の場合はもうどうしても無理でした。これを割るためにはもっと大きな斧やクサビが必要だと思いますし、そもそもを言えばもっと丸太自体を乾燥させないと割るのは難しいのかもしれません。
薪を割る理由としては、木の乾燥を速めるためにと言うのが一番大きいのですが、そのためにまずは丸太を乾燥させる必要性があるとは……樫の木おそるべし。
でも、樫の木は薪にすると中身が詰まっている分非常に火持ちが良く優秀な薪になるそうなので、今回は丸太が乾燥するのを待ってまた来年改めて割って使用するのを楽しみにすることとします……。
③割った薪を竹の薪棚に並べていく
と言う訳で、現段階の装備で十分割れるレベルの硬さの丸太を全て薪にしていきました。なかなかの量ですね。
これを一輪車で、2段下の竹薪棚のある開拓地の方まで転がして行って……
薪棚の方に並べていきました。この竹薪棚自体は結構前に作っていたのに、ずっと長い間並べる薪が無くてスカスカだったので、それがこうやって実際に薪を並べて役に立つとなると、何だか感慨深いものがあります。
この竹薪棚自体それなりの大きさがあるので、精々下の方に薪が並ぶぐらいかなと思ったら意外と高くまで薪が重なって驚きました。これだけの量の薪を全て手鋸で切ってハンマーで割って行っていたとは……そりゃあ風邪もひくわな。
全ての薪を並べた様子がこんな感じ。薪棚自体も自然素材なだけあって、なかなか得も言われぬ雰囲気が満ち溢れていますね。もはやこういうエクステリアの一部と化しています。
真横から見ると、竹薪棚の半分近くまで薪が積み重なっているのが分かります。
結構な重量のはずですが、石基礎の上に渡されている竹の棚はよく耐えてくれています。想像以上に頑丈で驚きました。
流石は日本人が古くから生活用品素材として重宝してきた竹。侮れません。
とりあえずこれで、沢から回収してきた倒木に関しては一通り丸く収まって安心しました。
④まとめ
今回は新しく購入した薪割り用のクサビ+おニューの薪割り台で割った薪を、竹DIYで作成した薪棚に並べていったまでの様子をお伝えしていきました。
これでとりあえず倒木に関しては片付きましたので、あとは土地開拓時に出た大量の竹とあとススキなどの雑草をどうにかしていきたいですね。
今のところの予定としては、竹は薪棚を作った時みたいに色々DIYで設備に活用していき、雑草の山に関してはもうシンプルに焼却していきたいなと考えています。
竹は思った以上に頑丈で実用的と言うことは今回のことでもはっきりしましたので、竹を使って農地に軽く物置倉庫的な物を作れたら面白そうだなと思ったり思わなかったり。
あと雑草を償却するなら野焼きですが、火事が怖いのと煙を余りだしなくないのとで「焼却炉」的な物をドラム缶とかで作れないかなと思ったり思わなかったり。
そんな感じで、去年の開拓で出た副産物を活用&処分しつつ、今年もまた開拓を少しづつ進めて行きたいと思っています。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。