落ち葉を燃料にして木炭を精製することができるのか実験する　②木炭精製の準備完了

どうも、たかしです。

土地中に降り積もっている落ち葉を燃料に木炭を精製することができるかどうか実験をするシリーズ、今回はその第二回になります。

前回は、玄関口と庭に降り積もっている落ち葉を掻き集めていきました。

前回の作業だけでもかなりの量の落ち葉が集まりましたが、調べた所木炭を精製するためには少なくとも数時間は熱する必要があるようなので、落ち葉がすぐに燃え尽きてしまうことを考えるともっと大量に集めていきたいところです。

そこで今回は庭以外からも土地の中でも特に落ち葉がたくさん落ちている所から更に落ち葉を集めていき、その他木炭づくりのための準備を進めていく様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①空き家の裏手から落ち葉回収

空き家のすぐ裏手は切り立った山肌となっており、そのわずかな空間には山から降り注ぎ、空き家の屋根を伝って降り積もった落ち葉が大量に積み重なっています。

それを奥の方から掻き出して行って……

一輪車に乗せて回収していきました。

いずれこの裏手の土砂を掻き出して、もうちょっと風通しの良い空間にしていきたいとは思っているのですが、これがまた重労働なうえに土砂を掻き出して生まれた床下の空間にまたアナグマが住み着きそうで尻込みしています。

流石にもう奴らも冬眠した頃でしょうか……？

②農地の巨大落ち葉回収

農地の隅に転がっている、こちらの巨大な落ち葉も燃料として回収していきます。

こちらの葉っぱは「ホオバ」という木の物で、僕の手のひらよりも巨大です。

「ほおば味噌」などの郷土料理で知られているように、昔は木の葉を利用して包み焼きにしたり、ご飯を盛る器にしたり、包み紙代わりに使用したりしたそうです。

これだけ大きいならば燃料としてもきっと活躍してくれるだろうということで、落ちている分全て回収していきました。

③カエル牧場に積もった落ち葉を回収

最後に、カエル牧場のフェンスやネットに引っかかるようにして降り積もった落ち葉を回収していきました。

天井ネットの上に積もってしまった落ち葉をそのまま一輪車に乗せて回収していきます。

これでパッと大量に落ち葉が手に入るカ所からは全て落ち葉を回収していきました。

さて、その結果どれだけ落ち葉が集まったかと言うと……

これだけの高い山になるほど、大量に落ち葉を集めることができました。

これだけあれば流石にイケるか……？　いや厳しいかも……微妙なところですね。

流石にこの日はもう炭作りするような時間も体力も無かったので、夜に雨が降ったり霜が降りて落ち葉が湿気ってしまわないようビニールシートで覆っておきました。

④薪を一斗缶に詰める

木炭づくりにどれぐらい時間がかかるか分からないため、実験は朝一で行うために前日に薪の用意をしておくことにしました。

木炭にする薪を選出し、一斗缶に詰めていきます。

選出する薪は、薪の中でもできるだけ中身が詰まっていて重みのある種類の木を探していきます。

できるだけ細かく割っておいた方が木炭になるまでの時間が短縮できるのではないかと思い、既に割ってある薪を更に細かく割っていきました。

その薪を一斗缶にぎゅうぎゅうに詰め込んで準備は完了です。

⑤焼却炉の移動

今回、落ち葉を庭にかき集めている都合上実験は庭で行うことになるので、現在の内にある焼却炉を移動させなくてはなりません。

そこで丁度空き家の残置物として転がっていたこちらのドラム缶台車を使って、農地から庭に焼却炉を移動させていきました。

恐らく前住人は暖房とかボイラーに石油を使っていたので、そのためのドラム缶を移動させるのに使っていたのだと思いますが、ワンチャン使う機会が来るかもと思って取っておいたこの台車がこんな形で役に立つ日が来るとは。

怪しい金属回収の外人がやってきて「その台車持って行ってあげるヨ！」とか言ってタダで持って行こうとするのを断固拒否しておいて本当に良かった……。

ドラム缶自体は中身が空ならそこまで重くは無いのですが、この焼却炉は二重底にするために鉄の棒がぶっ刺さっていたり、煙突が付いていたりして凄い持ち運びがしづらいんですよね。

それがこの台車を使えばとても楽々に移動させることができました。

庭の落ち葉が集められている場所にほど近い屋外炊事場に焼却炉をセットし、全ての準備が完了しました！

⑥次回、「実験編」へ続く

今回はさらにたくさんの落ち葉を集めて、木炭づくりの準備を完了させていく様子をお伝えしていきました。

次回はいよいよ、朝一から焼却炉を稼働させ、ゲームのマインクラフトのように落ち葉を燃料にして木炭を作ることが可能なのかどうか、実験していきます。

乾燥しやすいこの時期、間違っても山火事なんてことにならないよう注意を払ってやっていきたいと思います。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。