どうも、たかしです。
今回は、以前カビだらけになってしまった家具解体の際に回収したソファのパイプフレームを使ったDIYの様子をお伝えしていきます。
こちらの鉄パイプフレームなのですが、鉄くずに出してしまっても良いと思ったのですが、しかしこれだけしっかりした大きいパイプフレームをそのまま有象無象の鉄くずと同じにして処分してしまうのももったいないと思いました。
そこで僕は考えました。「このパイプフレームを使って(存在するかどうかは別にして)お客さんが泊まる用のベッドをDIYしてはどうか」と。
そもそも解体したソファ自体も、元々はお客さん用のベッドにもなるソファベッドだったので(実際にべスフレが3回ぐらい使った)、このパイプフレームにもベッドに生まれ変わる素質は十分あるはずです。
と言う訳で今回はとある驚きの方法でソファのパイプフレームを寝心地最高の簡易ベッドに生まれ変わらせましたので、そのDIYの様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
その他DIY記事
①材料
まず材料としてもちろんパイプフレーム。もともとソファについてきた脚も、パイプフレームだけの状態だけで装着可能です。
そしてもう一つ使う材料が……
こちらの「梱包用ストレッチラップフィルム」です!
こちらをフレームの間にグルグルと巻いて渡すことで、ハンモックのように柔軟性のあるベッドフレームが完成するという計画です。
これは昔YOUTUBE動画で見た外人がラップだけで山の中にテントを作りキャンプをするという動画にインスピレーションを受けています。
森の中でこんなことするのは流石に頭おかしいと思うので無理ですが、パイプフレームに渡してベッドにするぐらいだったらそこまで大変ではないはずです。こちらのラップは一巻き400円もしなかったので、これでベッドができたらなかなか経済的なのではないでしょうか。
②作成の様子
早速ラップを撒いていってベッドを作る……前に一つやっておくことがあります。
こちらの脚をはめ込むネジ部分がとがっていてこのままでは非常に危険なため、怪我しないようにスポンジなどで覆う必要があります。
ということで、破棄予定だったこちらの座椅子を解体してスポンジを回収することにしました。
こちら、見た目は普通に見えますが、他の家具と同じくカビにやられてもう使えません。そのため処分を考えていたのですが、どうせなら中のスポンジを有効活用させてもらおうと思います。
思ったより内部まで劣化が進んでいましたが、丁度よさそうなスポンジを回収。
該当部分に丸めて詰め込んで……
ラップフィルムでぐるぐる巻きにして固定します。
4カ所全てに同様の処理をし、安全措置が完了しました。
いよいよラップを巻いていきます。寝る方向とは垂直にラップを巻いていくことでいくつものラップで体重を支える設計になっています。
ストレッチフィルムは伸ばす力に対して非常に頑丈で、かなり強く引っ張っても切れずに伸びます。
強くテンションを与えた状態で巻き付けた方が弾力も強くなるため、できるだけ力を込めて引っ張りながら10周ずつ巻いていきました。
30分ぐらいかけてラップ巻きが完了しました。中央付近のパイプフレームが歪んでいることからも、相当なテンションがラップにかかっていることが分かります。
パイプフレームにこれだけ巻くだけでも結構疲れましたので、やっぱり森の中でラップでテント作っている外人は頭おかしいと思いました。
③実際に寝てみた感想
パイプフレームの上に銀マットを敷いて、実際に寝そべってみました。すると……
この表情である。
普通に最高の寝心地でした。小屋にベッドを搬入する前の仮泊まりの際にはこの銀マット+長座布団を敷いて寝ていたのですが。それをはるかに上回る寝心地です。
テンションのかかったラップの弾力が程よく腰を支えてくれるため、体に負担がほとんどかかりません。これがラップ巻きベッドの魅力、まさしくハンモック的な気持ち良さです。
ちょっと幅が狭いのがネックですが、それ以外は何の問題もありません。
ラップがちぎれてしまいそうな感じもほとんどなく、安心して体重を預けていられます。
うつ伏せも問題なくできます。
ちなみに僕の身長は日本人男性平均と同じ173㎝なため、普通の体格の男性であれば問題なく寝られることは保証できます。
銀マットの上からさらに毛布なんか敷いた暁にはもはや安寧の地が完成してしまいます。
どうですか? 今この記事を見ているあなたもこのベッドで寝たくなって来たのでは???
④まとめ
今回は解体したソファから回収したパイプフレームを使って(存在の有無は別にして)お客さん用のベッドをDIYしていく様子をお伝えしていきました。
結果、幅こそ狭い物の寝心地最高のハンモック的ベッドが完成しました。
このように普段は折りたたんでしまっておくことも可能で、方々に隙がありません。
非常に満足度の高いリサイクルDIYとなりました。当ブログはSDGsの信者です。
しかし、あえて一つだけこのベッドの良くない点を挙げるとするならば、やはり何といっても「使用者が不明」ということですね。
もちろん僕自身は小屋にある最高のベッドがあるため、こんなラップで出来たお粗末なベッドを使うことなんてありませんし、こんなラップで出来たようなふざけたベッド。わざわざ山奥まで来てくれたお客さんがいたとしても「じゃあこれで寝てね」なんてなかなか僕の口からは言えません。
なのでこのベッドで寝る人と言うのは、「わざわざこのベッドで寝たいがために山奥の僕の家にやって来た人物」でないと成立しないということです。さて、そんな人物が果たして存在するでしょうか???
まあいないでしょうね。じゃあこのベッドでいったい誰が寝るというのか???
……まあ、その内動画のネタにでもしましょうかね。タイトルは「自作ベッドで空き家に泊まる弱者男性」と言ったところでしょうか。伸びるといいなぁ~。
このベッドで寝たいという奇特な感性の方がいらっしゃいましたら、ぜひともご連絡お待ちしております!
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。