どうも、たかしです。

この夏は日本全国で天気が非常に不安定で、ずっと日照りが続いたかと思ったら記録的線状降水帯が発生して洪水が起きたりと……とにかくめちゃくちゃな夏となりました。日本の天気は終わってます。

僕の生活している小屋暮らし土地も例外ではなく、台風が接近した日に記録的な大雨に見舞われ、その結果土地に流れる沢水が大増水。それに伴い、沢から水引いているため池も大量に流れ込んだ土砂で崩壊してしまいました。

ため池が土砂で埋まりただの水たまりと化し、さらにそこから接続されているメダカ池やカエル牧場の水場まで崩壊しかけていたため、慌ててある程度の土砂を撤去し、ため池の復旧をしたのですが……

しかしこれはあくまで対処療法的な復旧に過ぎず、そもそも今現在の状態では台風とまではいかずともそれなりの雨が降るだけで土砂が流れ込んでしまい、ため池がすぐに埋まってしまうのは目に見えています。

と言う訳で今回は、大雨が来てもため池に土砂が流れ込むことの無いようにするため、沢とため池を改装工事していきましたのその様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①現在の状況

今現在のため池の状態がこんな感じです。

一見特に問題が無いように見えますが……

ため池の底には未だ除去しきれていない大量の土砂が残っており、水深が大分浅くなってしまっています。

この土砂による弊害が、保水量が減ってしまうこと以外にもう一つあって……

土砂によって隣のカエル牧場の水場につながっているパイプが詰まってしまって、水が流れなくなってしまうことが多々起きるんですよね。

カエルたちにとって水場の存在は死活問題です。今のところ僕が日々見回りをしているから何とかなっていますが、もしも数日家を空けた日にこんなことになってしまったら……想像するだけで恐ろしいです。

現状、沢水からため池へと水を引くための水路は、単純に沢水からため池に向かって溝を掘り、分岐を作ることによって水が流れるような形になっています。

この形式の問題は2つあって、まずは先述したように大雨が降った際には大量の土砂がこの水路を通ってため池へと流れ込んでしまうということ。

そしてもう一つは、この水路をしばしばイノシシが蒐場にして荒らしてしまい、水路が遮断されてしまっているという事態が発生するということです。

浅くて狭い溝を掘っただけの簡単な水路なので、その上に土やら岩やらが入って道を塞いでしまったり、蒐場にされてしまうことでそもそも水路自体が破壊されてしまったりと言った事態が頻発するんですよね。

なので、今回は上記2点が改善されるように、沢と水路を改装していきます。

②沢幅を広くする

沢の改装は、水が大きく迂回する形で2股に流れている上流地点からちょうど合流する辺りから行っていきます。

沢全体を改装するのは大変そうだし、この辺りが氾濫してしまってもため池にはそこまで影響は出そうにないので。

合流する辺りから、沢の縁を掘り進んで行って幅を広げていきます。

こうやって幅を広くして行けば、増水した時にも氾濫する可能性が下がり、ため池側に土砂が流入する量も少なくなるはずです。

沢が細い方が水の勢いが増してしまい、削り取られる土砂も増えるはずなので、その対策としても沢幅を広くすることは意味があるはずです。

そしてこちらの沢水へ流れる水路とで分岐になっている地点ですが……

このように地表に露出する形で水路があること自体が、土砂の流入につながっていると思ったので今回はもうこちらを塞ぎ、ひとまとめにしてとにかく沢幅を広くしてため池とは分断させていきました。

こうすることで沢水が氾濫してため池に土砂が大量に流れるという事態は起きなくなった……のですが、当然このままではため池に水が入って行きません。それじゃあ意味がないですよね。

と言う訳で……

③次回「水路改装編」へ続く

今回は沢幅を広くして、たくさんの水が流れても氾濫して土砂が流入してしまう可能性が少なくなるようにしていく様子をお伝えしていきました。

次回は、今回の改装で完全に分断されてしまった沢とため池を再び接続していくため、新たな水路を作成していく様子をお伝えした行きます。お楽しみに。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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