どうも、たかしです。
竹で覆いつくされた土地を切り拓いて、ショートカット用の階段を作成していくシリーズ、今回は第四回になります。
前回は、竹藪を開拓してまっさらになった傾斜地を掘って、階段の形にして、道路から土地に入るショートカット路を作っていきました。


今回は、前回形成した階段の段差が崩れていってしまうのを防ぐため、土留めを取り付けていって階段を完成させていった様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①あぜ波シートを仮設置する

土留めに使うのは、以前土地前の側溝を発掘した際に使った「あぜ波シート」の余りです。
こちらは本来、田んぼのあぜに設置して補強するための資材なのですが、斜面際に設置して土留めにする使い方も良くされています。
こちらのあぜ波シートを階段の段差に設置することで、段差を上り下りした時に土が崩れるのを防ぎ、やがて段差に下草が生えて土が固められるのを待つ計画です。

まずシートを階段の幅に合わせてカットし……

段差に合わせて高さの差を把握して……

段差に合わせてシートをカットし……

段差の下に少し溝を掘って……

シートを設置、土を寄せて仮設置をします。
後は杭を打って固定するのですが、まずはあぜ波シートが階段全体に取り付けた時にどうなるか仮設置して、全体像を把握してから固定をしていきます。

一段ずつ、現物に合わせながらあぜ波シートを仮設置していきます。

設置するのは、上り下りする際に脚にかかる段差の部分のみです。
階段の側面なんかも土丸出しでかなり崩れやすくなってはいるのですが、そこに関しては頻繁に足が引っかかるような場所でも無いし、崩れても階段の上り下りやすさに影響はないので、今回はスルーします。
またもし深刻に崩れてきて問題が発生するようなら補強も考えます。

下の方の段差なんかは、斜面を掘った時の残土で固めた相当崩れやすい地面なので、土留めが相当重要です。
あぜ波シートでしっかり囲んで形成していきます。
②竹杭で固定する

あぜ波シートの固定には、竹を斜めにカットして作った「竹杭」を使っていきました。
あぜ波シートには専用の杭があり、スチール製で頑丈なので絶対にそっちの方が良いのですが、やはり資材難が深刻でして……

一袋3000円以上するので、今回はケチって竹を使うことにしました。とりあえず崖に下草が生えて補強されるまで持てばいいですからね。
もし竹じゃ全然だめそうだったらまた考えたいと思います。

竹と言えども侮ることなかれ、きちんとある程度埋めしろを作って深くまで打ち付けていけば、それなりの強度で土留めを支えてくれます。

一番下の段まで竹杭でしっかり固定していき、これで全ての階段作成作業が完了しました。
③階段の外観

作成した階段は、一応特に問題なく上り下りすることができます。
流石にあぜ波シート付近は脆いので、足の踏み場をちょっと気を付ける必要はありますが……

外観はこんな感じ。ちょっと不格好ですが、たまのショートカットで上り下りができれば良いのでこれで十分でしょう。

上から見るとこんな感じ。斜面を掘り出す形で階段があるのってなかなか面白いですね。もっと資材費に余裕があればもっと強固で豪華な階段にできるんですけどね……。
④まとめ

今回は、竹が密集してとんでもないことになっていた竹藪を切り拓き、道路から土地に入る際にショートカットできる階段の路を作成していく様子をお伝えしていきました。
人力オンリーでも斜面を開拓し、道を作ることができるのがこれで経験できましたので、今後は今のところ手つかずの山林に関してもこんな感じで開拓していけたら面白そうだと思いましたね。
ただ、どうにも山林をどう活用しようか思いついていないのが現状で……そもそも結構木を伐るだけでも手続きとかめんどくさそうで動き出せないんですよね。
何か山林で出来る面白そうなことがあるとやる気も出ると思うんですけどね。何かないかなぁ。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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