どうも、たかしです。

つい先日、竹藪で覆われてしまっていた土地を草刈り機で開拓していき、土地を取り戻すことに成功した様子をお伝えしていきました。

無事活用できる土地が広がったのは良かったのですが、しかしその代償としてとある問題が発生してしまいました。

それは大量に出てしまった伐採後の竹をどうするか、ということです。

この物量ですよ。

今のところ上段の農地に移動させて事なきを得ている……ように見せかけてめちゃくちゃ邪魔なのですが、この竹をどうにかしないことには「土地を開拓した」というよりも「竹を移動させた」だけになってしまいます。

下手したらせっかく開拓した土地の使い道が「伐採した竹置き場」になってしまいます。3日もかけて伐採してそれではあまりに悲惨すぎます。

と言う訳でこの竹を何とかして処分するなり利用するなり何なりしなくてはならないのですが……竹は肥料にもならないし、薪にするにしても微妙だし……。

う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ん。

……全然関係ないんですが、山奥の人目に付かない場所に不法投棄をする人の気持ちに思いをはせてしまいます。もちろん全然関係ないんですけどね。

犯罪者の話は置いといて。

ここは先人に倣うしかありません。竹と言えばそのしなやかさと頑丈さが売りです。現代こそその立場をプラスチックに取って代わられてしまいましたが、遥か古代から竹は人々の生活を支える道具に加工されて活用されてきたのです。

てなわけで、今回の記事からはこれら大量の薪を使って、開拓した土地に設置する予定だった「薪棚」をDIYする計画をスタートしていきたいと思います。

本記事ではその第一歩として、薪棚に使えそうな竹の選定と、選定した薪を資材として活用できるよう剪定していく様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①竹の選定

まずは大量に転がっている竹の中から、薪棚の資材として使うのに適している竹を選定していきました。

薪棚を作るのに必要な部位としては

  • 床板
  • 屋根を支える支柱
  • 屋根垂木

ということになるので、「できるだけ太く、長い竹」を選出していきます。

あまりにも大量に、何十本と言う竹が積み重なっているため、選出しつつ引き抜いていく作業一つとっても容易ではありません。

1時間近くかけて、これだけの竹を選出し、下の段へと下ろしました。

恐らく50本近くはあるのではないかと思います。あれだけ大量に伐採した竹ですが、薪棚の資材として使えそうな物となると思った以上に数は少なかった印象です。

②剪定

今度は選定した竹の枝を取り除き、資材として使いやすいものに剪定していきます。

選定と剪定、ややこしいですね。

今回伐採した竹はかなり枝が多い種類のようで、大体全体の長さの半分行ったぐらいの所から多くの枝がはえています。

最初、枝切ばさみを使ってそれらをカットしていったのですが、果てしなく時間がかかってしまいました。10本ほど剪定するのに30分ほどかかってしまいます。

これは長い戦いになるぞ……そう思った矢先のこと。

普通に手で毟っていった方がはるかに速いうえに楽で、しかも剪定後がきれいになることに気が付きました。

毟った跡は若干樹皮がめくれてしまいますが、ハサミで枝をカットしたのに比べると遥かに平坦で綺麗です。

これに気が付いてから、10本あたり10分ほどに作業時間は短縮されました。ノウハウって大事。

そんなこんなで、作業開始から2時間ほど。全ての竹の剪定が完了しました。

一方こちらは取り除いた後の笹付きの枝。めちゃくちゃ大量です。

さて、この枝を一体どうするかですが……実は当てがあります。一体何に使うつもりなのかと言うと……続きはまた次回の記事で。

③次回「資材準備編」へ続く

今回の記事では、伐採した竹を薪棚の資材として活用するため、丁度いいサイズの竹を選定し、枝を落として剪定していった様子をお伝えしました。

次回の記事では、今回用意した竹や枝を使い、薪棚の「床・支柱・垂木」として使えるよう加工していく様子をお伝えしていく予定です。

切り落とした枝・笹を一体何に活用するつもりなのか? 次回、お楽しみに!

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。