どうも、たかしです。
秋も中旬を過ぎて何だか急に寒くなり、日中でも一桁に差し掛かろうかと言う冷え込み具合になってきました。
まだ暖かかった11月頭ごろには元気だった虫たちも、もうすっかり大人しくなってしまって、夜なんかは物音ひとつせず寂しいぐらいです。
さて、実はこれまでずっと「気温が下がって虫たちの活気も下がった頃に開拓したい」と考えていた場所があります。
それが農地と土地沿いの道路に挟まれた位置にある「竹藪に覆われた土地」です。
見るからに竹が茂って自然に還りまくっているといった雰囲気のこちらの土地ですが、実はこの竹藪の中にそれなりに面積のある平らな土地が隠されているのです。
今回の記事では現在こちらの土地がどのような状況になっているのかと、竹を伐採していく様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
その他土地開拓記事
①土地の外観&現状チェック
竹藪の向こう側には防獣ハウスの屋根部分が見えて、この場所が道路と農地に挟まれた位置にあることが分かります。
こちら、もう少し道を下ったところから見た竹藪です。
竹藪は駐車場を開拓した、空き家へと昇っていく道の辺りまでびっしりと続いていて、竹の量もかなりものです。
夏場にこんな所を分け入ろうものならあっという間に大量のマダニに取りつかれてしまうことは想像に難くないので、気温が下がってマダニの活性が下がるまではなかなかこちらに手を出すことができませんでした。
下から見上げる限りは、農地と道との間の斜面に竹藪が生えているようにしか見えませんが……
農地の方に上がって、竹藪の間を覗いてみると……
竹藪の間に、平らな土地があることが分かります。
幅自体はそこまで広くありませんが、長さは結構あり、幅2~3mの細長い形状の土地が大体15~16mは続いているのではないかと思います。
竹藪の中には、何やら金属製の柵のような物が見えます。
ここの土地は開拓をすると必ず何かしらゴミも一緒に発掘されてしまうという呪いに掛かっているので、この竹藪の中にももしかしたらゴミが埋まっているのかもしれません……いやだなあ。
このように、決して広くはありませんがそれなりの長さのある土地が眠っているということで、竹を全て伐採することができれば、畑にするのは難しいかもしれませんが、その他用途(今のところは大規模な薪棚を設置しようかと考えている)に使える土地がまた手に入るはずです。
②竹伐採の様子
今回、竹の伐採には以前動画でも紹介したことのある「DCM 18Vバッテリー式草刈り機」を使用していきます。
安価であるが故の色々と使いづらい面もありましたが、パワーはそれなりにあると感じましたので、恐らく細い竹であれば伐採も可能なはずです。DCM草刈り機の可能性を見出したいところです。
早速、一番竹藪の薄い端の方から侵入していきます。
さて、肝心のDCM草刈り機が竹を伐採することができるかどうかですが……
問題なく伐採することができました。
流石にスイスイ次から次に切り進むことができるとまではいかず、太めの竹に関しては時々刃が止まったり、ある程度勢いをつけないと切れなかったりしましたが、体感としては空き家に元からあった排気量23㏄(エンジン式としては一番小さいサイズ)の草刈り機よりも少し力が弱いかな? ぐらいでした。
それも、高速回転では無く中速回転でその感じだったので、高速回転で常に回して行けばもっとスムーズに刈ることができそうです。今回はバッテリーがどのぐらい持つか心配だったので基本中速で回していきましたが、それでも普通に竹を伐採していくことは可能でした。
DCM草刈り機……なかなかやれますね。
基本的に竹の高さは僕の身長より高い物ばかりなので、伐採した端から僕に向かって倒れてきてその度に視界が塞がれます。
そうなるともはや進むことができず、その度いちいち竹を後ろにどかす必要が出てくるため、なかなか思うように開拓が進まず大変でした。
伐採開始から1時間ほどで半分ぐらいまで来ました。これだけでもかなりすっきりして見えますね。
が、しかし、残り半分が大変です。明らかに手前半分より竹の量が多く、また太くて背の高い物も多くなっています。
こんな感じの竹藪を切り進むことになるので、なかなか遅々として伐採が進まず根気のいる作業でした。
バッテリーの方はと言うと、やはり1つだけで全部伐採可能とはとてもいきませんでした。間1日挟んだので詳細には不明ですが、最終的には2.5Ahの物2つ+1.5Ahの物1つでも恐らくすべて刈り切るのは不可能だったのではないかと思います。
やはりDCM草刈り機一番のネックは持続力と言うことになりそうです。最初に付属している2.5Ahの物1個だけでは相当刈れる範囲が限られてきそうです。
草刈り作業中に木が生えているゾーンに差し掛かったのですが、そこがまた大変で、刈った竹が木に引っかかってなかなか取れず、刈っては引っ張り刈っては引っ張りでまた余計に時間がかかってしまいました。
また、道沿いの崖際に生えている竹を切る時も気を使いました。
下の道はほとんど車が通るような道では無いのですが、それでも時々近所の人の軽トラが通りますので、切った竹が道に落ちてトラックにぶつかったらえらいことです。
これがもしエンジン式の草刈り機だったら、車の近付く音も聞こえず気付かずにマジでそういう事態に陥ってしまうこともあり得たので、そこは電動式で有難かった点でした。
作業開始から合計作業時間3時間ほどで、ようやく平らな土地の端まで全ての竹を刈ることができました!
刈った後の景色がこんな感じ。すごくすっきりして見通しが良くなりましたね。
③次回、竹撤去&整備完了編へと続く
今回は新たに土地を開拓するため、竹を伐採していった様子をお伝えしていきました。
しかし作業は当然これで終わりではありません、まだまだ地面には刈り切れてない竹の切り株が残っていますし、そもそも刈った竹を一旦どかさなくてはなりません。
次回「整備完了編」では、それら仕上げの作業も済ませて土地の開拓が完全に完了するまでの様子をお伝えしていきます。お楽しみに!
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょうここまでお読みいただきありがとうございました。