どうも、たかしです。
沢水を利用して畑への水やり用のため池を作るシリーズ、今回はその第2回になります。
今回は、ため池を作る前にまず今現在割と荒れてしまっている沢の整備から先にやっていくので、その片付け作業の様子をお伝えしていきます。
ご覧のように、敷地内を流れている沢には落ちてきた枝やら流れてきた大小さまざまな岩だったりで覆いつくされ、ぱっと見はどこに水が流れているのかさえ分からないぐらいのありようとなってしまっています。
一段上がった中流上がりなんかもかなりひどく、もはや枝では無く倒木が沢を横切ってしまっており、このままでは水路を整備しようとした時に邪魔になってしまいます。
上流のほうまで行くと水路がかなりはっきりしてきて、それに応じて水の流量も多くなっているように感じるため、やはり水路がはっきりと分かるように整備する必要がありそうです。
現在沢の末端の流量は指先が浸かるぐらいしかないため、沢を整備していって、せめて指の第二関節ぐらいまでは浸かるぐらいの流量が確保できるようになったらいいなと思います。
そのためにまずは、沢の整備がスムーズに行えるよう邪魔になっている枝や倒木、そしてこまごまとした岩をまずは片付けていきたいと思います。
それではやっていきましょう。
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①片付けの様子
まずは沢沿いに転がっている枝を回収していきました。
沢沿いなだけあって地面はぬかるんでおり、枝も泥をかぶっている物が多く、腐食が進みボロボロになっているかと思いましたが、思いのほか中身がしっかり残っている物が多い印象でした。
逆に水気が強すぎる所だと木の腐食も進みづらいのかもしれません(流木とかがそうなように)
長すぎて運搬しづらそうだったり、デカすぎて一回で運べない物に関してはのこぎりで切断しつつ回収していきます。
回収した枝や倒木は、農地の端の方に運んでおき、ある程度乾いてから薪に加工し有効活用していきます。
以前竹で作成した薪棚も、いつまでも空っぽでは格好が尽きませんのでぜひこれらの枝を薪にして並べていきたいものです。
木の撤去が済んだら、続いて水路内に転がっている岩をどかしていきました。
こちらの方は別の場所に運搬するのではなく、水路の横にどかしておくだけにしました。水路整備の仕上げとして水路の底や側面に設置していくためです。
岩をどかしていたら、水路の中から塩ビ管が出てきました。
沢水を活用していた時は、これを使って水を引いていたのでしょうか……とりあえず取っておくことにしました。
下流域の片付けが済んだら、続いて倒木の多い中流域の片づけに入って行きます。
こちらの倒木は大きくて重く、とても一回で運び出せるような量では無かったためノコギリで小分けにして運び出すことにしたのですが、この木が異様に硬くてめちゃくちゃ大変でした。
ただでさえ巨大だから何回も切らなくちゃいけないのに、根元の方に行くにつれてどんどん幹は太くなっていくのでその分切るのに時間がかかるので、息が上がって何回か気絶しそうになりました。
丸太を手ノコできるのってめちゃくちゃしんどいんですよね。どれぐらいしんどいかと言うと、野球部時代の坂道ダッシュ50本とか、そんな感じに近いしんどさです。もろ無酸素運動。
こんな時どうしてもチェンソーが欲しくなるんですが、でも丸太を切るのなんてそんなに機会がある訳じゃないので、どうしても購入にはしり込みしてしまいます。
それでもどうにかこうにか切り株の位置まで手鋸で切断することができました。見てください、この立派な断面を。
実は薪割り台にするのに切り株が欲しかったので、結構腐食が進んではいますがこれは嬉しい成果です。こんな立派な切り株、ネットで買おうとするとそれなりにしますからね。
早速薪棚の方に持って行って乾燥させておきました。こんな巨大な切り株の重量にも竹薪棚は耐えてくれています素晴らしい。
そのうちこの切り株の根元をもうちょっと切りそろえて、立派な薪割り台を作成していきたいですね。
最大の難関倒木を切断し終えたら、他の倒木はなぜかめちゃくちゃ柔らかかったので簡単に切断し運び出すことができました。
腐食が割と進んでいたのと、あとたぶん苦労した倒木は木質が固いことで有名な「樫」だったんじゃないかと思います。断面がそんな感じでした。
腐食の進んでいる木の中には、越冬をするために潜り込んで巣穴を作っているオオゴキブリやクワガタムシの幼虫がいて、結果的に僕は彼らの巣を破壊する行為をしてしまったので、何だか申し訳ない気持ちになりました。
また一つ業(カルマ)を背負いつつ僕は生きていきます。
最後、中流の大量に積み重なっていた岩を、水路の中の物をどかしつつ大まかに水路を形作りながら配置していき、片づけ作業が完了しました。
②次回「水路整備編」へ続く
今回は沢の整備を進めて行くために、水路内の邪魔になっている木や岩をどかしていった様子をお伝えしていきました。
結果として沢全体がかなりすっきりし、水路をどのように形作っていくのかのイメージも薄っすらと思い起こせるぐらいの様子にはなってきましたが……
しかし、やはり未だに水路が一本になっておらず、何処からか分かれてしまっている水で水路以外にも水たまりができてしまっています。
やはり沢を整備するためには地面を多少は掘りつつ、大量に転がっている岩を配置してハッキリとした水路を拡張していく必要があるようです。
ということで、次回「水路整備編」へと続きます。
果たして整備をすることによって水路末端の流量は変化するのか? お楽しみに。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。