どうも、たかしです。

空き家の裏庭にある水たまりを整備し、元々あったという池を復活させていくシリーズ、今回はその4日目の作業の様子をお伝えしていきます。

2・3日目と延々裏庭の地面から出てきた大量のゴミのふるい分け作業を続けてきましたが、未だにゴミが埋まっている範囲の全容さえはっきりとはわからず、後どのぐらいこの作業が続くのか分からない完全に暗礁に乗り上げてしまっています。

もともと池があったであろう水路の端に大量のゴミが埋まっていた……
掘れども掘れども終わりは見えず、むしろどんどんゴミの地層は広がっていくばかり……

今回の記事では相変わらずゴミのふるい分け作業を続けるばかりの4日目作業の様子をお伝えしていきますが……先に行ってしまえばまだ全然ふるい分け作業は終わっていません。

今回の記事では相変わらずゴミのふるい分け作業を続けるばかりの4日目作業の様子をお伝えしていきますが……先に行ってしまえばまだ全然ふるい分け作業は終わっていません。

ただ同じような風景をお伝えするだけじゃ何も面白くないと思いますので、今回は埋まっていたゴミの中からいくつか興味深い物が出てきましたのでそちらのご紹介も末尾におまけとして載せておきます。

それではやっていきましょう。

①ふるい分け作業の様子

まずは3日目ラストで画面右奥の部分の1エリアだけゴミが出なくなるそこまで掘り進めることができたので、ふるい分けエリアをその場所に移しました。

こうすることで、一々ゴミ交じりの土を穴の外まで掻きだして、そこでふるい分けをしてまた穴に戻ってといった動きをいちいちしなくても、穴の中だけでふるい分け作業が完結するようにすることができました。

……のですが、こんな1エリアの小さな穴だけでは結局すぐふるい分けした土で穴が埋まってしまいます。

そこで今度は溜まったふるい分け済みの土を外へかき出すことで、またその場所でふるい分け作業ができるようにして、また埋まったら掻きだして……と繰り返しつつふるい分け作業を進めていくことにしました。

結局土を穴の外に掻きだすのだから同じような気がしなくもありませんが、全ての作業を穴の中で行うことができるため、作業効率はかなり向上したように感じました。

画像上でも、ちょっとずつではありますが画面左の土の山が少しづつ減っているのが分かると思います。

が、しかしここで問題発生。左側の山が無くなっていくにつれ、更にその先にゴミの層が続いていることが判明し、それを掘り進めた結果とんでもない長さゴミの層が続いてしまっていることが判明しました。

見てくださいこのとんでもない横穴を!

上部の土の厚さから、このゴミが随分前に捨てられてその後土砂が積もっていったことが分かります。

わざわざこんな深さまで掘り起こしてゴミを捨てたとも考えづらいので、適当に裏庭の地面の上もしくはもともと池だった穴に放り込んだゴミが、長い年月土砂にうもってこうなったと考えるのが自然でしょう。

そして恐ろしいことに、この横穴の先にはまだまだゴミの層が続いているのです。

マジでいつ終わるんだこれ……

②ゴミから見る年代推測

今回、この横穴然りかなり深い場所から出てきたゴミの中には、その当時の年代を推しはかることのできるものがいくつか出てきましたので、そちらのご紹介をしていきます。

まずはこちら、「うまい棒サラミ味」です。

今現在と違って、透明のパッケージになっているのが特徴的です。これだけメジャーであり歴史のありそうなうまい棒であれば、このパッケージだけでも年代がある程度推しはかれるかと思ったのですが……

引用URL:https://www.yaokin.com/history.html

公式HPを覗いてみた結果、なんと1979年発売開始当初のパッケージであることが判明しました。(微妙に違うかも? 後期型?)

その後いつ頃今現在の中の見えないパッケージになったかは不明なので正確な年代は分かりかねますが、かなり昔のゴミであることは間違いなさそうだということは分かります。

マニアとかに売れねえかな……。

更に興味深かったのがこちらの「冷凍切りくじら」です。

時代がいつかはこの袋自体からは分かりませんが、少なくともこの頃は冷凍食品としてクジラ肉が一般的に家庭に出回っていたということが分かります。

調べてみた所、クジラ肉が一般的に出回っていたのは日本が「商業捕鯨」から撤退した1988年以前と言うことになるみたいで、これは先に挙げた美味い棒のパッケージの時期とも一致します。

となるとこのゴミはうまい棒の販売開始時期(1979年)~捕鯨撤退まで(1988年)の間頃のゴミだということが推測できるのですが……

ここでついに正確な時期を判別できるゴミが出てきました。

こちら、スガキヤのインスタントうどんのパッケージなのですが、こちらの製造年月日が何とか読み取れる範囲で残っていたのです!

だいぶかすれていますが、恐らくは「52.11.12」と記載されています。つまりは「昭和52年11月12日製造」と言うことですね。

昭和52年は西暦で言うと1977年。ちょっと時期はずれますが、上記予測で出した年代と大まかに一致します。

どうやらこれらのゴミは1977年~1988年、今から大体40年ほど前に捨てられたゴミと言うことになりそうですね。

それにしても恐ろしいのは、40年も前に地面に埋められたゴミが、年代を読み取れてしまうほどほぼほぼ完全な状態でこうやって掘り出せてしまっているということですよね。

ゴミを地面に埋めるの、ダメゼッタイ。

③次回5日目以降に続く

今回は永遠に終わらないゴミのふるい分け作業を進めていった4日目の様子をお伝えしていきました。

未だゴミの層の端も見つからず、効率的なふるい分け作業のやり方のノウハウは溜まってきているものの、ゴミの物量の方がそれより勝ってしまってますます終わりが見えません。

ここはもう開き直って、どんなゴミが埋まっているのか楽しみつつ掘り進めていくのもアリかな~なんてめちゃくちゃなメンタルになってきました。

なので、今後も大して風景の変わらない記事が今後も連騰されることになると思いますが、できるだけ今回のようにちょっとしたおまけ的な補足内容も付けて退屈しない記事にしていきたいと思っていますので、どうかご容赦ください。