どうも、たかしです。
小屋暮らし予定の土地に付随してきた空き家の整備を進めていくシリーズ、今回はその第19回になります。
以前、空き家に通っている水を使うために止水栓を開けたら、風呂場の蛇口から水が駄々漏れになってしまっていたため、「止水コマ」を購入し自分で修理をしたことがありました。
その後、同じ症状の水漏れがキッチンの蛇口でも発生していたためそちらも修理したのですが……
なんと、今度は同じ蛇口の、今度は付け根の辺りから水漏れが発生しているが確認されました。
僅かの水漏れにすぎないので、正直放置してしまってもいいのですが、万が一僕が止水栓を閉じ忘れて空き家を離れてしまい、水が漏れ出たまま数日間経過してしまうと、水道代がとんでもないことになってしまう可能性が無いとは言えません。
この空き家の水道代はまだ現在の持ち主さんが払い続けており、僕は空き家の清掃に際しての水の使用のみ許可されている立場でありますので、そのような事態を起こしてしまう可能性に目をつむっておくわけにもいきません。
という訳で、再び蛇口の修理を行っていたいと思います。今回の症状は「蛇口の継ぎ目からの水漏れ」ということで、前回の蛇口修理とはまた違った修理の流れになりましたので、ぜひ前回の蛇口修理記事とも合わせてご覧ください。
「蛇口の修理に自分でチャレンジしてみたい」「〇ラシアンに払うお金を少しでも少なくしたい」「詐欺水道修理業者に騙されたくない」といった方たちの参考に、この記事がなればと思います。
それでは、やっていきましょう。
シリーズ記事
【土地整備】空き家の整備 ①:納戸の片づけBefore・After
【土地整備】空き家の整備 ②:納戸を片付けて出てきた物を売ってみたら○○円になった
【土地整備】空き家の整備 ③:寝室の片づけBefore・After
【土地整備】空き家の整備 ④:空き家から出てきた衣服を売ったら○○円になった
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑤:寝室から出てきた雑貨を売ったら○○円になった
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑦:オフハウスの店舗間の格差がとんでもなかった話
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑧:キッチン(後半)+風呂場の片づけ+とんでもない事態発生
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑨:オフハウスの店員間の格差がとんでもなかった話
【土地整備・検証】空き家の整備 ⑩:空き家の使えそうな家具を売ったら○○円になった
【土地整備】空き家の整備 ⑪:空き家から出た粗大ごみを解体する……座椅子・布団編
【土地整備】空き家の整備 ⑫:空き家から出た粗大ごみを解体する……ソファベッド編
【土地整備】空き家の整備 ⑬:空き家から出た粗大ごみを解体する……棚・クローゼット編
【土地整備】空き家の整備 ⑭:空き家から出た粗大ごみを解体する……こたつ・食器棚・竹カーペット編
【土地整備】空き家の整備 ⑮:空き家の蛇口を修理する……蛇口の先からの水漏れの場合
【土地整備】空き家の整備 ⑯:空き家から出たタイヤをどうしたら安く処分できるか考える
【土地整備】空き家の整備 ⑰:空き家から出た廃タイヤのホイールを自分で取り外してみる
①蛇口の付け根修理の工程
1.水漏れの原因を特定する
早速水漏れが発生している蛇口の付け根の部分を取り外して状態がどうなっているのかを見てみました。
蛇口の付け根は、特に工具も無しで手でひねって取ることができました。見ると、蛇口のネジ部分に何やら白いビロビロしたものが付いています。
調べてみたところ、こちらはネジ式の蛇口を取り付ける時に、ネジ山に巻き付けることでパッキンのように水漏れを防ぐ役割をする「シールテープ」というものの残骸なようです。
つまり、このシールテープが経年劣化によってボロボロになり、ネジ山の隙間を縫うような形で水漏れが発生していたというこなのではないかと僕は予想しました。
②補修パーツを購入する
早速ホームセンターにてシールテープを購入してきました。
ホームセンターの蛇口補修用品のコーナーで、5m巻きのものが80円ほどで売られていました。
前回の「止水コマ」もそうでしたが、水回りの補修用品は基本的にかなりお求めやすい値段設定なので、〇ラシアンの修理工賃が最低でも8000円なことを考えると、まずは自分で補修用品を買って修理を試してみるのもアリなのではないかと思います。
特に今回の蛇口の付け根からの漏水の場合特殊な工具は何一つ必要ありませんし、手で蛇口を外してシールテープを巻きつけるだけですから、誰にでも簡単にトライすることができますのでお勧めです。
3.テープを巻きつける
今回購入してきたシールテープは、幅が蛇口のネジ山の長さとぴったりなので、そのままきれいに巻き付けることができます。
巻き付ける時には「時計回りに」「5~7週ほど」しっかり巻き付けるようにしましょう。反対周りだとネジを締める時にテープがはがれてしまいますし、一回撒いただけでは漏水の可能性が上がってしまいます。
巻き終わった後は、テープとネジ山が馴染むように、上から指で数回押し付けるようにしましょう。先ほどの写真と比べて、上記写真ではネジ山がくっきりと目立つようになっているのがお分かりでしょうか?
ここまで準備をしたら、ゆっくりと蛇口をひねりながら取り付けて、角度を整えたら修理は完了です。
②修理完了!……が、しかし
蛇口の付け根からの水漏れが無くなりました! さあ、これで思いっ切り水を使うことができる……と思いきや
またしても漏水が発生してしまいました……今度は給湯器側の接続部分からです。
画像では少し分かりづらいかもしれませんが、赤丸で囲った部分からごく少量ではありますが「プシュッ……プシュッ」と水漏れが発生してしまっています。
あーもう、めんどくさい。何がめんどくさいって、水漏れが発生する度に空き家の土地から坂を下りたところにある止水栓を開け閉めしなくてはいけないことですね。家の裏とかに各所ごとの止水栓があれば便利なんですけど……。
③給湯器の継ぎ目修理の様子
1.水漏れ原因の特定
付け根の時と同じく、とにもかくにもまずは水漏れ原因を特定すべく、水漏れ箇所を取り外して中の様子を確認してみました。
すると、またもやこれまで扱ったことのない、新たな形式の劣化したパッキンが出てきました。
原因は十中八九コイツだと思われます。
2.補修用品の購入
ということで、またまたホームセンターの水道補修用品コーナーで同型のパッキンを購入しました。
相変わらず値段がお安いのは非常にありがたいのですが、水漏れが発覚する度にホームセンターと空き家を往復せざるを得ないのは本当にめんどくさいです。
その点〇ラシアンであれば、やはりプロですから、どんな状況にも対応できるよう一通りの補修用品は取り揃えてあって、こんな風に何回も追加購入で手間取ることなんてないのでしょうね。そういう点では、〇ラシアンを頼めば一発で各所の修理が済む〇ラシアンはじめ出張修理業者は素晴らしいお仕事だと言えます。伊達に8000円は取ってねえぜ!
3.パッキンを取り付ける
補修の方法はこれまた簡単で、上記写真のようにパッキンをセットして、上からナットを被せて回して固定するだけです。
ナットを回すのにはモンキーレンチが必要ですので、蛇口の付け根の場合と比べると若干修理のハードルは高いかもしれません。手でも回せないことはなさそうですが、締め付けが緩いとそれだけ漏水のリスクもありそうなので、レンチでしっかり締めた方が良いでしょう。
止水栓を開けても水漏れはしませんでした。その後ビクビクしながら各所の蛇口を見て回ったのですが、一見ではどこからも水漏れは発生していないようでした。
これにて全ての水漏れ修理、完了です!
④まとめ
今回は、空き家の蛇口から発生した水漏れを自分の手で補修していく様子をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。
蛇口の修理自体難易度はそこまで高くなく、補修パーツも非常にお安いものが多いので、工具(主にモンキーレンチ)させ揃えてしまえば、水漏れ程度なら誰でも簡単に修理することができてしまうことが分かりました。
なんなら、ホームセンターの蛇口補修パーツ売り場には「簡易修理工具キット」なるものがあって、非常にチープではありますがモンキーレンチやペンチがセットになっていて価格も安価な物が売っていましたので、自分での修理にチャレンジしてみたいという方はそれを利用してみてもいいかもしれません。
ただ一つ難点としては、今回の僕の場合のように、空き家の古い蛇口の場合は既に各所のパーツが劣化していて、一つを修理したら次はまた別の場所からまた漏水して……と言ったことが繰り返されることがあって、その度にパーツを買いに行くのが非常に面倒くさいということが挙げられます。
だいたいどこか漏水が起きてしまった場合は、他のパーツも同じように劣化してきていて、またすぐに漏水が発生してしまうということは起こり得ると思いますので、一発で漏水の心配が完全になくなるぐらい徹底的に補修したいor自分で修理するような時間的余裕が無いということであれば、〇ラシアンのようなプロの手を借りるのが最も手早く確実な方法かとは思います。高いですけどね。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。