どうも、たかしです。

僕には学生時代から大変お世話になっている先輩がいるのですが、ある日その先輩から不穏なメッセージが届きました。

「キュウリ」「苗」が何かの隠語である可能性も考え身構えていたのですが、やってきた先輩はこんなことを言って僕にある物を手渡してきました。

「仕事先の人からもらったからあげるよ、頑張って育ててね」

はい、普通にキュウリの苗でした。

早速育てるために必要なものを買い出しに向かうことにしたのですが、ただ育てるだけでは面白くありませんしブログのネタにもなりません

という訳で今回は、みんな大好き100円ショップ「ダイソー」の園芸商品だけできゅうりを育てることはできるのか、という検証企画になります。

「いやいや、育てられるに決まってるだろ」とお思いの方もいらっしゃるかもしれませんが、キュウリって意外と実ができるまで成長させるのって難しいんですよね。あの大きな実をつけるためにかなりの栄養が必要になるので、しっかり土管理ができていないと実ができません。

そんな難易度高めのキュウリ栽培が、100均の商品だけできちんとできるのかどうか、試していきたいと思います!

①商品を探す

早速やってまいりました、近所のダイソー。店舗の一角にある小さなダイソーなので園芸用品が置いてあるか不安でしたが……。

ちゃんとありました!

まずは基本中の基本、植木鉢です。ちょっと底が浅くて材質も安っぽいですが、100円で植木鉢が手に入ると思えば気になりませんね。一番大きい8号サイズの物を購入します。

植木鉢購入したら次は土です。ダイソーには色々な種類の土が売っていて、その中でも今回は野菜栽培用の培養土を購入しました。

量が2.5Lとちょっと少なめなのが気になりますね。ホームセンターでは10L以上の培養土が300円以下で売っていますから、たくさんお得に買いたいという人はそちらの方がいいかもしれません。

逆に、そんなに量はいらないという人にとってはちょうどいいサイズと言えるのかもしれません。

培養土の量が少ないので、底上げの用途もかねて鉢底土を購入しました。

こちらは、鉢底に適度に空間を持たせることで通気性を良くし、根腐れを防いだり、底から土が漏れるのを防いだりする役割があります。

こちらも、恐らくホームセンターでもっと大量に安く仕入れることができるとは思いますが、少ない量で良いという方にとってはちょうどいいサイズ感となっています。

わが家にはじょうろがありませんので、こちらのペットボトルをじょうろ代わりに使える商品も購入しました。

水やりなんてコップとかで良いと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはりシャワー口で水を与えることができるじょうろはあった方が良いです。コップで勢いよく水を与えてしまうと土が崩れて、植物の生育に悪影響を与えてしまいますし、土全体にまんべんなく水を与えることが難しくなりますので。

さて、後必要なのは支柱です。キュウリはつる性の植物ですので、巻き付くためにリング付きの支柱が必須なのですが……。

こちらのダイソーには冗談みたいにデカい支柱しか置いてありませんでした。

しばらく店内を歩き回り、何か代替になる物が無いか探したのですが、なかなか良いのが見つかりません。

ということで……。

申し訳ありません。ホームセンターに最高の支柱が売っていましたので、そちらを購入してしまいました。本当に申し訳ございません。

いきなりの企画倒れ感が半端じゃありませんが……支柱はノーカンということでお願いします。

②キュウリ鉢の立ち上げ

購入した鉢底石の袋に、鉢立ち上げの手順が書いてありました。せっかくなので、この手順に沿って立ち上げを行っていきます。

ちなみに、培養土の袋には野菜の栽培時期の表が載っていました。これによると、ちょっとキュウリは時期遅れっぽいですね。

まあ、これだけ最近気温も高いので、何とかなるとは思いますけど。

じょうろ代わりに使うペットボトルには、野菜ジュースの空きペットボトルを使用します。何だかより野菜が育ってくれるような気がしませんか。

鉢底石を敷き詰める

まずは鉢植えの底が見えなくなるぐらいに、鉢底石を敷き詰めていきます。

本当ならここで鉢底ネットも併用すると、さらに土の流出を防ぐことができるのだとは思いますが、今回は鉢底石だけを敷き詰めました。

土を投入する

土をすべて投入し、苗鉢の入る部分に穴をあけ、水を浸透させておきます。

水を浸透させておくことで、根っこが培養土と早く馴染みやすくなるようです。

苗を植える

苗を植え、土を被せ、鉢底から水が出てくるぐらいしっかり水を与えます。

この時、根っこにかかっている土を軽く払ってから培養土に植えると、根っこと培養土が馴染みやすくなるようです。

支柱を立てて、セット完了です。

③経過観察、まとめ

立ち上げ後翌日の苗の様子です。取りあえず、鉢変えごすぐに枯れてしまうといったようなことはないようで一安心です。

今回は、100均の商品だけでキュウリ鉢の立ち上げを行う様子をお伝えしていきましたが、いかがでしたでしょうか。一部100均以外の商品も使用してしまいましたが……。

キュウリ栽培の難しさは、もう少し苗が大きくなってきて、実がなる前ぐらいが勝負です。十分に栄養が与えられないと実がならず、苗全体も大きくなっていきません。そのため、今後追加で肥料が必要になってくる可能性が高いと思われます。

その際にも、100均で売っている肥料が果たして役に立つのかどうかを検証していきたいと思っています。気になる方は、その時にぜひご覧になってください。

今回の記事はこれで終わりです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。また次回の記事でお会いしましょう。