どうも、たかしです。

突然ですが皆さん、僕がどのような規模の小屋をどのように位置に建てるつもりなのかご存じでしょうか?

まあ、ご存じなわけないですよね。これまで全然建てる予定の小屋をどんな感じにするかの話は、このブログに引っ越してからは全然していませんでしたし……旧ブログには模型作りの記事をあげているのですが。

それに、これまで散々空き家の整備をする様子をお伝えしてきましたが、ではその空き家のある土地のどこに、どんな感じに小屋を建てるつもりなのかは全くお話してきませんでしたしね。

という訳で、今回の記事では皆さんと小屋建設に関するイメージを共有するため、一風変わった方法で小屋建築の予想図を作成していきます。

有料のソフトを使用する方法ではありますが、工夫次第で無料ソフトでも流用できる方法だと思いますので、参考になれば幸いです。

それではやっていきましょう。

①使用するソフト

今回予想図を作成するソフトは、イラスト作成ソフトであるCLIP STUDIO PAINT」です。

こちらはイラスト作成に特化したソフトではありますが、イラスト作成にも使用できる様々な機能が搭載されています。その中に「3Dモデル」の機能があり、プリセットされている3Dモデルに加えて有志が作成した様々なモデルをダウンロードして使用することができます(有料の物もある)。

今回はその中から小屋の3Dモデルをダウンロードして使用することにしました。

DLページ:「小屋」(コピトム様作)

②予想図の作成

予想図を作成するために、まずは敷地面積を想定したブルーシートを敷いて写真を撮影してきました。

このブルーシートは約1.8×2.7mの規格で、大体僕が建築予定の3畳小屋の床面積と一致します。そのため、ブルーシートを建築候補地にセットして写真を取ることで、より小屋建築時のイメージが深まり、予想図作成時の縮尺目安にもなります。

この写真をクリップスタジオに取り込み、3Dモデルの小屋をブルーシートに合わせて設置すれば……

小屋を建築した際の予想図を作成することができます!

小屋の3Dモデルは写真のように透かせることもできるので、周囲の物に干渉していないかどうかもある程度確かめることができます。

それでは次の項から、実際に小屋の建築を考えている候補地3カ所で作成した予想図をご紹介していきます。

③各候補地の予想図紹介

1.崖付近の空き地

候補地その①「崖付近の空き地」です。

ここは空き家の庭の、かつてゴミが大量に放置されていた空間になります。

建築予想図
メリット
  • 崖際のため、窓の位置しだいでは景色がとてもいい
  • 日当たりがいい
デメリット
  • 庭の広い作業空間が狭くなる
  • 車の駐車スペースに干渉する
  • 崖際のため、建築時に危険が高まる
  • 建築後も崩落の可能性がある

小屋を建てる場所としては第一候補として考えていたこの場所ですが、いざメリット・デメリットを考えてみると意外とデメリットの方が多くなることに気付きました。

やはり崖際であることから様々な危険がありますし、空き家の土地の中で最も広い場所を利用することになるので、動線に影響することになるのが割と大きな懸念点です。

しかし、それを補って余りある景色の良さがあるので、デメリットを気にして採用しないというのも少しもったいないような気もしています。

2.空き家の正面

こちらは空き家の正面に位置する場所になります。

一つ目の候補地と同じような斜面際の場所にはなりますが、一つ目の場所よりは斜面がなだらかになっているため安全性は高まります。

建築予想図
メリット
  • 空き家との距離が近く、中の水道・電気が利用しやすい
  • 車の駐車位置と干渉しない
  • 庭の作業スペースに干渉しない
デメリット
  • 日当たりは良くない
  • 変わらず崖際で、危険性はある
  • 空き家の裏庭への動線が著しく悪くなる

この位置のメリットは空き家との距離が近く、サッと空き家内の水道や電気を利用できることですが、一番のネックは空き家の裏庭へと続く道を遮断するような位置になってしまっていることです。

人が通ることは可能ですが、大量に荷物を移動させるのは難しくなりますし、小さな重機のようなものを今後導入することになった際に空き家の裏スペースを使って保管することができなくなります。

今後の展開が制限されてしまうことになりかねないため、あまり積極的に採用したい候補では無さそうです。

3.元トイレ小屋スペース

元々ボロボロのトイレ小屋が建っていたスペースになります。

小屋を取り壊し現在は更地になっていますが、もともと便壺が埋まっていた場所なだけあり、若干地面は凸凹しています。

建築予想図
メリット
  • 空き家との距離が近い
  • 動線を邪魔しない
  • 庭の作業スペース、駐車スペースに干渉しない
  • 日当たりがいい
デメリット
  • 山側に近く、枝や葉が屋根に溜まる可能性が高い
  • 便壺の埋まっていた地面を埋め立てたため、土が柔らかい
  • 未だに便壺の臭いが漂ってくる(気がする)

この位置は、元々トイレ小屋が建っていたという実績のある場所なだけあり、動線を考えた場合にはベストな位置になります。

日当たりも良く、空き家との距離も近いため利便性も保証されており、これ以上ない候補地に思えるのですが……元トイレ小屋があった場所ということで、未だに若干臭いが漂っているような気がするのがネックです。

気のせいか分かりませんが、風が吹いた時にふと臭いが蘇るような感覚があるんですよね。それに地面も未だ完全に固まっている訳ではないので、小屋を建てるとなったらもっと整地をしなくてはならないでしょう。

条件面で言うとこれ以上ない立地のように思えるんですけどね……難しいところです。

④まとめ

今回は3Dモデルを用いて、実際の写真と重ね合わせて小屋建築の予想図を作成し、候補地について考えていきました。

やはり実際に候補地のメリットデメリットを考えて、予想図を作成することで、何となくで考えていたころよりもだいぶ小屋の建築場所に関するイメージが明確になったように思います。

どの場所にもメリットデメリットがあり悩ましいところですが、今のところは3つ目に挙げた「元トイレ小屋スペース」を第一候補に据えつつ、今後整地を進めていく中で問題(臭いとか)が発生したら他の候補地に変更するといった方針で進めていきたいと思います。

今回3Dモデルを利用するために使ったソフトCLIP STUDIO PAINT」ですが、イラスト作成に特化しつつも画像編集ソフトとして利用してもめちゃくちゃ便利ですので、今後画像編集を本格的に行いたい方にもオススメです。僕が持っているのは買い切り版の上位種(値段23000円ほど)ですが、確か現在はサブスク版が月額料金で安く利用できるので、気になる方は試しにダウンロードしてみるのも良いのではないかと思います。

他に有名どころでは「Photoshop」何かがありますが、僕は使用したことが無いため何とも言えませんけどね。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。