どうも、たかしです。
新春と言えばお餅ですよね! みなさんはもうお餅料理は食べましたでしょうか?
おもち料理と言えば定番のお雑煮……いいですよね。
おしるこも甘くて美味くて最高です。
磯辺焼きなんかはガチで神ですよね。
そう、お餅は神の食材なのです。お餅を使った料理で不味いものを皆さんは食べたことがありますか?
お餅を使った料理であれば、どんなものであれど美味しくなる……ということは、コオロギを使用したって絶対に美味しくなるはずです!!
という訳で、今回はコオロギとお餅というお互いに底知れないポテンシャルを持つ食材を両方使用し、かつジャガイモ・チーズ・片栗粉と、もう絶対に不味くなりようが無い料理オブゴッドを考案しました。
実際に調理した工程と、その味についての感想をお伝えしていきますので、ご興味を持たれた方はぜひ作ってみて最高の新春をお過ごしいただければと思います。
それではやっていきましょう。
①食材紹介
- コオロギパウダー(極)……大さじ1
- 片栗粉……大さじ1
- サラダ油
- ジャガイモ……2個
- 餅……60g
- とろけるチーズ……2枚
- 塩……少々
レシピはこちらのページを参考にさせていただきました。
今回使用するコオロギパウダーは、これまでの物と違い数々の改良を施した極み食材となっています。
- 3日かけて糞抜きをしたコオロギ煮干しを使い……
- 脚と触角を除去して食感を良くしたものを……
- 調理する直前にパウダーにし、酸化の少ない新鮮なパウダーにしています
お餅・チーズ・ジャガイモ・油・片栗粉・コオロギパウダー(極み)……最強の食材をふんだんに使用した、最強の料理が今始まります。
②調理行程
1.ジャガイモを細かくカットする
まずはジャガイモの下処理を進めていきます。
ジャガイモを細かくカットしていきます。
大体2mmぐらいの幅・厚さを目安に、とにかく細かくカットします。この時かなり意識的に細かくしていかないと、後の成形の段階で上手くまとまらなくなり、また火の通りが悪くなるため調理に時間がかかってしまいます。
実はこの前に一回試しで作ってみた際、フライドポテト位の厚さにカットしたもので調理した結果全くまとまらずにタダのポテト焼きになってしまったので、ここはかなり注意したいところです。
2.コオロギパウダー・小麦粉・塩をまぶす
カットし終わったジャガイモに、コオロギパウダー・小麦粉・塩をまぶして全体に馴染ませていきます。
もうこの時点で結構おいしそう……
これをこのままフライドポテトにしても、それなりに美味しい物ができあがる気がします
3.お餅・チーズを細かくカットしておく
全体に均等に配分するため+火の通りを早くするため、お餅とチーズに関してもある程度細かくカットしておきます。
お餅は薄さ2~3mm程度に薄く切ります。結構難しいので、包丁で手を切らないよう注意が必要です。
とろけるチーズに関しては特にカットしなくてもよさそうな気はしますが、一応それぞれ4等分にし、計8切れの正方形状にしておきます。
これにて全ての下処理が完了しました。
4.油で揚げ焼きにしていく
いよいよフライパンでの揚げ焼き工程に入っていきます。
量多めで油をフライパンに敷いたら……
下処理をしたジャガイモの半量を油の上に敷いて、形を整えます。厚さが薄くなるようにフライパンに広げると火の通りが早くなり、調理時間の短縮になります。
その上から更にお餅と……
チーズをまんべんなく敷き詰めたら……
中火で点火!
火の強さは最初から最後まで中火のまま変えません。じっくりジュクジュクと焼き上げていきます。
上に敷いた餅やチーズがとろけてくるぐらいまで火が通ってきたら……
残りの半量を追加! 薄く広くなるように形成しつつ、引き続き焼いていきます。
フライパンを揺らして、全体が鍋の上をすべるぐらいまで底が焼き上がってきたら……
フライ返しなどで思い切ってひっくり返します!
残りの油がしみ込んで無くなるぐらいまでもう片面も焼き上がったら、フライパンから引きあげて……
「お餅チーズ入りジャガコオロギガレット」完成です!
かつてM先輩から差し入れしてもらった平皿と、謎にオーロラに光るナイフでいただきます!
③実食
早速ナイフでジャガコオロギガレットを半分に割ってみました。
うまそ~
しっかりとお餅・チーズがポテトに包まれているのに加え、表面がこんがりと焼き上げられており、見るからにおいしそうです。
が、我慢できないっ。いただきますっ!!!
う、う、う、美味過ぎるっ!!!
外はカリっとこんがりしていて、コオロギの香りがふんわりと漂ってきます。
それでいて中のポテトはホクホクで、更に更に中のお餅・チーズがモチモチトロトロしていて、端的に言って最高過ぎます!
圧倒的美味さです。これは、かつてT先輩プレゼンツで作った「コオロギケーキ」以来の衝撃です。人に出せるレベル。
ただちょっと脂っこすぎるかもしれませんね。チーズ・コオロギ・油と、かなり脂質の高い食材を組み合わせて料理であるのに加えて、今回使用した油の量がちょっと多すぎたようです。
食材からお分かりのように、この食べ物は完全なるカロリー爆弾ですから、もう少し油控えめで料理した方が胃腸に優しい料理になると思いました。
⑤感想・まとめ
ごちそうさまでした! 完食後のお皿に油べったり……やっぱり多すぎましたね。
今回は神食材「お餅」を使って、その他にも最高の食材を使ってコオロギ食を作ってみました。いやぁ、大成功でしたね、脂っこすぎた以外は。
今回の料理を作って感じたことは、やはり料理に置いて食感は非常に重要ということですね。これまでコオロギ食を作るたび課題に挙がっていた食感でしたが、今回「外カリ、中ホクホクモチモチトロトロ」という神食感の本料理を食べてみてなおさらそう思いました。
コオロギ食において超重要課題となる食感の問題ですが、やはり一つの正解としてしては「脚・触角を除いて」「パウダーにして」「揚げ焼きにする」ということを徹底することですね。
今後もこの方向性で、もっとお手軽・激うま・栄養満点なコオロギ料理を開発していきたいと思います。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。