どうも、たかしです。

新たに開拓した土地に、薪棚を開拓で伐採した竹で作成していく計画の、今回は第4回になります。

前回の記事では、薪棚の屋根を作成するため、支柱・垂木を設置し、そこからさらに屋根材を取り付けるための下地材を取り付けていきました。

くい打ちハンマーで竹を打ち込み……
垂木を取り付けて、縦方向に屋根材を取り付けるための下地材も設置した

今回は薪棚作成の完成編ということで、屋根材取り付けの様子と、完成した薪棚の外観をご紹介していきます。

果たして屋根材の重みに竹は耐えることができたのか!?

それではやっていきましょう。

①屋根材を取り付ける

早速、竹を剪定した際に出た枝を束ねて作った屋根材を取り付けていきます。

屋根材を垂木の上に乗せて、奥・手前の2カ所で紐で固定していきます。

奥側は笹があるためボワっと広がっている箇所ですが、紐でぎゅっと縛ってできるだけキチキチに詰めて取り付けていきました。

そもそも防水効果はあまり無く飾りの意味合いが強い屋根材ではありますが、できるだけ密度を上げて取り付けた方が防水効果は強まると考えたためです。

2束取り付けた時点で、そこまで屋根が沈んでくる感じは無かったため恐らく問題は無いと感じましたが……

やはり屋根の沈没が怖かったため、とりあえず全ての屋根材を垂木の上に仮置きして、沈まないことを確認してから取り付けることにしました。

若干中央部分の沈みが不安ではありましたが、落ちることなく屋根材の重みに耐えてくれていたため、取り付けを続行していきました。

屋根材の取り付けは、想像以上に時間がかかりました……。

恐らく取り付けた屋根材が全部で40束近くあったので、一束取り付けるのに3分かかったとして合計時間は120分……2時間です。

常に上を向いて、肩を上げた状態で、チクチクしたシュロ縄を結んでいく作業はかなり過酷でした。

何度も言うように、この屋根材取り付けはほとんど飾り付けのような物なので、飾りに一番時間がかかってしまったのはちょっとなあ……と言った感じでした。

端から端まで屋根材を取り付け終わったら、最後余った屋根材を若干隙間が空いてしまっている箇所に更に束ねて取り付けて、全ての屋根材を消費することができました。

これにて全ての竹薪棚作成作業が完了しました!

②外観チェック

完成した竹薪棚の外観がこんな感じです。

ふう~⤴! 風流ですねぇ!

上段の農地の方から見るとこんな感じ。

こう見ると屋根材はびっしり屋根を覆ってくれているように見えますが……

実際下から見あげるとこんな感じでスカスカです。

日よけならこれで十分すぎるぐらいですが、雨よけとしては恐らくまともには機能しないでしょう……。

下の道の方から見上げるとこんな感じ。なかなかの存在感です。

ここに薪をびっしりと敷き詰めれば、更に存在感がアップすること間違いないでしょう。

正面から見るとこんな感じ。竹の支柱がヤバいぐらい曲がっているのが分かります。

これは屋根の重みのせいもあると思いますが、どうしても竹そのものが真っ直ぐでは無いため、地面に突き刺したところから斜めになってしまう物が多いんですよね。

今は竹の水分が抜けきっていないため耐えてくれていますが、乾燥して柔軟性が失われたら簿記ッと折れてしまわないかと言うのはかなり心配なところです。

風にあおられた拍子に崩れてしまわないかも心配です。年内持つかなコレ……。

③まとめ

今回は土地を開拓した際に出た竹で薪棚をDIYしていく様子をお伝えしていきました。

何とか最後まで形にすることはできましたが、これがどのぐらい耐久性があるかはかなり疑問な所で、今後見守りつつ竹の耐久力について確認していきたいと思っています。

今のところの感想としては、竹は連ねて床面にする分には特に問題は無いし、くい打ちハンマーで地面に突き刺して支柱にすることもできるので、それなりに有効に活用できる場面は多いのではないかなと感じました。

ただ、そこから更に垂木を通して屋根材を取り付けて……となると、かなり真っ直ぐな竹でないと今回のようにかなり不格好な屋根になってしまいますので、そこまではなかなか難しいのかなと思いました。

枝を束ねて屋根材にする案も、日よけとして考えればそれなりに有効っぽいですが、雨よけにするには無理がありそうということも分かりました。

今回の経験を生かして、まだまだ竹は余っていますし、土地自体にもまだ大量に生えていますから、今後もちょくちょく竹を使ったDIYはやっていこうかなと思っています。

せっかく薪棚を作ったのだから、たくさん薪を手に入れて並べてみたいところですね。

山の中にある倒木でも切って薪にしてみようかな。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。