どうも、たかしです。
有難いことに僕が運営しているYOUTUBEチャンネル「たかしの小屋暮らし開拓記ちゃんねる」がつい先日とうとう登録者1000人を突破いたしました。
一般人からしたら「1000人ぐらい別に普通じゃね?」と思われるかもしれませんが、ここで僕は声を大にして言わせていただきます。
チャンネル登録者1000人達成は凄い!!
何が凄いって、そこまでの道のりが余りにしんど過ぎるんですよ!
そりゃあ世の中には最初に投稿した動画がいきなりバズって、あっという間に登録者1000人・1万人と達成できてしまう才能のある方もいらっしゃるでしょう。
でもね、だからこそ僕は思う訳です。
1年以上かけて、コツコツコツコツコツコツと、何度も心が折れそうになっても踏ん張って達成した登録者1000人は、あっさり達成できた1000人・1万人よりもよっぽど価値があるって!
この記事をご覧になっている方の中には、僕と同じようにヒーコラ言いながらやっとの思いで登録者1000人達成できたという方もいらっしゃるかもしれません。
そこの貴方! 貴方のことですよ!!
貴方は凄い!!!!
とまあ、どれだけ凄い凄い言ったところで、実際に経験していない人からしたら「何が凄いん?」って感じだと思うので、今回は僕自身の体験として痛感した「チャンネル登録者1000人達成までのしんどかったこと3選」をお伝えしていきます。
これから収益化目指してYOUTUBEを始めようと思っている方や、今まさにその道中で喘いでいる方々などのご参考になればと思います。
それではやっていきましょう。
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その①:マジで見られなくて動画を投稿する意義を見失う
1年以上かけてやっと登録者数1000人を達成したって言う人は、きっと最初誰もがこの状態を経験しているんじゃないかと思います。
即ち「再生数1桁~2桁しか見られない」という地獄のような状態です。
かくいう僕も、動画投稿初期の「ゆっくり解説風昆虫食動画」は全く見られていませんでしたし、チャンネル登録1000人達成した今現在でさえ、まるで存在が無視されているかのようにその多くは2桁再生数のままになっています。

こういう状態の時って、「次の動画を作成する」っていうことがめちゃくちゃしんどくなっちゃうんですよね。
YOUTUBE動画って、ほとんどの人が「何か自分の好きなジャンルがあって、それ関連の動画を作成する」もしくは「完全に収益目的でトレンドの動画を作成する」の大きく2種類に分けられると思うんですけど、そのどちらの場合だったとしても「出す動画が全然見られない」という状態で動画作成を続けるのには相当の根気が必要になります。
僕の場合も「昆虫食はやってみたかったし、どうせなら動画にして収益化出来たら良いな」ていう、上記理由の半々ぐらいで始めたことだったんですが、動画編集って正直めちゃくちゃ面倒で、しかも楽しくないんですよ。「動画編集が好きで動画投稿してます」なんて人、たぶんいないですよね。
だから、めちゃくちゃ苦労して頑張って編集した動画が全く見られないってなったら、「だったら別にわざわざ苦労して動画投稿なんかしなくてもいいな」って言う気持ちがどんどん強くなって、そうして動画投稿を止める人がほとんどなんじゃないかと思います。
「自分が好きなことなら再生数が伸びなくても続けられるでしょ」って言いますけど、好きなことは好きなことで別に個人的にやれたらそれでいい訳で、それをわざわざ動画にして投稿する必要は実際無いです。
僕の場合でも土地開拓なんかは当然「僕自身がやりたいこと」として楽しんでいる面もありますが、「土地開拓の様子を動画にすること」は別に僕のやりたい事でもなんでもなく、ただ収益化のためにやっていることなんで、それが全然見られない・再生数が伸びないってなったら当然やる意義を見失うことにつながってしまうんです。
それに、動画の再生数が全然伸びないと「自分は誰にも必要とされていない」っていう「疎外感」的な感情がどんどん強くなっていって、それがまたしんどいんですよ!
だって、例えば「昆虫食」の動画が全く人気のないジャンルで他の人の動画も伸びてないとかだったらまだ全然マシなんですけど、他の人の昆虫食動画が何十万再生とか言っているのに自分の動画は2桁再生だったら「じゃあ自分がダメってことじゃん」ってなってしまうのは当然の流れだと思います。
やる意義を見出せない、それどころか動画を投稿する度自尊心もゴリゴリ削られる、ってなったらそりゃあ登録者1000人どころか10人にも満たない時点で辛くなって止めるっていう人がいるのも当然ですよね。
その②:動画投稿の度に登録者が減って凹む
YOUTUBEって完全に「量より質」の世界です。
動画を何100個と投稿しているのに登録者1000人にも満たないチャンネルがあれば、投稿数4個とか5個とかで1万人達成しているようなチャンネルがあるのも然り。
でも、どんなに再生数が低くたってたまには1個動画を投稿したら1人は登録者が付くこともあって、それなら動画を投稿し続ければいつかは登録者1000人に到達するような気がするじゃないですか?
でもね、違うんですよね。
登録者ってどんどん減っていくんですよ。しかも動画を投稿したタイミングで。

皆さん自身、YOUTUBEの視聴者側として実際にやったことありませんか? 登録チャンネルの新着一覧を見て
「そういえばこのチャンネルの動画、もうずっと見てないな……登録外すか」
ていうこと。
そうなんです。動画を投稿するタイミングって当然登録者獲得のチャンスでもあるんですけど、逆に登録を解除されてしまうきっかけにもなってしまうんですよね。
こういうことだってあり得ます。
「このチャンネル前に登録したけど、新着動画見てると何か思ったのと違ったな。登録外そう」
こちらは「前に投稿した動画が結構伸びて一気に登録者が増えた」って時に起きやすい現象です。
じゃあこういう時の投稿者目線どういうことが起きるかって言うと、もう「新しく動画を投稿する」という行為自体が怖くなってしまうんですよ。
だってめちゃくちゃ苦労して作った動画を投稿したら、逆に登録者が減るんですよ? 差し引きで最終的に登録者数がプラスになったらまだマシですけど、圧倒的に収支がマイナスになることだって珍しくないです。
努力した結果むしろそれがチャンネルにとってマイナスになってしまう→「あれ? 自分って何のために頑張っているんだっけ」ってなって当然じゃないですか。

土地開拓をしていると「頑張れば頑張った分だけ結果が返ってくるというのはなんて素晴らしいんだ!」ってしみじみと思うことが多いです。
それはこの「努力が即ち登録者増加につながる訳ではない」という厳しすぎるYOUTUBEの環境にも身を置いているが故なんじゃないかなと。
③特定のジャンルしか伸びなくて息苦しくなる
これはある程度登録者も伸びてきて、自分のチャンネルの方向性が見えてくると湧き上がってくるしんどさになります。
YOUTUBEチャンネルを成長させるためには、「一つ一つの動画の質を上げる」というのも重要ですが、それ以上に「このチャンネル=このジャンル」みたいな「ブランド」を持たせることが何より大事とされています。
皆さん見たことありませんか? 「たくさんある動画の2・3こだけが何十万再生行ってるけど他は全部3桁程度」だとか「こっちのジャンルの動画は伸びてるけど、そうじゃないジャンルは全然伸びてない」みたいな状態のチャンネル。
かくいう僕のチャンネルも「土地の開拓・紹介」の動画は1万越えしてる物もあるぐらいですが、「昆虫食・DIY・農業」的な動画は全然伸びておらず、その間には同じチャンネル内の動画とは思えないほどに開きがあります。


別にこれは「チャンネル初期の動画だから伸びてない」とかじゃなくて、現に上記画像の「竹熊手DIY」なんかはかなり最近の動画にもかかわらずこの有様です。
ある程度チャンネル登録者数が増えてくると「そのチャンネルに視聴者が求めている動画のジャンル」もかなりはっきりしてきて、そうじゃない動画との差がどうしても出てきてしまうんですよ。よっぽど戦略的にチャンネル運営している場合じゃなければ、大なり小なりこの現象は発生するんじゃないかと思います。
「視聴者の求める物がはっきりしてきているなら、むしろそれに集中すればいいだけなんだから良いことなのでは?」という声もやはり聞こえてきそうですが、それはもちろん正しいです。「チャンネルのブランド」という物を洗練させていく際にこの「投稿した動画のジャンルによる再生数の差」という物はこれ以上ない道しるべになります。
しかし、やはり投稿しているのは人間ですからそんな機械的・合理的にだけ物事を考えることはできなくて、再生数の偏りから見えてくる視聴者の声なき声が物凄く窮屈に思えてくる時があるんですよ。
実際、小屋暮らしをしている中で「そうだ! こんなことをやったら面白そうだ!」って閃いたことが「あ、でもこのジャンルたぶん動画にしても伸びなそうだな……」ってなっちゃって、「時間も限られているし、絶対必要なことでも無いから止めとこう」ってなることが何度もありました。
そうなってくるともう「自分のやりたいことを動画にする」って言うよりは「動画で伸びそうなことをやる」に変わってきちゃって、自分で勝手に「やらされている」ような気持になってきてしまう訳です。これが結構キツい。
更に極端になってくると「土地開拓をしていない自分に価値はない」「みんな土地の動画が見たいだけで、自分が受け入れられている訳ではない」みたいな考えにまでなってきてしまうんです。これは病む。
世に「迷惑系ユーチューバー」だとか、かつては「私人逮捕系ユーチューバー」なる物もありましたが、僕はどうしても彼ら彼女らを「愚か」と断じる気持ちにはなれなくて、「過激な動画が伸びる」=「世間がそれを求めている」=「過激な自分じゃなくちゃ受け入れてもらえない」てなって行動が洗練化されていった結果がそうなんじゃないかなと。
いやほんと、実際やらせ動画とか僕笑えないですよ。
僕だって「土地を開拓したらゴミが出てきた」系の動画ばっかり今伸びちゃってて、もし仮にそれがもっと「何百万再生」とかされて他の動画が今よりもっと低い「10とか20回再生」みたいな状況になっちゃってたら、「じゃあみんな土地からゴミが出てくるのを期待しているんだから、自分で埋めれば良いよね。みんなが求めてることだもんね」って思考に全然なり得ますからね。
だから、そうなった時点で再生数の伸びばっかり気にして生きている自分がそれこそ「数字の奴隷」みたいに思えてきてしまって、それが嫌になってYOUTUBE投稿を止める、なんて人も全然いるんじゃないかと思います。
まとめ
今回は登録者1000人到達するまでの過程でしんどかったこと3選をお伝えしていきました。

登録者1000人は、世間的には恐らくそこまで凄いと思われるような数では無いでしょうし、一瞬で1000人突破して1万・2万と登録者を短期間で伸ばしている人もいますから、そういう人と比べて気分が落ち込むこともしょっちゅうです。
ですが、単純に登録者1000人突破という数だけで考えるのではなく、1年以上かけて幾度もしんどい場面に直面し、それでも諦めずに「やり続けた」。その結果得た登録者1000人というのはそれはもう「凄い」んだということを僕は断言しますし、どうか僕と同じような境遇にいる人にも自信を持ってもらいたいと思っています。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の動画でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。