どうも、たかしです。

空き家の風呂場を、庭を望める開放的な風呂に改造していくシリーズ。今回はその第10回にして最終回になります。

前回の内容では風呂場の壁をとうとうぶち抜いて、開放感あふれる風呂場を作成していきました。

ディスクグラインダーで内壁・外壁をぶち抜いていった。
シャワーカーテンも取り付けて、開放的な風呂場ができ上がった。

今回は最後の仕上げとして、空き家に元々あった浴室扉を清掃&補修して取り付けて、開放的な風呂場を完成させていきます。

それではやっていきましょう。

①扉の清掃&補修

まずは浴室扉をシャワーとブラシで清掃していきました。

かなり長い間使用されることなく、暗く淀んだ風呂場に放置されていたこともありかなり薄汚れている状態だったのですが……

洗剤も何もなく、水でただこするだけで驚くほど見た目が綺麗になりました。流石はアルミサッシ。

窓の部分も樹脂製の物ではなくモノホンのガラスなのですが、目立ったキズも無く割れも無く非常に良好な状態で残っていました。

清掃が済んだら戸車部品を取り付けていきます。

上と下で2個づつあるはずなのですが、下の戸車が一つ欠けてしまっていました。引っ越してすぐの時に取り外した際既に欠けていたのか、僕が無くしてしまったのか今となっては分かりません。

まさか本当に再利用することになるなんて当時は思っていもいませんでしたから、管理もかなり適当だったんですよね……。

相当古い浴室扉なのでまさかとは思いつつパーツを検索してみたのですが、何とネット上で普通に購入することができました。

値段も2500円ほどと、プレ値でもなんでもなく、ちゃんと新品で売っていました。

同じ浴室扉が今でも生産されているととても思えないので、部品が共通なのか、今でも修理用として需要があるのか……。

並べてみても、寸分の違いなく同じパーツです。

2個セットでしか注文することができなかったので、もう一つはスペアとして取っておくことにします。

取り付けはネジを二個止めるだけで何も難しくはありません。

上の吊り下げ戸車も同様に取り付けて、これでドア側の準備は完了しました。

②ドアサッシの清掃・補修

続けてドアサッシ側の清掃・補修を行っていきます。

長年の埃の蓄積でレール部分は超汚くなってしまっていますので……

シャワーとブラシで汚れを洗い落としてから……

左端にある戸車のストッパー部品を交換していきます。

こちらも部品がネット上で普通にありましたので、戸車同様注文しました。

本当は上側のストッパーだけ欲しかったのですが、上下セットしか無かったのでこちらを注文しました。

下のストッパーはまだまだ使える感じでしたが、ついでに取り換えてしまいます。

こちらも当然ながらピッタリ。

③扉取り付け

上側のストッパーは扉を取り付けた後に設置した方が良さそうだったので、先に扉を取り付けていきます。

上の吊り下げ戸車を付けてから下を付ける順序なのですが、結構ややこしくて大変でした。

やっと取り付けられたかと思って一回閉めてみたら……

閉じた状態から何故か開かないという事態に……

まさかぶち抜いた穴から脱出するしかないのか……? と焦って色々試しているうちに何とか開けることができ……

どうもこの上部の、扉を閉めた際に軽くロックするためのばね上のとっかかりが、バネが劣化してしまったことで一度締めると跳ねあがった状態のまま開かなくなってしまうということでロックされてしまっていたようです。

これはどうした物かと悩みましたが、このロックが無くても一応扉の開け閉め自体は問題なくできそうでしたので……

ノコギリで突起部分をカットしてしまうことにしました。

このロックが無いと扉がぴっちり閉まらなくなるので、普通の浴室だったら水が跳ねて外に漏れ出てしまって……ということで問題になりそうですが、あいにくわが家の風呂場環境はオール土間で多少の水漏れなんか全く問題ない環境なので。

……となると逆に浴室扉いらなくね? って感じではあるんですけどね。そこはまぁ気分ということで。

最後に吊り下げ戸車の方のストッパーを取り付けます。

これで扉がグラグラして外れてしまうということがほとんど無くなるはずです。

以上で全ての作業が完了し、開放的な半露天シャワースペースが今度こそ完成しました!

日が差す浴室扉がなかなか雰囲気出ていていいですね~。露天風呂への入り口感があってエモいです。

④入浴

早速半露天シャワースペースでシャワーを浴びました。

やっぱり開放感があるのって最高ですね。これまでずっと薄暗い土間で、狭い浴槽の中でのシャワーだったので、広々としたスペースで体を洗えるのは気分爽快でした。

今ぐらいの時期が一番気持ちいいかもしれないですね。虫もまだそこまで大量ってわけじゃないし、風が吹くと気持ちがいいし……。

2週間ほどかかってなかなか苦労しましたが、作成したかいはあったかなと思います。

⑤まとめ

今回は暗く淀んだ風呂場環境を開放的で明るいものにするため、風呂場の壁をぶち抜いて新しく半露天シャワースペースを作成していく様子をお伝えしていきました。

結果として、風呂に入った時の爽快感は圧倒的に以前の状況より改善したと言えるのですが、今後この半露天シャワースペースにも色々課題は出てきそうです。

まず直近では夏の虫がどうなるかですね。何といっても蚊がやたらめったら侵入してきてしまうようではいくら開放感があっても気が滅入ってしまいます。状況次第では、空いている部分に網戸を取り付ける必要性が出て来るかもしれません。

第二の懸念としては、冬場の寒さです。当然半露天ということは風が入り込んでくるわけで、それが今の時期や夏場はまだ気持ちいいのですが、冬場にそれがヤバいことになるのは目に見えています。

だからといってカーテンを閉じっぱなしで入浴するというのも、何のために開放的なシャワースペースを作ったのか分からなくなってしまいます。

となると今度は窓を取り付けなくてはならないということになって来そうですが、それと前述した網戸とをどのように両立させるのか、という問題が発生します。

市販の窓を買えばそりゃあ何とかなるでしょうが……DIYでなんとかならんかなぁ……。

とまあ、課題も多いのは目に見えていますが、それ以上にこのシャワースペースを使って色々楽しいこともやっていきたいですよね。

まずはなんといっても、どうにかして浴槽を導入して「半露天風呂」を実現したいです。

一人用のごく小さい浴槽がネットで売ってますし、タライでも十分浴槽代わりになるのは以前動画でも実践済みですので、後はお湯を沸かす手段さえ得られれば十分実現は可能そうです。

他には、日の出ている時間帯ばっかりじゃなく、夜にも庭をライトアップしてそれを眺めながら風呂に入る……みたいな? 

いやぁ夢が広がります。やはり風呂は日本人の心。色々試して楽しんでいきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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