どうも、たかしです。
前回の記事から引き続き、わが家で飼っているヤモリの番になるオスのヤモリを探索していきます。
前回は夜の自然公園に赴き、自販機と公衆トイレを中心に探索した結果2匹のヤモリを捕獲することに成功したのですが、残念なことに2匹ともメスでした。
なので、今回の記事では2匹を元の場所に返した後、新たにオスのヤモリを捕獲するために夜の公園を散策した結果どうなったのかをお伝えしていきます。
果たしてわが家のヤモリにぴったりなオスのヤモリを発見することはできるのか!?
やっていきましょう。
①前回と同じ公園にて散策……しかし
早速前回と同じ公園にやってきて、メスのヤモリ2匹を放してからヤモリ探索を行おうとしたのですが、何やら公園の様子が騒がしく……
前回と同じ時間帯に来たはずなのですが、花火をやっているキッズ達はいるわ、スケボーに乗ってる怖そうな兄ちゃんはいるわ、家族連れがやたらいるわで、おっさんが一人ヤモリを捕まえに闊歩できるような雰囲気では全然ありませんでした。
考えてみたら今日は休日の前日、仕事や学校がひと段落した人たちが夜の公園に憩いを求めて集ってきているということなのでしょうね。まさか、平日の中間日と休日前日でこれほどまでに様子が違っているとは思いませんでした。
これほどまでに人がいると、自販機はともかく公衆トイレにヤモリを探しに張り付くのはなかなか難しくなってしまいます。
普通にトイレを利用したい人からしたら、ヘッドライトを付けて両手に網を持っているおっさんが周りをうろうろしていたら相当怖いですよね。
残念ながら自然公園でのヤモリ探索は断念せざるを得ませんでした。
おのれ、学生と勤め人ども……幅を利かせるのは僕が絶対に行かない休日昼間の観光地だけにしておいて欲しいものです。
②各地の公園トイレを探索
大きな自然公園を占拠されてしまった僕は、作戦を切り替えることを余儀なくされました。
自然公園内なら、徒歩圏内で公園内各地にトイレや自販機が設置されているので便利だったのですが、小規模な公園だとトイレが一つしかなく、各公園にヤモリスポットが一カ所しかないことになってしまいます。
ということで、一つの公園に絞るのは止めて、公園で各公園に赴いてトイレをチラ見してはまた別の公園に向かうという「各個撃破」スタイルに切り替えることにしました。
とはいえ、住宅街の小さな公園にあるようなトイレに果たしてヤモリがいるのかどうかという不安はあったのですが……。
なんと、一軒目の公園にして早くもヤモリを発見しました。こいつら結構どこにでもいますね……。
とはいえ、見てお分かりの通りこちらもメスでした、残念。何かメス多くない?
その後、何件か公園を回って分かったのですが、ヤモリが日中潜んでいられそうな隙間の多いトイレの方がヤモリがいる率が高いような気がします。
作りがシンプルで飾りっ気のないトイレよりも、ごてごてとしていて作りが古く、たくさんの隙間があるトイレの方がヤモリにとって住みやすい場所と言うことなのだと思います。
③5軒目の公園にしてついに……!
最初の一軒以来、なかなか条件に合ったトイレの公園が無く、30分ほど探索していたところ、「ここは絶対いるだろ」と確信の持てる公園を発見しました。
広大な森の近くに会って、周りが真っ暗な中トイレだけがハッキリと明るく、そしてトイレの作りが古くてゴテゴテしている……そんな理想のトイレをつぶさに探索していると……ついにヤモリを発見!
慌てて捕まえて、性別を確認すると……
オ……オスッ! 圧倒的オス……ッッ!!
見てお分かりの通り、先ほどのメスヤモリと比べて尻尾の付け根の部分がぷっくりと膨らんで2つに分かれているようになっています。これこそがオスの特徴!
やりました。捕獲4匹目にして、とうとうわが家のヤモリちゃんの番になってくれる子を発見することに成功しました!
④早速持ち帰って飼育環境をセット。
早速飼育環境を整えて、わが家のヤモリの飼育ケースと並べてみました。
撮影のため左のシェルターは取り除いてありますが。こうしてみると大きさの違いがよく分かります。
わが家のヤモリは、本当にまだまだ小さいベビちゃんなのですね。もっとたくさん餌を与えて、どんどん大きくなってもらわないといけません。
そして、左のヤモリにとって100均のプラケースでは流石に狭そうだなと感じます。
せっかく捕まえてきたオスが弱ってしまっては大変です。これは早急に飼育環境をどうにかしてあげなくてはなりませんね。
⑤まとめ
という訳で、夜の公園でヤモリを捕獲する様子をお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。
ヤモリ自体は、夜の公園の公衆トイレにかなりの確率で張り付いているので、見つけること自体はさほど難しくないと感じました。
ただ、見つけても結構逃げられてしまうことが多く、特にヤモリが好む隙間の多い場所なんかは即ち逃げ場所も多いということになってしまいますから、発見してももたもたしているうちに隙間に潜り込まれてしまいがちです。
そのため、発見したヤモリをまずは動けなくさせるための捕獲網はヤモリ捕獲には必須です。また、網の隙間から逃げ出されてしまった時のために、もう一つ小型の網も持って網両手持ちで挑むと捕獲率は上がると思います。
小さくてとってもキュートで、餌さえ確保できれば飼育の手間もそれほどかからないヤモリを、皆さんもぜひ捕まえてみてはいかがでしょうか。
また近いうちに、ヤモリの飼育環境を本格的に整える際の様子も記事にしてお伝えしたいと思います。お楽しみに!
これで今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。