どうも、たかしです。
今回は小屋暮らしをしている地域の町内会の集りに参加してきたので、その時の様子をお伝えしていきます。
今回参加した行事は「お施餓鬼」という法事の準備という名目での集まりだったのですが、その実際はというと以前6月の草刈りに参加した時に話題になった「廃墟寺の解体」のための集まりでした。
こちらの廃墟寺、全体の3分の1ほどの屋根が崩れ落ち、壁も無く、残りの3分の1も床が抜け落ちて地面から10mはありそうな竹が生えてきてしまっているというボロボロの状態なのにもかかわらず、毎年寺組織に上納金を町内会から数万出させられていて、廃寺になぜかさせてくれないというとんでもない闇物件だったのですが……。
早い物であれから2ヶ月が経ち、とうとうマジで町内会の人たちだけで寺を解体するというとんでもない行事の日がやって来たのです。
果たして町内会の人たちだけで寺を解体することはできたのか? けがをするような人はいなかったのか? お伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①経過報告
結論から言うと、ほぼ完全にユンボ無双で僕の出る幕は全くありませんでした。
1.メンバーと最初の状況
集合は朝方に、廃墟寺のある場所でほぼほぼ草刈りの時と同じメンバーといった感じでした。
僕含め総勢10名ほどの平均年齢50~60はあろうかという男性陣だったのですが、「チェーンソーのある方は持って来てください」と事前にお願いがあったのにもかかわらず持ってきていたのはたった2名でした。どうやら山奥在住と言えど、チェーンソーは草刈り機ほどの所有率は無いようです。
そのため、僕含めほとんどのメンバーは手ぶらで「本当に困難で寺の解体なんてできるのか?」と最初は思ったのですが、とあるものが登場しその雰囲気は一変します。
一人の方が3~4トンはあろうかというユンボ……「油圧ショベル」に乗って現れたのです
2.ユンボ無双
そこからはもう圧倒的なユンボ無双の始まりでした。
- 崩れ落ちている巨大な木材を選り分けて端に寄せる
- 屋根が無くなってグラグラしてきている土壁の破壊
- トタン屋根部分の引きはがし
- 椅子や掃除道具などのゴミの選り分け
- 5~60kgはありそうな超巨大束石をどかす
- 地面を均す
- ユンボですくえないぐらい細かい瓦の破片を端に除けた
何もッ……何もできませんでしたッッ!!
いや、もう本当「全部あいつ一人でいいんじゃないかな」状態。
今回登場したユンボというのが、ブルドーザーみたいな土砂押し出しブレードが付いていたり、ショベルに木材を掴むためのアタッチメントがついていたりと、とにかく最強の状態だったのもあり、見る見るうちに廃墟寺周りの廃材が片付けられて行ってしまったんですよね。
ユンボってもっと大まかな作業しかできないと思っていたんですけど、恐らく使用者が相当の熟練の方だったのもあって、ビックリするぐらい細かい作業含めこなしてしまい、ステゴロの人間の出る幕は本当に全くありませんでした。
油圧ショベルで椅子の背もたれ部分のクッションだけを瓦礫から取り出して選り分けだした時にはもはやドン引きでしたからね。AIイラストにアイデンティティを奪われそうになって躍起になってバッシングしている絵師たちの気持ちが分かったような気がします。
3.結果
結果としては、午前中の3時間ほどを使って(うち2時間40分ぐらいはユンボが稼働しているため僕は見ているだけ)、廃墟寺の天井が崩壊していた3分の1ぐらいがユンボによって破壊・撤去され、残りの3分の2にに関しては次回見送りといった形になりました。
やはり流石にユンボと言えど、まだ瓦の屋根が中途半端に残ってしまっている部分の解体は難しそうでした。上から瓦が落ちてきたら普通にお終いですからね。
残りに関しては解体業者幾つかに見積もりを取って、それでまた提示額を見てから考えるといった感じでした。
前回草刈りの時に提示された解体費用が50万ほどでしたから、果たして今回ユンボが大活躍してくれたおかげでこれがどのぐらい減るのか……はたまた全く変わらないのか、注目したいところです。
②まとめ
今回は町内会の集まりで廃墟寺を解体する様子をお伝えしていきました。
結果として僕はほとんど何もできず、ただユンボが無双する場面を眺めているだけに終わりましたが、これだけ目の前でユンボが寺を破壊していく様子を見られたのはなかなかいい経験だったと思います。
ユンボあったらめちゃくちゃ便利そうですよね……小屋暮らしの開拓が超はかどりそうです。
今度進めて行く予定の畑の開墾だってちょちょいのちょいでしょうね。新車価格でも大体コンパクトカー1台分ぐらいの値段みたいなので手が届かないわけではないですけど……まあ今はまだ無理ですね。
いつか将来、ユンボを使って土地を改造しまくることができたらいいなあと思います。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。