どうも、たかしです。
もうすっかり冬ですね。今回の寒波で僕の住む土地は早朝気温がとうとう0度まで下がり、朝起きるのも段々厳しくなってきました。
冬にやりたい事と言えば……もちろん土地の大規模開拓。マダニが冬眠に入り大人しくなるこの季節は、普段であればとても入っていけないような藪の奥の方まで開拓に入ることができる最高の季節なのです。
と言うことで今回開拓していきたいのは、僕が作成した小屋や空き家が立っている宅地の崖の部分になります。

宅地は道路からかなり高低差のある大地になっていて、その道路と面している崖は土肌がむき出しになっており、当然そこに笹やら雑草やら木やらが生えまくってしまっている状況になっています。

特に問題なのが樹木で、基本的に植物は日が差す方向に向かって伸びるのですが、具合の悪いことにこの崖はちょうど道路側からしか光が差すことは無く、その結果伸びた枝が道路に侵食して邪魔になってしまいますし、そのまま伸びればいずれは崖もろとも樹木が崩れ去ることになってしまいます。
基本的に車の通らない道なのでよっぽどないとは思いますが、下手したら木が倒れるタイミングに車が通って大事故に……なんて可能性すらあります。

そしてもう一つ問題なのが、密集して生えまくっているこの笹たちです。
笹自体はいくら生えた所で、崖に生えている以上特に邪魔になることも無いのですが……

問題なのは、この笹の葉っぱをシカが好んで食べるため、頻繁に出入りしてマダニをバラまき、更には崖を崩してしまう要因ともなっていることです。

この崖地のマダニの数は本当にヤバくて、暖かい時期に崖際の葉っぱに少しでも触れようものなら十中八九マダニが数匹くるほどです。

かつて崖際に埋もれていた側溝を掘り返した時なんか、吸血後のパンパンのマダニが地面に落ちているのを発見したことさえありました。
なので、とてもとても暖かい時期はこの崖地を開拓しようなどと言う気持ちにはならなかったのですが、冬になってマダニが大人しくなったとなれば、これはもう笹を刈りまくるしかありません。

笹を刈り尽くしてしまえば、餌を求めてきていたシカも来ることは無くなるでしょうし、そうすれば崖が削れるような事態も、マダニが大繁殖することも少しは抑えられるかもしれません。
と言う訳で今回は崖地開拓の第一回、崖に生えていて道路に飛び出している樹木を伐採していった様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①飛び出している樹木「イタチハギ」を伐採する

早速道路に飛び出しているいくつもの細い樹木「イタチハギ」をレシプロソーで伐採していきました。
こちらのイタチハギはマメ科の植物で、繁殖力が強いうえに土壌への定着力が強いため、法面の補強緑化にかつて導入されたアメリカ原産の外来植物だそうです。

植物の特性的に、この崖地に生えているのは理にかなっているともいえるのですが、ここまで巨大になりすぎては逆に火を遮って崖の緑化の妨げになってしまいます。
それに、繁殖力が強すぎるが故に「日本の侵略的外来種ワースト100」に指定されてしまっているようです。
枝を切ってしまっても、その切り株からまたひこばえが出て来るみたいなので、ここで一旦伐採してしまっても崖崩落への影響は低いと思われます。
なので、ガンガン伐採していくことにしました。

やや高い位置の物に対しては、梯子を足場としてかけて手を伸ばして伐採していきます。

一本一本は細いうえに、木自体もかなり柔らかいので伐採自体はスムーズに進めることができました。

梯子でも届かないような高い位置に生えている物は、崖上に登って何とか足をかけられるスペースを見つけ、伐採していきます。

ちょっとでも重心を崩してしまえば、下手したら頭からがけ下真っ逆さまなのでかなり緊張しました。
②伐採した枝の移動

全てのイタチハギを伐採した後、結構な量の枝が出て道路を塞いでしまったため……

まずは稀に通る車が来たとしても邪魔にならないよう、全て端に寄せた後に、農地の方へ移動させることにしました。

移動には、早速先日開拓した崖地に作ったかいだんを利用しました。
枝を抱えて登るのはちょっと一苦労でしたが、道路と農地を大回りして運ぶのに比べると……時間は確実にこちらの方が早いと思います。
段差の上り下りで、大腿筋はパンパンになりましたが……体力的には大回りしてスロープで登って行った方が楽なので、その時の状況によって使い分ける感じですね。

いつもの場所に枝を全て移動させて、この日の作業は終了しました。
いい加減マジで枝が溜まりすぎてヤバいことになってきています。今年の冬は庭木の剪定もやりたいので、まだまだ枝が増える予定なのですが……薪で火力発電とかできませんかね?
③次回「笹伐採編」へ続く
今回は、崖に生えているイタチハギの枝を伐採して行く様子をお伝えしていきました。
次回はいよいよ、大量に密集している笹の伐採を進めていきますが……果たして崖のかなり高い位置まで生えている笹をどうやって伐採していけばいいのか……。
とにかくケガをしない範囲で、できるだけ全部の笹を伐採できるよう頑張っていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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