どうも、たかしです。
裏庭から裏山に入っていく道を作るため、崖際の獣道を整備して楽に安全に登れるようにしていくシリーズ、今回はその第二回になります。
前回は、崖の道を遮るように生えている草木を伐採し、両足でギリギリ建てるぐらいだった道幅を拡張していきました。


拡張整備したことによって、通ること自体は可能になりましたが、今のままだと地面が土むき出しの上、かなり急斜面になっている場所も多いため手をつかずに登るのはかなり困難な状態となってしまっています。
そのため今回は、斜面でも安全に上り下りできるように階段を作成して、崖際の道開拓を完了するまでの様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
①資材の準備
斜面に設置する階段には、土地の中で余っている自然の資材を利用していきます。

まずは竹。言わずと知れた我が土地の代表的な自然素材です。
長い竹を数本持っていき、後でカットして杭として使用します。

階段の土留めには、以前駐車場の土留めを作った時に作成して余ったこちらの丸太を使用していきます。

斜面に丸太を設置し、竹杭で固定し、脚のとっかかり兼階段の土留めとしていきます。

杭として使えるよう40~50㎝ぐらいに竹をカットし、資材の準備は完了です。
②階段の作成

斜面に丸太を置き、ずり落ちないよう下を竹杭2本で支えます。

一定間隔で同じように数本設置し……

最後に鍬で段差を多少つけて、脚で踏み固めれば階段の完成です。
これまで階段を作って来た時は「まず段差を掘ってから」「土留めを取り付ける」という今回とは逆の工程を踏んでいたのですが、YOUTUBE動画とかで調べてこういった作り方があるのを知って早速真似してみました。
段差を作ってからの土留め設置よりもこの方がより段差が自然になるし、どうせシカとかに荒らされて土が崩れてしまうはずなので、今回みたいに「丸太は足掛かり程度」みたいな感じで仕上げるのはかなりいい感じだと思いました。

実際に上り下りしてみると、階段が無い時と比べたら格段に登りやすくなりました。
以前作った階段だと「土留め付近は脆いため踏まないように気を付けて登る」必要がありましたが、こちらは全く逆で「土留め部分が足掛かりになる」ようになっています。階段の役割としては今回の形式の方が圧倒的に有用だと思いました。

急な斜面になっている部部にも、同様に階段を作っていきます。
段差が急でも登りやすいように、丸太の感覚を多少狭めて設置していきます。

道の一番最後の部分まで丸太を全て設置して、これで階段の作成は完了ですが……

階段の最後の部分だけ、もともとめちゃくちゃ狭かった道を大きく鍬で拡張した部分だったので、端の部分の地盤が脆くボロボロ崩れていってしまっていました。
これだと登った時に端の部分が崩れてしまい、それで脚でも踏み外してしまうと非常に危険です。

なので、山の中で適当な太さと長さの枝を確保しまして……

それを崩れやすい道の縁に設置し、土留め代わりとして補強していきました。

一本だけだと強度が心配だったので、更に内にもう一本丸太を噛ませて、これで道の補強も完成しました。
以上で全ての崖の道開拓作業が完了しました。
③外観・使用感チェック

こちら完成した階段部分1カ所目。一番最初の状態と比べたら格段に「道」としてハッキリしてきていることが分かります。

階段2カ所目。こちら階段と言うよりもはや「梯子」と言ってもいいぐらい急になっていますが……

土留めが頑丈なので、上り下りは全く問題なく行うことができます。
これで手をつかなくても、この崖の道を移動することが可能になりました。

もはやダッシュでこの道を駆け抜けることだってできてしまいます!
……道幅は狭いし、素っ転んだらがけ下真っ逆さまなので全くオススメはしませんが。
開拓してちゃんと移動可能な道にはなったのですが、未だ危険であることには変わりないので、普段使いする道と言うよりはどうしても「裏山↔裏庭」間をさっと行き来したい時とかに利用する感じにはなりそうですね。
④まとめ
今回は、裏庭から裏山へと入っていく崖際の道を、拡張したり階段を作ったりして楽に安全に移動できるよう開拓していく様子をお伝えしていきました。
これで「庭」「農地」「裏庭」「山林」間をグルグルと回ることができる道が完成したことになります。これでもはや土地の開拓も思うがまま。
……なのですが、今のところ「裏庭」及び「山林」はほぼほぼ普段の生活での利用ができておらず、土地を持て余している状態となってしまっています。本当、使い道ないんですよね……。
せめて裏庭ぐらいは、せっかく池が湧き出ているのだからそれを有効活用できる何かがあればいいと思うのですが……う~ん。
まぁ、開拓しようにも先立つ物もありませんしねぇ……また来年バイトしてお金が溜まったら考えることにしますか。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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