どうも、たかしです。

前回に引き続き、一大決心して購入したGoPro Hero10のレビューをしていきます。

前回の記事では、GoPro本体の内容物や周辺機器の紹介、GoProのアプリ連携機能などについてお話ししました。

付属のポーチはかなり頑丈な作りで使い勝手が良さそう。
アプリを介して、スマホからGoProの操作ができる

今回は、実際にGoProを使用してみてどうだったか、試しに取ってみた映像をお見せしながら解説していきます。スマホ動画との比較映像も撮ってきたので、「GoProを買ってみたいけど、スマホで十分だし、どんな違いがあるのか分からない」という方のご参考になればと思います。

それではやっていきましょう。

①夜の公園でコオロギを捕獲する動画

まず一つ目は、ヤモリの餌用のコオロギを夜の公園で捕獲する様子を撮った動画になります。

こちらは、GoProとスマホでそれぞれ撮影して、GoProで撮影した動画にはどのような特徴があるのか、どのような点でスマホを上回っているかなどを検証していきます。

1.撮影環境

GoProは、ちょっとわかりづらいですが上記写真のように、腰のバンドにクリップ型の取り付け器具を介して取り付けて撮影しています。

スマホ動画の方は、これまでも料理動画を撮るときなどに使用してきた首にかけて使用するスマホホルダーで撮影しています。

2.実際の動画

まずはスマホで撮影した動画からどうぞ。

次にGoProで撮影した動画です

3.比べてみた感想

いかがでしたでしょうか。

僕自身の感想としては、やっぱりGoProで撮ると広角で広い範囲が撮れるので、対象物をしっかりと捉えることができたり、周りの状況がよく分かったりといったメリットがあるなと感じました。

というのも実はスマホ側の動画は4、5回取り直してこの映像なんですよね。

スマホはただでえ画角が狭いですし、首からぶら下げているとどんな風に取れているのかがよく分からず、全然見当違いの方向を向いてしまっていたということが頻繁に起こります。実際この動画を撮影している時も、やっとコオロギを捕獲する場面が撮れたと思って確認したら、全然カメラが捕獲場所よりも下側を向いてしまっていて真っ暗……ということが何回もありました。

その点GoProは、プレビューがスマホで別画面で確認できるので、カメラが想定よりも別の方向を向いてしまっていたということが起きません。画角の広さも相まって対象物を撮り逃してしまうということが起きにくくなっているのではないかと感じます。

画質がきれいだというのも多少はあると思いますが、僕としては「対象物をより確実に捉えることができる」という点に非常に魅力を感じる結果となりました。

②ヤモリに餌やりをする動画

公園で捕獲したコオロギをヤモリに与える際の様子もGoProで撮影してみました。

まずはこちらをご覧ください。

(在来のコオロギは非常に攻撃性が強く、ヤモリが怪我をしたら大変なのでピンセットで与えています)

こちらの動画を見て率直に僕が感じるのは、「思ったよりも画質が良くないな」という点でした。

調べてみると、どうもGoProは室内で狭い範囲を撮影するのに向いているカメラではなく、屋外で広い範囲を撮影するのに向いているカメラなのだそうです。

なので、光源の少ない屋内でGoProを使うと画質が悪く感じてしまうのだそうです。

実際、GoProはズーム機能もほとんど無いに等しい倍率にしかならないので(1.6倍)、寄りで取ることをあまり想定していないことがよくわかります。

③タイムラプス撮影を試す

最後に、GoProでぜひとも撮影してみたかった「タイムラプス動画」を試してみることにしました。

タイムラプス動画とは、カメラを定点で構えて夜景や町並みなどを〇秒に1回撮影した画像を何枚も積み重ねて、変化の様子がよく分かるような一つの動画にしたもののことを指します。

ゴミ屋敷の清掃動画なんかでもよく使われていて、部屋がどんどんきれいになっていくことがよく分かる非常に楽しい動画を取ることができます。

今回はコオロギ飼育ケージの上から三脚で構えて、0.5秒に1回の撮影で15秒のタイムラプス動画を撮ってみました。

タイムラプス動画では、撮影時にカメラが動かないよう手持ちは× 何かで支えておく必要がある

それではご覧ください

コオロギが頻繁に動き回っている様子がよく分かりますよね。これがタイムラプス動画の醍醐味です。(なぜか動画が年齢制限付きになってしまいましたので乗せられませんでした。謎)

ちなみにこの15秒動画を撮るのに約3分ちょっとかかっています。0.5秒に1回撮影で大体15倍に撮影時間が伸びていくので、1秒に1回だと30倍、5秒に1回だと150倍の時間を要することになります。

1時間の作業を撮影すると、0.5秒に1回撮影だと約4分の動画になる訳ですね。そこの所を基準に、何時間の作業を何分の動画にしたいのかを考えてタイムラプス動画は取る必要があるなと感じました。

④まとめ

ここまでGoProの機能や、撮ってみた感じ、GoProの特性などをお伝えしてきましたがいかがでしたでしょうか。

GoProは、流石に高価なだけあって非常にハイテクで、様々な機能が付いていて利便性に優れており、小型でありながら高画質な動画を撮ることができます。

ただ、やはり得手不得手はあるようで、GoProの使用に向いている状況・向いていない状況は結構出るカメラだと感じました。

具体的には、屋内でのちょっとしたホームビデオを撮りたい時や、小さい物や細かいものを寄りで記録したい時なんかは、GoPro以外の例えば一眼レフカメラのようなものを使用した方が良いのではないかと思います。

反対に、屋外でのアクティビティ時の様子や、定点でのタイムラプス動画の撮影、動き回っている時の一人称視点の動画などを撮りたい時などは、GoProが大活躍するはずです。

もしGoProの購入に迷っている人がいらっしゃいましたら、自分はどんなこと・状況で動画の撮影をしたいのかを考えて、GoProが自分に合っているかどうかを検討していただけたらと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。