どうもたかしです。
ついに、ついに……ついにッッ!!
土地の引渡しが完了しましたッッッッ!!!!
たかし
ウオオオオオオオオオオオッッ!!
小屋根ちゃん
うおおおおおおおおおおっっっ!!
このブログを立ち上げて既に8か月以上……延期を延期を重ねてきた土地の引渡しが3月29日にとうとう行われました。
という訳で、今回の記事では土地の引渡しの様子を、後悔できる範囲でお伝えしていきたいと思います。
土地売買のやりとりはどんな感じだったのか、何か問題は発生しなかったのか、土地の現地確認で何か変わったことはあったかなどなど。
今後小屋暮らしの土地を購入したいとお考えの方のご参考に、この記事がなればと思います。
それではやっていきましょう。
記事が見つかりませんでした。
①事前に用意した物
土地の引渡しに際して、事前に準備しておいた物が以下の通りになります。
- 現金(大量)
- 実印
- 住民票の写し
- 印鑑登録証明書
一つずつ解説していきます
1.現金(大量)
今回、土地売買にかかる費用がまさかの現地(不動産屋事務所)での現金手渡しでした。
いや、現金手渡しでも問題ないぐらいの額しかないからってわけではないですよ。少なくともATMの一日の限度額を引き上げないと用意できないぐらいには大量の諭吉が必要な額でした。
ちなみに用意した費用の内訳がこんな感じ
- 土地代
- 固定資産税
- 登記費用
- 農地転用費用(なぜかこれだけは振り込み)
- 仲介手数料
- その他購入経費
これら細かい費用をすべて現金で、しかも物によっては1円単位で僕が準備しなくてはならなかったので、その労力がそれなりにキツかったですね。
今回初めてATMで限度額を上げて引き出しをしたんですけど、もう現金が出てくるまでの「シュパパパパ」が超長いんですよ。明らかに「大量の現金引き出してますよ」感が出ちゃってて、周りに普通に人もいるもんだから変な汗出まくりでしたね。
いやほんと、大量の現金なんて持ち歩くもんじゃないですよ。ファミレス入ってドリンクバーすら碌に汲みに行けないですから。
こういう土地売買のやり取りでその場で現金決済って普通なんですかね? 何か現金払いを要求してくるのってあまり良い話を聞かないんですけど……。
2.実印・印鑑登録証明書・住民票の写し
実印は元々車の購入時に登録してあったので、役所で印鑑登録証明書と住民票の写しをそれぞれ発行してもらいました。
それぞれ有料で1通ごとに発行手数料がかかります。役所に行って申請書を書いたら身分証明になる物と一緒に窓口に出して、後は発行してもらって受け取るだけ(印鑑登録証明書には別に発行時にもらった「印鑑登録証」が必要)なのですが……。
ちょうどこの時期って年度終わりの引越しシーズンだったこともあって、役所は超絶激混みでした。最悪です。
恐らく通常の時期だったら10分経たず終わるはずの手続きが結局1時間近くかかりましたからね。
小屋暮らしの土地購入をお考えの方は、年度末以外の時期にずらした方がイイですね。この時期は引っ越し業者も捕まらなかったり割高だったりで全く良いことがありません。
ていうか、僕の土地引き渡しだって当初は12月のはずだったのが延びに延びたせいで混雑に巻き込まれたわけで……何か書いててイライラしてきたな。
昨今ではマイナンバーの普及により、住民票や印鑑登録証明書がコンビニで入手できる自治体が増えてきている……ていうかほとんどそうなって来てるはずなのですが、僕の住んでいる自治体では未だ対応しておりません。終わってますね。
まあ、もうおさらばする自治体なんで良いんですけどね。
ちなみに小屋暮らし予定地の自治体ではコンビニ交付が可能です。やったぜ。
まあ、一番近所のコンビニまで車で30分以上かかるんですけどね。やっちゃったぜ。
②土地売買の様子
用意するべきものを全て揃え不動産屋へ向かうと、僕以外のメンバーは既に皆揃っていてすぐさま土地売買のやり取りが始まりました。
土地売買のやり取りは以下の4人で行われました。
- ぼく
- 売主
- 不動産屋
- 司法書士(登記関係の手続きをする人)
流れとしては特に変わったことも無く以下のような流れで進んで行きました。
- 登記手続き・委任状の作成
- 費用支払い、領収書作成・受容
- その他伝達事項の確認
僕の場合、土地の契約自体は事前に10月時点で済ませてしまっているので、本当に費用受け渡しと最終的な確認事項の伝達だけで事務所での売買のやり取りは終わりましたね。全体で30分ちょっとぐらいだったと思います。
変わったことがあったとしたら2つ。
まず一つ目は、現金がきちんと数あっているかどうかの確認がめちゃ長かったことですね。
なにせ超大量の諭吉ですから、特に一番量が多かった土地代を数えていた売主さんはめちゃくちゃ大変そうにしてました。本当、何で現金にしたんだよ。
二つ目は固定資産税に関する話ですね。
今回、固定資産税に関しては「売買の場で僕が売主さんに支払った額で、売主さんが納める」といった形になったのですが、聞くところによるとまだ固定資産税の評価額が決定しておらず、今回支払った額は前年度の物を参考にした見積額なので後から変わる可能性があるということです。
普通は売買の際事前に法務局のお役人が物件を調査して固定資産税の評価額を付けることになっているはずなのですが、売買契約日の2~3週間前に現地を見たお役人が「現在工事中みたいなので、また完成してから評価します」と言ったとのこと。
工事中? ……妙だな。
確かにここ最近は浸透層を作ったりアニマルフェンスを設置したりと色々作業してはいましたけど、その程度で「工事中」扱いになっちゃったら、これからもうずっと「工事中」ってことになってしまいますけどね。
一体何を見て「工事中」と判断したのか……謎だ。
③現地確認の様子
売買のやり取りを済ませた後、不動産屋から車で30分ほど行ったところにある現地へと向かって、ぼく・売主・不動産屋とで土地の最終現地確認を行いました。
1.これまで入れなかった小屋の確認
その際、これまで長らく入れずにいた空き家の横にある作業小屋的な建物の鍵を貰いました。ひゃっほう。
ここ、ずっと中に入りたかったけど鍵がかかってて無理だったんですよね。
さあ、いざ中に入ってみると……
おおっ、草刈り機欲しかったんですよね~ ってその前に……
いや、壁!!
めちゃくちゃヤバそうな文字列が書き並べられてるんですけど……
しかもこの時一緒に売主さんもいますからね。全然気にしていない風でしたけれども。
売主さんにとってこれらはきっと輝かしい過去の思い出ということなんでしょう……なんかグループの看板プレートみたいな奴「ちょっとこれだけは……」って持って行っちゃいましたし。
また更にもう一つ気になるのが……
イヤアアアアア!! ペンキ缶再び!?
これまで散々空き家の片づけでペンキ缶に悩まされてきて、やっと全部処分したと思ったのに……ひええ。
売主さん、「余ってるんで使っちゃってください!」何て言ってたけど……いや、グループの看板プレートと一緒に持って行っちゃっていいのよ……?
まあ、またその内処分しようと思います……。
小屋内には電気も通っていて、問題なく使用もできたのでかなり利用価値はありそうです。なんならここを本格的に作業小屋にしてもいいかも。
ただ一つ問題なのは天井が雨漏りによって崩落していることですかね……。
床の状態を見るに今現在は雨漏りしていないっぽいんですけど、いつかは補修する必要がありそうです。
電気も、1/3だけ付きました。何だこの形の電灯は。
2.その他土地状態の確認
その後、今回売買した土地がどこからどこまでに当たるのかを確認したのち、その他土地に関する情報をいくつか教えてもらいました。
まず土地に流れている沢ですが、こちら下流の方では集落の農業用水として使われているということで、ここをせき止めるようなことをしてしまうと問題になると教えてもらいました。
関係ないのですが、この日ギリギリまで結構な量の雨が降っていたので、増水がかなり凄かったです。いつもの水量の10倍近くにはなっていました。
また、購入した土地は一部崖上に切り立った台地の上に当たるのですが、そこを獣が行き交いすることにより土がどんどん崩れ、道路の方にまで溜まってきてしまっているのだそうです。
上記写真の場所も、本来で言えば道路の道幅が土で覆いかぶさっている部分まであったはずだと言っていました。
なんとこちらはイノシシが駆け上がっていった跡なのだそうです。
また、斜面に無数に生えている植物なのですが、こちらを伐根までしてしまうと斜面自体がさらに脆くなり、崩落の危険性が高まるということで、やっても茎を切るぐらいまでにした方がイイとの話もいただきました。
うーん、これはなかなか根気のいる土地の開拓を進めて行く必要がありそうですね。
④まとめ
今回は土地引き渡し時の、売買のやり取りや土地状況の最終確認などの様子をお伝えしていきました。
とにもかくにも、これで小屋暮らし予定地が完全に手に入ったことになります!
今回の記事で土地の売買額や、桑石井全体像なんかもお伝えしようかとは思ったのですが、ちょっと長くなりすぎるのでまた改めてお伝えしていきます。
今後はとりあえず土地整備を進めつつ引っ越しをしていき、引っ越しが完了した時点で小屋の建築の方に移っていく予定です。
なのでしばらくは仮拠点として空き家の方で寝泊まりすることになるとは思うのですが、実際空き家に暮らしてみたらどんなことが起こるのか、どんなことが気になって来るのかなど改めてお伝えしていくつもりです。
これからが小屋暮らし開拓の本番です。
皆さま、長らくお待たせしましたが、これからの小屋暮らし開拓にぜひご期待ください。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。