どうも、たかしです。
5月に入って既に1週間がたっていて今更なんですが、実は現在小屋暮らしをしている土地に引っ越したのが去年の4月末だったので、この土地に引っ越してきてから1年が経過していました。
小屋が完成したのはそれから3か月後の7月末のことだったので、小屋暮らし自体の1周年はもう少し後なのですが、この山奥という環境に身を置いてから既に1年が経過していたということで、なかなか感慨深いものが在ります。
なんたって1年ですからね。季節は1年の間に巡る訳で、一つの場所に1年住むことができたならば例外的な出来事が無い限りはその後3年でも10年でも過ごせるということがある種実証されたとさえいえるのではないでしょうか。
さて、この1年の間で実に様々な小屋暮らし開拓を進めてきまして、実際の所現時点で山奥小屋暮らしの住環境に残っている不満点はほとんど無かったりします。



本当に後残すところは月々の生活費をどうやって賄うかぐらいで、月5万ちょっとぐらいの安定した収入さえ確保できるのであればこのままこの土地で人生を全うしてしまっても構わないと言ってしまっていいぐらい、現在住環境は安定してきているんですよね。
そりゃあ真夏・真冬は厳しいですし、病気になりでもしたらヤバいんですけど、それが人生だろって感じですし……。
とはいえ、実は今現在でも唯一「これだけはちょっと何とかしたいな……」って部分があります。それは「風呂場環境」です。

今現在の風呂場環境は、もともと空き家に合った浴槽を引っ張り出し、そこに排水を全部まとめ、かつその中で電気ヒーターで沸かしたお湯をバスポンプシャワーで浴びるというなかなか奇天烈な方式なのですが、これをちょっと変革したいなと思っています。
というのも、この風呂場自体に不満があるというよりは、「せっかく山奥空き家で過ごしているんだから、もっと開放的に風呂に入りたい」という、より愉快な風呂場環境にしたいという思いがずっとあるんですよね。

風呂場がある空間の目の前は、最近気合を入れて整備している庭があります。
せっかく風呂場の前にこんな素敵な景色があって、誰かに覗かれる心配の全くない環境で生活しているのに、こんなに閉鎖的な環境で風呂に入っているのは余りにももったいないなと。

という訳で今回は、もともと浴槽が置かれていて恐らく前住人が風呂場として使用していたであろうこちらのスペースを改造し、浴槽に浸かりつつ庭を望むことのできる風呂場を作っていきたいと思います。
第一回となる本記事では、現在風呂場に設置してある床を解体していき、現在この場所の地面がどのようになっているのか、床材はどのような物なのか観察していきます。
それではやっていきましょう。
その他DIY記事
①解体の様子

まずは風呂場の床になっているこちらの部材を外していきます。
これがそもそもどういった素材なのかよく分からないのですが、恐らくはプラスチック製のデッキ材?(ベランダに敷いたり、屋外で置いて簡易足場にしたりする)なのかなと思います。

下を覗くと、地面の上にコンクリートブロックをモルタルで固めて土台にしてあり、その上にアルミ製の鉄骨のような部材を渡し、そしてデッキ材が固定してあると言った感じになっていました。
鉄骨もコンクリートブロックにモルタルで固定してあったので、まずはそれを外していこうとしたのですが……

タガネでモルタルを砕いて鉄骨が簡単に取り外せるかと思いきや、想像以上に固く、かつ反対側の壁に面している方はタガネで砕くことも難しいため、先に鉄骨からデッキ材を取り外すことにしました。

デッキ材の方も鉄骨にビスで打ち込まれているっぽかったので、ビスの頭がどこにあるのか探していたところ、一部分がめくれるようになっているのを見つけまして……

その下にビス頭が隠れていました。

ビスを外す箇所が数点あったので、それらをすべて外していくと……

デッキ材が外せました。デッキ材は1枚の板で形成されていたのではなく、何枚かのピースがパズルのように組み合わさって1枚の板になる形式の部材でした。

地面がはっきり見えるようになったので観察してみると、画像奥側に向かって地面がどんどん凹んで行ってしまっていて、モルタルがもはや浮いてしまっていたのが分かります。

足で踏むだけでグラグラしてしまうほどで、この状態でそのままこの基礎を流用するのはちょっと危険のような気がします。

地面に土管が埋められていて、ここから水が出ていって土地の斜面の方に流れるようにしていたようですが、その際に土も一緒に流れてしまってこのようにモルタルだけが浮くようになってしまったという状態なんじゃないかと思われます。

鉄骨の方もモルタルを砕いてコンクリートブロックから取り外していきました。

2段になっている下側の方も全く同じやり方で固定されていましたので、同様に取り外していき……

これで全ての解体作業が完了しました!
②今後の作業予定
今後の作業は大きく以下のような流れで行っていく予定です。
- 地面の整地
- 基礎の作り直し
- 床材の取り付け
- 排水の整備
- 窓の作成
風呂場改造を行っていく上で、基本的には既にある資材を流用して、新設する物は少なく改造をしていきたいと思っています。
今回取り外したデッキ材はまだまだ使えそうな状態ですし、基礎のコンクリートブロック・モルタルに関しても、地面の凹みを修正さえすれば解体しなくても引き続き基礎として使用していけるんじゃないかなと。
やっぱり使えるものは使っていかないと、資金も潤沢にある訳ではありませんので。
③次回「整地編」へ続く
今回は風呂場の改造に向けて、現在の風呂場を解体し、今後の改造計画を考えていきました。
次回は今現在土が流出し大きく凹み、モルタル基礎との間に大きくすき間が空いてしまっている現状の地面の状態を是正するため、整地作業の方をしていく様子をお伝えしていきます。
また次回、お楽しみに。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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