どうもたかしです。

先日ご紹介させていただいたコオロギ料理「お餅チーズ入りじゃがコオロギガレット」が、コオロギ料理としては珍しく大成功に終わった訳ですが……

外カリ、中ホク、トロトロモチモチの神料理

その記事をご覧になった炎の料理人「T先輩」が、お褒めの言葉と共に更なるコオロギ料理への提案をしていただきました。

という訳で今回は、この寒い季節に食べたい料理No.1「コオロギおでん」を作っていきます。

おでん出汁で作るだけだと「コオロギおでん」が過剰表現になってしまいそうなので、オリジナルおでん具材として「コオロギ団子」も作って食べてみました。

T先輩考案の「コオロギおでん」の実力やいかに!?

やっていきましょう。

①食材紹介

コオロギ団子素材
  • はんぺん
  • コオロギパウダー
  • 塩・コショウ
おでんつゆ素材
  • コオロギパウダー
  • 白だし
おでん具材
  • 大根
  • おでん種

このレシピは、T先輩のアドバイスとこちらのページを参考にしています。

おでん種は、具材がすでにある程度揃っていて、かつおでんつゆが別袋になっている物を選びました。

最初からおでん露の中に入っているものだったり、既に煮込み終わっていて温めるだけのレトルトのものだったりが意外と多くて、なかなかおでんつゆ別袋の物が見つからずに苦労しました。

おでん種の中に大根が入っていなかったため、大根は別で購入しました。やっぱりおでんには大根が無きゃね。

②調理行程

1.出汁をとる

約大さじ2分のコオロギパウダーを出汁パックに入れ、水約1Lに投入し、中火にかけます。

そのまま沸騰して来たら、10分ほど煮込んで出汁をとっていきます。

沸騰してくるとアクが出てくるので、マメに取りのぞいていきます。

見た感じだと、沸騰してから5~6分も経てばしっかり出汁が取れているように見えましたが、念のため10分しっかり出汁をとりました。

しっかり煮だした後のコオロギ出汁です。茶色くなって、コオロギの出汁が染み出しているのが分かります。

2.大根の下処理をする

コオロギ出汁が完成するまでの間に、大根の下処理を済ませておきましょう。

皮をむいて分厚く切ったら終わりなので、あっさりとした処理は終わります。噂によると隠し包丁なる処理をしておくとより味がしみ込むらしいのですが、おでんの作り方を調べるうちに「隠し包丁は無意味、今すぐやめろ」みたいな過激な記事を目にしましたので今回はただ輪切りにするだけにとどめておきました。

3.白だしでおでんつゆの味を調える

コオロギ出汁に100mlLほどの白だしを加えます。

白だしの中には「昆布や鰹節の出汁」に加えて「醤油、みりん、砂糖などの調味料」も添加されているため、これ単体でも十分おでんつゆの味付けをすることができます。

味見をしてみましたが激ウマです。白だしは神。

どうせこの後色々な食材を煮込んで味は変化しますので、細かい味の調整をしたりはしませんが、絶対に味が濃くなることは分かっているので若干薄めの味付けにはしておきました。

4.大根を下茹で

大根を投入し、弱火で20分ほど下茹でしていきます。

大根の味がつゆに染み込んで味が変化してしまうため下茹では別でするべきというレシピもあったのですが、今回はより大根にコオロギ出汁の味を染み込ませるために、おでんつゆでそのまま茹で始めることにしました。

5.コオロギ団子を作る

大根を下茹でしている間に、コオロギ団子を作っていきます。

まずははんぺんを手でにぎにぎしながらミンチ状にしていきます。

素手はちょっと……という方はマッシャーや泡だて器のような調理器具をご準備ください。

続いてコオロギパウダーを大さじ2ほど、塩・コショウを少々振りかけて混ぜていきます。

つなぎとして卵白を投入し混ぜます。

ぱっと見卵白無しでも十分成形できそうな感じではありましたが、実際調理すると若干身が崩れてしまっていたので、やはり卵白は混ぜておいた方が良いと思います。

ちなみに黄身は使いようが無かったので、醤油をかけてそのまま食べました。

卵白が十分染みわたったら、手のひらでお団子状に形成していきます。

この時、ハンバーグよろしくぺちぺちしながら空気を抜いて、身が崩れてしまわないようにしましょう。

画像はありません。撮影し忘れました。

6.一旦冷ます&コオロギ団子投入

大根の下茹でが終わったら、火を止めて1時間ほど冷まします。

その際、コオロギ団子を投入しておきます。

こうやってゆっくりとコオロギ団子に火を通すことで身崩れが起きないようにし、また大根にもより味がしみ込んでいきます。

7.おでん種を投入して煮込む・寝かす→完成

おでん種を投入し、20分間弱火で煮込んでいきます。

具材によっては煮込み過ぎると身が崩れてしまうものもあるため、煮込み時間に応じて途中から投入します。今回の場合がんもどきは残り8分、棒餅天は残り2分になってから投入しました。

煮込み終わった後、フタを落として更に20分間寝かせます

この工程は特に必要は無いと思いますが、より味がしみ込んでイイ感じに火が通るのではないかと。

コオロギおでん、完成です!!

③試食

お皿に盛って、早速いただきます!

まず真っ先におでんつゆをいただいてみましたが、めちゃくちゃ美味いです。白だしの本格的味わいが、まさしくおでんのうま味と言った感じに仕上がっています。

ただ、コオロギの味がするかというと、白だしの味に紛れているのか、はたまた負けてしまっているのか、ほとんどわからなくなってしまっていました。いや、本当に。

あれだけ濃厚なコオロギ出汁が取れていたはずなのにまさかこんなことになるとは思わずビックリです。美味いのは美味いのでそれを喜ぶべきなのかどうなのか、複雑な気分です。

続いて大根をいただいてみました。

美味い!! のですが、若干味が薄いかも……? もっと寝かせて味がしみ込んだらより美味しく感じるかもしれませんね。

まあ、おでんつゆが美味しい訳ですから、大根が美味しいのは当たり前ですね。

さて、ここで注目の「コオロギ団子」をいただきます。

そのお味はというと……うおお、めちゃくちゃコオロギの味がします。

出汁の方は全然コオロギ感が無くなってしまっていましたが、こちらはめちゃくちゃコオロギです。美味しいかどうかというと……うーん微妙。

やっぱり食感がどうしても気になってしまいますね。なんだかコオロギパウダーがザラザラと舌に纏わりつくような感じで、決して食感が良いとは言えません。おでんの具といったら食感が抜群な食材ばかりですので、なおさら気になってしまいます。

やっぱりコオロギと「茹で」「煮込み」調理は相性が悪いのではないかと思います。おでんの具に使うのであれば事前に揚げるとかしておいた方がいいかもしれません。

ごちそうさまでした!

コオロギ団子はともかく、おでんとしての完成度は全く文句なしの最高の料理でした。

④まとめ・感想

今回はコオロギ出汁から作った「コオロギおでん」と、その具としての「コオロギ団子」を作って食べる様子をお伝えしてきました。

コオロギおでん自体は、白だし様のおかげで最高に美味しいおでんつゆができ上がったため、普通に美味しいりょうりになりました。ですが、「コオロギ団子」に関してはやはり食感面での問題を感じ、素直に美味しいとはいいきれないものになってしまいました。

コオロギ出汁に関しては、まさかここまで目立たなくてしまうとは思わず軽くショックでしたね。出汁をとっていた段階ではかなり色濃くコオロギの香りが漂ってきていたので、絶対クセの強い料理になると思っていたのですが……白だしが全てを覆いつくして普通に美味しい料理にしてしまいました。

コオロギ団子に関しては課題の残る結果となりました。「お餅チーズ入りじゃがコオロギガレット」を食べた時にも思い知ったのですが、やはり料理において食感というものはウェイトが非常に大きいです。「茹で・煮込み」でコオロギを調理すると、どうしても食感が悪くなってしまって味が美味しいかどうか以前の話になってしまうんですよね。

コオロギをおでんの具として使うためには、パウダーをはんぺんに練って団子にしてなお食感が気になってしまうので、更なる工夫が必要だと感じました。

また次回コオロギを「茹で・煮込み」で調理する際には、事前に揚げるなり焼くなり、もしくはコオロギの原型が分からなくなるぐらいぐでんぐでんに煮込みまくるなり、もっと強烈な下処理方を試してみたいですね。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。