どうも、たかしです。

さて、年も変わりしばらく経ってしまいましたが、今回は以前の記事でも軽く触れた「地域町内会で持ち回りで行っている年越しの神社番」をした時の様子についてお伝えしていきます。

本来であれば年明けすぐにご報告できた方がタイムリー感があって良かったんですけどね……ちょっと年明け前に行っていた作業分のストックを消費したり、今年の目標発表なんかしていたらどんどん後回しになってしまいました。

去年の年の瀬は風邪をひいてしまい、僕自身「もしかしたら行けないかもな……」と残念に思っていたのですが、奇跡的に(?)前日の30日には熱も下がって活動できるぐらいには元気になりましたので、無事この度年越しの神社番を経験してまいりました。

今回の記事では山奥の夜に怯えつつも神社に向かい、年越しの瞬間を迎えるまでどのように神社番をして過ごしたのかについてお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①神社に到着するまで~恐怖の夜道~

神社番の役割のある人たちは神社に23時に集合と言うことで、(実は)神社の最寄りに住んでいる僕は22時45分から小屋を出て支度をし、神社へと向かいました。

当然寒いことが予想されましたので、寒さ対策として上半身は5枚の重ね着(肌着・Tシャツ・ジャケット・ウィンドブレーカー・ジャンパー)をし、下半身はズボン二枚重ね、靴下は二十+足先にカイロ、手には極厚手袋という超耐寒装備で出発しました。

小屋から神社までは大体徒歩で500mぐらいの坂を登っていくことになるのですが、その間街灯は全くありません。そして当然山奥ですので民家の灯も0。つまりは真っ暗なのです。

超怖いです。

もちろん明かり0で出歩くわけはなく、ヘッドライトを装着して神社へ向かったわけですが……どこに獣がいるか、そしてどこから出て来るか分かった物じゃなく、とにかくもう恐怖でした。

昼間あれだけ見慣れている敷地の様子が、夜だと全く違ったものに見えます。

農地の防獣ハウスのパイプが怪しく光っています。積み重ねられている雑草が、何か得体のしれない巨大な獣に見えます。

こ、怖すぎる……。

神社へ続く山道を登っていきますが、左右は深い杉林で、ヘッドライトをもってしても奥まで照らせぬ暗闇です。

「車で行けばよかったの」と思わなくもないですが、昼間でさえ細くて怖いこの山道をこんな夜中に行くというのはそれこそ脱輪でもしないか気が気じゃないので、どっちもどっちと言った感じですね。

暗闇のはるか向こう、火が焚かれている明かりが見えてきました。どうやら僕よりも早く他の方が来て先に火をともしてくれていたみたいです。

一気に安心しました……ちなみに上記画像ではヘッドライトをオフにしています。ヘッドライトが無いとマジで何も見えなくなります。

②年越しまでの神社番の様子

年越しまでの時間、神社番では以下のようなことをして過ごしました。

  • 火が消えないよう焚き木管理
  • 神社の飾りつけ
  • 雑談

クソでか雑談失礼いたしました。ですが、実際問題やっていることはほとんど火を囲んで雑談するだけでしたね。

何といっても、今回神社番以外に年越しで神社にお参りに来た人が総勢3名(うち一人は現町内会長なので実質義務)という壮絶ぶりですから、もっとたくさん参拝客が来るのであればその人たちとの挨拶だったり、甘酒やその他年越しお土産を振舞ったりと色々あるのでしょうが……マジでほとんどやることはありませんでしたね。

まあ、これは恐らく今回の神社番係が僕含むご近所さんたちで、そしてそのメンバーこそ数少ないこの神社へ年越しのお参りに来る人達なので、結果的に参拝に来るメンバーが減ってしまった……と言うことだと思いたいですけどね。

心配していた寒さですが、前述したように基本的にずっと火を囲んで雑談しているだけでしたので、全然寒さを感じることは無く、むしろ軽く汗をかくぐらいでしたね。

この日は幸いそこまで気温が冷え込むことも無く(3度ぐらい)、奇跡的にほとんど風も無かったので、本当快適な年越し神社番になりました

そして時刻が12時を回ると、その場にいる全員で神社へ改めてお参りをし、その場は解散となりました。あっという間でしたね。

神社飾りの片づけをして、いくつか余った甘酒屋その他お土産を頂き、初の神社番は終わりとなりました。

③まとめ

頂いたお土産

今回は人生初となる年越しの神社番をした際の記録をお伝えしていきました。

特に変わったことがあった訳でも無く、ただただ火を囲んで雑談をしてきただけだったような気がしますが、お土産もたくさんいただいちゃいましたし、何よりたくさんの人と火を囲んで雑談するということもめったに無いことですから、とても楽しくて行ってよかったなと思いましたね。

今年神社番だったということで、たぶん持ち回り通りであれば次神社番になるのは2年間が空いて3年後ということになると思うのですが……来年はどうしようかな。普通に個人で参拝しに行ってもいいかもしれないですね。

何といっても最寄りですから。地域で一番……というか何ならこの世で一番件の神社の近くに住んでいる男が僕ですからね。それがお参りに行かないというのも何とも罰当たりな感じがしないでもありません。

まあ、大みそかに特に用事が無ければって感じですかね。

来年の大みそかは僕は一体どうなっているんだろうか……小屋暮らし辞めてないと良いですけどね。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。