どうも、たかしです。
今回は久しぶりに、小屋作成時の端材やこれまでの解体で出た廃材を使って、とある物をDIYしていきます。
それは「高床式・屋根付きカメラ撮影小屋」です。

以前、庭に侵入するアナグマの姿を捉えようとGoproを使って夜通し撮影をしていた時は、上記写真のようなおざなりな環境で行っていました。
これでも不可能ではないのですが、屋根がちょっとお粗末すぎて、風が吹いて飛んで行ってしまったり、大雨が降ってきてしまうとカバーしきれなかったりと色々問題があったんですよね。
アナグマの締め出しは完了しましたのでもう庭の撮影は必要が無いのですが、今後も土地を開拓していくに際して夜間に出入りしている動物の様子を観察するという機会はちょくちょくあるのではないかと思います。
そこで今回は、これまでのような間に合わせの環境ではなくきちんとした状況でカメラ撮影ができるようにするため、DIY で屋根付きでしっかりとした作りのカメラ撮影小屋を作成していきます。
それではやっていきましょう。
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①作成作業の様子
1.床板の作成

まずは適当な板材と適当な合板の端材をカットして、組み合わせて床板を作ります。

所詮はカメラと三脚が乗ればそれでいいぐらいの役割しかないので、かなり適当です。それでも人が乗ってもギリ耐えられるぐらいの強度にはなっています。
2.穴付き脚の作成
続いて床板に取り付ける脚を作成します。

こちらは元々は小屋の壁材に使用した杉野地板の端材です。

こちらをカットして4つの板材にして……

ビスで組み立てて直方体にしていきます。

ここでポイントとなるのが、このように組み立てることでただの脚ではなく穴付きの脚になるということです。
今回はどんな環境下でもしっかりバランスをとってカメラ撮影ができるよう、この穴に地面に突き刺したパイプや支柱を差し込むことでしっかりと固定することができる「高床式」になればと考えています。

4つ作成した足を床板に取り付けました。
どのように高床式として自立するのかはまた後で完成後に実際に試してみます。
3.屋根を付ける

夜間撮影で最も恐ろしいのは、突然の雨でカメラもライトもずぶぬれになって壊れてしまうことです。
もちろん、夜間に雨の無い予報の時に撮影を基本的にはするのですが、それでもやはり山の天気は変わりやすい物で突然通り雨が降ることも、特にこの時期はあり得ますからね。

これまた適当な板材を支柱に、その先に適当な下地材を取り付けました。

その上からトタンの波板を被せて屋根材にします。
こちらのトタン波板は、半露天風呂場をDIYした時に取り払った外壁トタンの一部です。何かに使えるかもと思い取っておいたのが幸いしました。
やはりもったいない精神は大事ですね。場所取るけど。

波板用のビスで下地材としっかり固定したら……

端材と廃材で作った「高床式・屋根付きカメラ撮影小屋」の完成です!
②実際に設置してみる

カメラ撮影をしたい場所の地面に、掘っ建て基礎となる竹を4本脚の幅に合わせて、高さを揃えて打ち込みます。
それなりの長さと太さであれば、基礎は何でも構いません。園芸支柱とかでも大丈夫だとは思いますが、地面の硬さによってはもっとちゃんとしたパイプが必要になるかも。

そうしたら、脚の穴をその基礎に突っ込んで、これでカメラ撮影小屋の設置が完了です。

この方式のメリットは色々あって
- 高床式で返しがあるので、虫とか(特にマダニ)が登ってきづらい
- 掘っ建ての基礎でしっかり固定されているので、動物にぶつかったり風で飛ばされたりと言った心配が軽減される
- 基礎さえ刺すことができれば、凸凹した地面やのり面などでもしっかりバランスを取ってさつえいすることできる
等々、自分の中ではなかなかの発明なのではないかと思っています。
③まとめ
今回は端材と廃材を使って、高床式・屋根付きのかめら撮影小屋を作成する様子をお伝えしていきました。
突貫で、有り合わせの材料で作成したにしては、それなりに実用的な物が完成したんじゃないかと思います。
今後はこのカメラ撮影小屋を使って、土地の中の色々な場所の夜間の様子を撮影していくのも面白いんじゃないかなと思っています。
そのうちYOUTUBE動画でその映像も公開しようと思っているので、お楽しみに!
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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