どうも、たかしです。

春になり、今時分ぐらいが年に2回訪れる非常に過ごしやすい季節に入ってくるのかなと思うのですが、実はもう既に小屋の中は日によってはかなりの暑さになってしまっています。

なぜならば、室内空間の狭い小屋の室温は太陽による日射熱の影響が大きく、ピーカン晴れ&気温が20度越えぐらいだったらそれだけで、夕方頃には小屋の室温は30度を超えてしまうことが当たり前に起きるからです。

小屋が完成した去年の夏は特に猛暑で、小屋の中はスポットクーラーをガンガンに回しても昼過ぎには30度を超えてしまうという厳しさでした。

流石にまだ5月ということでスポットクーラーを出動させてはいないのですが、このままだとあまりの日射熱による室温上昇に、スポットクーラーを稼働せざるを得なくなってしまうかもしれません。

そうなると電気代が厳しいので、できるだけスポットクーラーはまだ使わずにいたい……。

そもそもこのままだとまた去年の二の舞で、スポットクーラーをどれだけガンガン回しても暑いままでしかも電気代も半端ないという事態に陥ってしまいます。

という訳で今回は、小屋に新しく断熱材付きの天井を仮設することで少しでも日射熱による室温上昇を抑えることができないかどうか試していきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①材料紹介

今回仮設天井に使用するのは、こちらのプラダン(プラスチックが段ボール構造になっている、仮設パーテーションや引っ越し時の養生などに使われる資材)と、根太として使用するつっかえ棒。

そして、小屋建築時に余ってしまった大量の断熱材の端材です。

端材なのでサイズも断熱材の厚み自体もまちまちですが、今回はあくまで夏の間の仮説として使用する天井なので、そのところは適当でも良いかなと思います。

②作成の様子

1.プラダンの切り出し

プラダンのサイズがそのままだと90㎝×180㎝とやや大きすぎるため、まずは天井に渡せるサイズに切り出していきます。

つっかえ棒を天井に渡してサイズを写し取り……

そのサイズより若干小さめになるようペンでプラダンにマークします。

そしてカッターで切り出します。

プラダンは薄いプラスチックが段ボール構造に組み合わさっていることにより強度を出している資材なので、簡単にカッターで切り取ることができます。

この状態で天井にちゃんと渡すことができるかどうか試していきます。

まずはつっかえ棒を二本天井に渡して……

その上に乗っけるようにしてプラダンを設置します。

つっかえ棒は壁に押し付けて文字通りつっかえさせている訳では無く、僕の小屋は2×4工法で壁パネルを4辺に立てる形で成り立っているため、その壁パネルの上につっかえ棒を置いて渡しています。

そのため、普通に壁につっかえさせてプラダンが乗っけられるかどうかは分かりません。断熱材まで取り付けちゃったら厳しそうですけどね。

ただ、無事に渡せたのは良いんですが、天井サイズギリギリだと取り付けが非常に大変で不便です。

今はプラダンが曲がるため何とか取り外しできていますが。ここに断熱材を取り付けるとこうはいかなくなります。結果、天井に渡すことさえできなくなってしまうかもしれません。

どうしようか考えた結果、プラダンを更に半分に切り出してより小回りが利くようにすることにしました。

こうすることで狭い小屋内でもそこまで苦労することなく天井にプラダンを渡すことができるようになりました。

2.断熱材の接着

プラダンの切り出しが完了していよいよ断熱材を取り付けていくのですが、ここで悩んだのがどのように断熱材とプラダンを接着するかということです。

断熱材はポリスチレンという発泡スチロールと同じ素材でできており、一般的な接着剤だと溶けてしまう恐れがあります。そのためそれ専用の接着剤が必要になるのですが、それを大量に準備するとなると結構費用が掛かるんですよね。

そこで、何か今家にある物で接着できるものはないか探したところ……

こちらの、小屋の床材を取り付けた際に使用したボンド「床職人」が良いんじゃないかと思い、使用していきました。

こちらはウレタン樹脂系接着剤という物で、かなり汎用性が高く強力な接着が可能な物になっているみたいなので、断熱材の接着にも使用可能なはずです。

残念ながら、テープで蓋をしておいたというのに先端部分はガチガチに固まってしまって接着剤が出せなくなってしまっていたので……

容器の後ろの角をハサミで切って、そこから出せるようにしました。

かなり適当にサイズ合わせをし、切り出した断熱材を接着剤で固定していきます。

はみ出してしまった細かい部分は後からカットすることにして、とりあえずちゃんと接着剤が機能するかどうか確かめてから仕上げをしていくことにしました。

余っている断熱材は「小屋の屋根」「床」「壁」に使用した物の余りで、それぞれ厚みが違うのですが、構わず組み合わせながら接着していきました。

1枚のプラダンを2枚に切り出した物を2セット。計4枚の仮設天井を作成していきました。

3.乾燥

一回、接着してから2~3時間ほどでくっついたかどうかチェックしたら全然ダメだったので、接着には時間がかかるのかもしれないと思いとりあえずしっかり圧着させて1日放置することにしました。

まあ、まだ本格的に暑くなるまでには時間がありますので、のんびりやっていこうかなと。

全部が全部厚みが一定だったら、4枚すべて重ねて上から板を乗せて……で良かったのですが、ここで厚みを適当に設置してしまったツケが出てしまいました。

上記写真のように、高さが微妙にでも違うと、上からそれぞれ別々に重石を乗せないと圧着できないんですよね。

これが普通に手間だったので、せめて1枚のプラダンに取り付ける断熱材だけでも厚みを合わせておけばよかったなと思いました。

③次回へ続く

という訳で、一晩待ってちゃんとプラダンに断熱材を取り付けてから小屋に仮設置していくということで、次回はいよいよ仮設天井を小屋に設置していく様子をお伝えしていきたいと思います。

というかそもそも接着剤がうまく機能しない可能性もあるんですよね……そうなったらまたまた設置が遅れてしまいますが……まぁのんびりやっていきましょう。

これぞスローライフですね(ちょっと違う?)

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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