※コオロギ引っ越し記事の続きになります。全編通してコオロギてんこ盛りのため、虫が苦手な方はご閲覧には十分ご注意ください。
どうも、たかしです。
現在1000匹以上飼育しているコオロギ飼育環境を丸ごと空き家へと引っ越ししていく企画。今回はその後編になります。
前回の記事では、コオロギ飼育環境の床マットを全て剥がし空き家へと移動させていきました。
今回はいよいよ、こちらの空き家へとコオロギを全て移送していきます。
果たしてコオロギ全てを無事に空き家へ運ぶことができるのか?
移送中に車の中で脱走されるなんてことが起きなかったのか?
やっていきましょう。
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①移送準備
まずは、アパートに残されているコオロギたちをケージごと移送するための準備を進めて行きます。
これらコオロギケージは、現状では脱走されないようになってはいますが、車に乗せて運ぶとなると様々問題ある状態ではあるため、車で運んでも大丈夫なように色々と工夫する必要があります。
まずは一番大きな「成虫用メンテフリーケージ」の中の水場と餌皿を取り除いておきます。
こちらのメンテフリーケージはケージの底がネット上になっており、糞だけが下皿に落ちて掃除がしやすくなっている構造のケージなのですが、それ故に中で水や餌がこぼれたりしたらそれらも全て下皿に透過してしまいなかなかの大惨事となってしまいます。
移送させるだけの間であれば水・餌抜きでもコオロギは十分に耐えられるため、これらを取り除いておいて万一の事故の発生を防ぎます。
また、コオロギを運ぶさい他の荷物も一緒に詰め込んで、できるだけ車内でケージが動いてしまわないようにしました。
幼虫用のケージは基本蓋は開けっ放しにして通気性を持たせるようにしていますが、流石に移送時にはフタをしておきました。中が蒸れてしまわないかが心配ではありますが、一時的であればそこまで問題は無いはずです。
さらに、コオロギケージに関しては全てガムテープで固定をして動かないようにしてあります。
万が一にも、中でケージが倒れて中でコオロギの大脱走が始まるなんてことは起きないようしなくてはならないですからね。
移送に際しては、現在飼育中のヤモリも一緒に引っ越しをすることにしました。
餌がコオロギの幼虫ですからね。致し方ありません。
ちなみに移送中の車内ですが、マジで気が滅入るぐらいに臭いです。臭すぎます。
コオロギの飼育臭にある程度慣れている僕ですら、一回マクドナルド休憩を挟まなければ真面目に頭が痛くなっていたレベルで臭いので、窓は当然開けっぱなしです。
そういった意味でも、ある程度暖かくなってからの引っ越しがやはりおすすめです。
②引っ越し完了・飼育環境セット
臭いは本当気絶しそうになるぐらい酷かったですが、特に問題なく空き家への移送が完了しました。
幼虫ケージに関しては餌も水場も投入したままだったので、中でひっくり返っていないかが割と心配だったのですが、シェルターがつっかえ代わりになっていてしっかりと挟まっていたため問題ありませんでした。
成虫のケージに関しても、コオロギが脱走してしまっているといった問題は発生していませんでした。
空き家の寝室の窓から全てのコオロギケージを持ち運び、ここから飼育環境をセットしていきます。
こんな感じになりました。
こちら、クローゼットの上に全ての成虫ケージがセットしてあります。
こちらのスチールラックには幼虫ケージ+ヤモリ+少量の荷物が積んであります。
ゆくゆくはスチールラック全てに幼虫ケージが入る予定なので、ラックの幅は幼虫ケージが丁度入るぐらいに調整してあります。
以上で全ての引っ越し作業が完了しました。
③まとめ
今回は空き家の寝室へコオロギの飼育環境を全て引っ越ししていく一部始終をお伝えしていきました。
結果としては特に問題が起きることなく引っ越しを完了させていくことができましたが、これでも飼育しているコオロギの数をもともと3000匹ほど→1000匹にまで減らしてるんですよね。
今回何とか1回でコオロギの引っ越しができたので、もっと数が多いとそれだけ往復数も増えて大変なことになりそうだなと感じました。
あとコオロギの臭いですが、引っ越しして早々空き家の寝室は超コオロギ臭くなりました。
もともと空き家自体古い建物なのでかなりカビっぽい独特な臭いがするのですが、それが一瞬でコオロギ臭に上書きされてしまいましたからね。やはりコオロギの臭いは半端ではありません。
この臭いにつられて、空き家中の虫がこの寝室に集まってきたりやしないかと今から怯えています。ゴキブリとかクモとか……。
今後、コオロギを大量飼育したいと考えている方がいらっしゃいましたら、本当臭いだけは覚悟してくださいね。餌にキャットフードを選ぶともうとんでもないですから。
以上で今回の記事は終わりです。
また小屋暮らし生活が落ち着いたらコオロギの販売に挑戦していく予定ですので、その様子なんかもお伝えしていきたいと思います。どうかお楽しみに。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。