どうも、たかしです。
久しぶりのコオロギ記事になると思うのですが、今までコオロギに特に動きがなかったのかというとそんなことはありません。むしろ色々あって、本当に色々ありまして……僕がちょっとコオロギから目を逸らしたくなってしまうほど色々あり過ぎて、今日までコオロギのことを記事にするのを躊躇っていたのです。
具体的に何があったのかというと……
まず相次いだのは「コオロギの脱走」
そして「ウジの大量発生」
からの「コバエ大量発生」
極めつけは「産卵床の大量破棄」です
これだけの事件が同時多発してしまうと、流石に現実を直視するのがキツくなってしまいまして、1時間ぐらい蒸し暑いコオロギ部屋で呆然としてしまうこともあったくらいでした。
何か手を打たなくてはならない……のは分かっているんですが、なかなかコオロギと向き合えない日々が続きまして、問題を放置してしまうこと3日程……。
「コオロギから目を背けてはいけない」「コオロギから逃げるな」
そんな心の声に後押しされて、問題の対策に打って出ることにしました。
今回の記事では色々あった問題のうち、コオロギの脱走対策のために何を行ったかについて書いていきます。
コオロギの脱走能力の高さ、恐ろしさ、それらを封じ込めるための対策などについて書いていきますので、ご参考になればと思います。
それでは、やっていきましょう。
①コオロギの脱走力の高さ
ここ最近はコオロギの脱走力の高さに翻弄されっぱなしでした。
コオロギが脱走できないよう、これまで100均で購入した園芸用のネットを被せていたのですが……
ものの見事に脱走されてしまいました。
なぜかというと……
こちらです。何と、園芸ネットを噛み破られています。
一体どうしてこんなことになるのかというと……
答えは簡単、コオロギはなんとジャンプしてネットに飛びつき、張り付いて、その場にぶら下がることができてしまいます。後はその強靭なあごでネットを噛み千切るだけで、あっさりと脱走ができてしまうというカラクリなのです。
ケースの縁の高さは15cmあるのですが、コオロギにとってこの位の高さはどうやら余裕なようです。基本的に成虫のコオロギのみが脱走しているので、成虫になることで運動能力が飛躍的に上昇するのかもしれません。
成虫になるとコオロギには翅が生えますが、基本的に飛翔能力は無いはずなので、純粋にジャンプ力だけでこれだけの跳躍を見せるのは驚きです。
また、コオロギの顎の力もすさまじく、以前除湿剤にカットした網戸を被せてコオロギのケース内に入れていたのですが……。
なんとこの網戸が破壊され、中に侵入されていたことがありました。
網戸は結構硬いプラスチック製なのですが、かなり広範囲にわたって齧られ破壊されてしまっています。
この異常なほどの跳躍力と、強靭な顎の力でもって、コオロギは並大抵の環境からはあっさりと脱走できてしまいます。
腹が立つのは、脱走したらしたで部屋の隅で勝手に死んでしまっていることですね。どうせ死んでしまうんだから逃げなければいいのに……と思うのですが、コオロギにそんな理屈は通用しません。
というか、自由を勝手に求めて勝手に自滅してしまいがちなのは人間もそうかもしれませんしね。コオロギにばっかりうるさく言うのも違うような気もしてきました。
②脱走対策(かなり本気)
嘆いてばかりいても何も始まらないので、本気でコオロギの脱走対策に取り組むことにしました。
使用するのはもうすっかりおなじみ、鉢底ネットです。
蓋の開いている部分の形にカットし、プラスチック用のボンドで接着していきます。
ケースにはめ込んで、脱走対策は完了です。
同様の処置を除湿剤のケースにも施しておきました。
なぜこれまで鉢底ネットを使用してこなかったのかというと、資金問題が関係しています。
この鉢底ネットですが、1ロール300円します。その上、1ロールで2つ分の蓋の加工しかできませんので、1つ100円で大量に加工することができた園芸ネットと比べてかなり費用が嵩んでしまいます。そのため、できるだけ安く済ませることができないかギリギリを責めてみたのですが……結局ダメでした。
コオロギを舐めていたのが敗因ですね。今後の反省です。
③まとめ
今のところ鉢底ネットを食い破られるような事態にはなっていませんが、この先もずっと大丈夫かどうかは分かりません。
正直、コオロギの顎の力だったら、その気になれば鉢底ネットでさえ食い破れてしまうのではないかなという気さえしています。
そうなったらもういよいよ金網を使うしかなくなるのですが……流石に出費が厳しいです。どうか、コオロギには大人しく鉢底ネットで満足していてもらいたいものです。
今回の記事はこれで終わりです。
次回は産卵床にウジが大量発生してしまった件について、一体どのような対処を施したのか引き続き解説していきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。