どうも、たかしです。

僕はR4年の4月末に現在住んでいる山奥の土地に引っ越しをし、空き家の中を仮の拠点としつつ、そこから3ヶ月ほどかけて小屋を全て一人で完成させました。

メンタル的にキツかった空き家での生活
3ヶ月ほどかけて生活の拠点とする小屋を完成させた

これでひとまず落ち着いて寝泊まりするための環境が整い、腰を据えて今後のことを考える余裕ができました。

小屋暮らしとは「小屋を完成させることがゴール」ではありません。むしろそこから始まる「小屋を基点とした日々」そのものの継続こそが小屋暮らしなのです。

ということで今回の記事では、今後の小屋暮らし開拓の予定についてR6年8月~R7年3月、つまり残りの今年度をどうしていくかについて計画を立てていきます。

それではやっていきましょう。

①今年度のスローガン

まず予定を決める前に、今年度をどう過ごしていきたいのかの指針としてスローガンを立ててみることにしました。

そのスローガンはというと

今後の小屋暮らしにおける生活の基礎を整える

になります。

今後小屋暮らしがどれだけ続いていくかは分かりませんが、一応最終目標地点としては2つあって、

一つには「完全自給自足の生活」

一つには「獣・虫の被害ゼロの生活」

があります。

とはいえ、今年度だけでこれらの目標地点まで到達できるとは到底思えません。少なくとも5年~10年は期間を見なければならないと考えています。

そのため、最低でもそのぐらいの期間は問題なく生活していけるよう、現在生活している住居・土地周りを整備していく必要があると言えるでしょう。

今年度は、最終目標への足掛かりを作りつつも生活環境自体を5年~10年持続できるぐらい整える期間としたいということで、上記のスローガンを掲げることにしました。

①今後の予定

8月~9月 畑の開墾

まず直近で行っていきたいのは、広大な農地を整備して自給自足への足掛かりである畑を開墾することです。

僕が購入した空き家含む約3000㎡の土地には、1000㎡近い農地が付随しています。引っ越ししてすぐ位の5月頭にこちらの草刈りを一度したのですが、小屋の建築中は完全に放置してしまっていたため、現在は草木が生えて元の木阿弥状態になってしまっています。

なので、まずは再び草を刈って全体像を把握してから、一部土地を開墾・整備して自給自足のための畑を作り、野菜を栽培していきたいと思っています。

最終的にはこれだけの広大な農地ですから、何かしらには活用していきたいと考えてはいますが、とりあえずは20~30㎡ほどだけを開墾し、獣対策として柵や網で囲み、どれだけの作物が収穫できるかを試していきます。

ただ、なんといってもこの暑さですし、恐らく10年単位で全く手入れされてこなかった農地ですから、たった20~30㎡だけでも開墾するのは簡単ではないと思われます。そのため、期間は長めにとって9月末までとしました。

10月~11月 水回りの整備

畑の開墾・整備が完了したら、その次には風呂・洗濯などの水回りを整備していきたいと考えています。

風呂や洗濯などの給水・排水は空き家に頼っている状態ですが、これがもう現在は酷い状態です。

まず風呂は上記画像のように浴槽を土間に置き、その中に入ってポータブルシャワーで何とかするという状況。排水は外に作った浸透桝に流しています。

夏の暑い時期であれば照明に虫がたかるぐらいで特に問題は無いのですが、真冬になった時にこのような状況で果たしてちゃんと体を洗えるのかはかなり疑問です。

洗濯機に至っては、前住んでいたアパートから持ち込んだ洗濯機が速攻で壊れてしまったため、何と現在はタライに水をためて長靴で踏んで洗うというあまりに原始的な状況になってしまっています。

こちらの方も、今はまだ暑いから問題ありませんが、真冬になったら恐らく相当地獄のような作業になるであろうことは目に見えています。

このように、どちらも今現在はかなり状況が劣悪で、かつ真冬にも継続的に行えるかどうかが非常に怪しいということで、本格的に寒くなる12月より前に改善していきたいと考えています。

12月~3月 庭の整備

寒さが本格的に厳しくなる12月から3月の間は、庭の整備を進める期間にしたいと考えています。

なぜ寒い時期に庭の整備を進めて行くのかというと、その時期なら今現在も庭跋扈しているマダニも休眠期間に入るため思い切った作業をすることが可能になるからです。

引っ越しをしてすぐに一回噛まれ、大規模な駆除作業をしても全くその数が減らなかったマダニですが、冬の間は活動を停止し冬眠状態になります。

気を付けて生活をしていれば噛まれることはあまりないこのマダニなのですが、庭に大量に生息している現在の状況ではとてもとても安心して生活できたものではありません。

そのため、マダニに噛まれる危険のない冬の内に庭の整備を進め、せめて日常的に行動する範囲位はマダニに噛まれる危険性がほぼ0になるぐらいにはしていきたいと思っています。

③まとめ

今回の記事ではR6年8月~R7年3月までの小屋暮らし開拓の予定を考えていきました。

  • 8月~9月…畑の開墾
  • 10月~11月…水回りの整備
  • 12月~3月…庭地の整備

ゆっくりと進めていきたいと思っているため期間はかなり余裕をもって設けているつもりですが、小屋の建築に3ヶ月もかかってしまったことを考えるとこれでも期間が足りなくなる可能性は十分あります。

もちろんこれら予定に加えて、畑の開墾が住んだらその後は当然畑の世話もしながらになりますし、その他ブログやYOUTUBE動画なんかも更新しつつとなると、そこまでゆっくりはできないかもしれません。

なので、今後ももしかしたら予定変更する可能性はあります。あくまで予定は予定ですからね。

とはいえ、ダラダラしているだけだったらこの山奥という過酷な環境下ではいつまで経っても生活水準が上がらないことは目に見えているため、ゆっくりながらも着実に継続して開拓をしていきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。