どうも、たかしです。
僕が小屋暮らしをしている山奥集落は周囲を山に囲まれており、僕が所有している土地にもしょっちゅうシカが侵入しています。
農地なんかは特に、広い平地+日当たり良好で下草が豊富に生えてくることからシカにとってよほど都合のいい餌場なのか、もうしょっちゅう大量の糞が転がっています。

シカが侵入することによって、マダニは運ばれるわ糞は散布されるわ全くいいことが無い……と思っていたのですが、ここで僕は閃きました。
「これだけ大量かつ安定して糞が供給されるのであれば、これで肥料を作成出来たら最高なのでは?」
家畜糞由来の堆肥として牛糞は土壌改良剤としての効果が大きい肥料ですが、牛と同じく草食動物であるシカの糞であれば、牛糞同様の効果が期待できそうな気がします。
実際、奈良のシカを保護している団体が提供しているシカ糞堆肥「しかっぴ」なる物も存在し、実際に使用している方のレビューでも特に問題なく肥料として活用できるようでした。
そうと決まれば早速シカ糞を回収していきたいところですが、当然素手で採集するわけにもいきませんし、雑草の中にバラまかれているシカ糞を回収するのには箒ではやりづらいということで、ホームセンターに片手で使える熊手を購入しに行ったのですが……

こ、これは……。
竹製の「ミニ熊手」なる商品が800円ほどで販売されていまして、「お、これなんか安くていいいじゃん」と手に持ったは良いもののそのまま数分間僕は考え込んでしまいました。
いやいや、あれだけ土地に大量の竹を余らせているのに、金出してまた竹を買ってどうするんじゃい。
資材はある! 作り方も検討は付く!
だったらDIYだろ!!

日本の経済がこんなに苦しい時にッ! 中国製の物を買って他国の経済を潤してどうするんだよッ!!
そんなん非国民だろッッッ!!(思想強め)
と言う訳で今回は、たった800円を惜しみ、土地に有り余っている竹を使って熊手をDIYしようとしたところ見事に失敗した弱者男性の末路をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①作成の様子

まずは以前作成した竹棚から、熊手にするのに良さそうな竹を数本選出して持っていきました。
花粉がヤバすぎるため、完全防備です。つれェ~。

材料は主に竹と針金。囲うようにハサミやナイフなどを使っていきます。
作り方は基本的にホームセンターで売っていた熊手を参考にしていきます。

柄にする竹を割っていきます。細いノコギリで割り切っていくための切れ目を入れて置き……

鉈を使い斜めに割っていきます。鉈を振り下ろすのは危険なため、鉈を当てたままハンマーでたたいて割っていきました。

このように斜めに先細りにしておき。この場所に作成した熊手部分を取り付けていく感じになります。

続いて熊手の手の部分に当たる竹をまずは半分に割っていこうとしたのですが、鉈だとデカすぎてなかなか思うように割れてくれませんでした。

そのため、電気工事士試験で使った電工ナイフが良いサイズ感だったので、それを使って竹をどんどん割っていきました。
電気工事士試験……うっ、頭が……!

竹は繊維の方向に平行な力には弱いため、刃を当てた状態で地面にたたくとスイスイ割れていきます。

半分に割った竹を、更に途中まで割ってフォーク上にしていく……予定でしたが、流石に市販品ほど細かく割るのは難しそうだったので二股ぐらいで済ませることにしました。

同様の熊手素材をいくつか割って作成しました。
しかし、最も重要なのはこの次の作業。それが「曲げ加工」です。

竹は熱を加えることで繊維が柔らかくなり、折れることなく曲げることが可能になるのですが、バーナーによる熱だと過剰になる恐れがありますし火事も怖いので、今回はお湯につけることで温めて曲げる方法を選ぶことにしました。
沸騰したお湯に3分ほど浸けて……

適当なパイプに巻き付けるような形で曲げようとしました。
……がしかし、これが予想以上に固い! 「素の状態よりは少し柔らかくなったかな?」程度で、全然熊手らしい直角まで折り曲げることができません。
シカも当然熱湯に浸けているだけあって竹はアツアツ。軍手越しなので最初少しなら大丈夫でしたが、なかなか曲がらない竹に悪戦苦闘している間に軍手も濡れてきて、段々耐えられなくなってきます。
厳しいって。

何度もお湯に浸ける→曲げる→またお湯に浸ける→また曲げるを繰り返しているうちに少しずつ直角に近くはなってきますが、手を離したらまたすぐに真っ直ぐに戻ってしまいます。

ここはもう力づくでいくしかないと思い、クランプで曲げた状態で挟みつつ、しばらく乾化してみたりもしたのですが……

結果はこの通り、クランプから離したとたん「ビョンッ」と元に戻ってしまい、少し斜めになった程度で留まってしまいました。
難しいって。

その後もう一回お湯を沸騰させて、竹を付けて曲げてクランプで固定して……と繰り返してみたのですが……

結果は惨敗。マックス曲がったやつでも45度行かないかぐらいで、とても熊手としては使えそうにありません。

そのうえ、無理に曲げたせいもあってもはや折り目が付いてしまってふにゃふにゃです。これではシカ糞を掻こうと思ってもすぐに折れ目が戻ってしまって役には立たないでしょう。
―― D I Y 失敗 ――
②完
と言う訳で、時間を無駄にし、ガスも大量に使ってしまい、竹も駄目にしてしまい、全てが終わってしまいました。
たった800円をケチりたいがために……僕はもう自分が恥ずかしくてたまりません。
もう当分DIYに手は出さないようにします。これまで当ブログを見守って来てくださった方々、本当にありがとうございました。
それでは、またいつか出会える日まで――――
なーーーーーーーーんてね☆
実は失敗なんてしてませんっ!!
ーーーーーーーーーーーここまで嘘ーーーーーーーーーーー
いや、失敗はしたんですけれども。
でも諦めるということはないです。めちゃくちゃ悔しいので、またリベンジしたいと思います。
今回曲げ加工で大失敗してしまったわけですが、かなり大雑把な知識で何となくやってしまった結果なので、今度こそは曲げ加工に対する事前準備をしっかりして、今度こそ熊手を完成させていきたいと思います。
なんせ竹はいくらでもありますからね。別にどれだけ失敗してもノーダメージ……ってことはないですが、ガスボンベめっちゃ減りましたし。
それでも電気工事士試験に落ちた時の悔しさに比べたらこんなのは誤差みたいなものなので、また近いうちにリベンジしたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の動画でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。