どうも、たかしです。

開拓した飛び地に、新しくベンチと机を設置して休憩地を作成していくシリーズ。今回はその第3回になります。

前回の記事では、一度は挫折しかけた竹製ベンチの作成を、針金とドリルを駆使して接合し、筋交いをそこかしこに取り付けて補強することで何とか達成することができました。

最高のロケーションに休憩地を作成するため……
伐採の際に回収した竹を使ってベンチを作成した。

今回はベンチ同様竹を使ってテーブルを作成していき、飛び地に設置をして休憩地を完成させていくまでの様子をお伝えしていきます。

テーブルは問題なく作成することができたのか?

休憩地はどのような全貌になったのか?

やっていきましょう。

①作成の様子

まずはベンチの時と同じく、土台となる部分のパーツを長さを揃えて切り出していきます。

テーブル土台に使用する部材はこれだけ。脚となる4本の竹と、それぞれの脚を固定する横通しの竹が3本。

これらを使って、公園のテーブルによくあるような足がクロスしている形状の土台を作っていきます。

イメージ

まずは天板の根太も兼ねている横通しの棒に、脚を二本取り付けた物を2対作ります。

この2対を対面でクロスさせその中間あたりで横通しの竹を取り付けて……

持ち上げながら広げて起こします。これがテーブルの基本の形で、どれだけ広げた状態で固定するかで天板の面積が決まる構造になっています。

ただ、この時は支点の位置に当たる固定パーツの位置を真ん中にしていたのですが、これだと脚が広がらないのか安定性に欠けていたので……

より支点の位置を上げて、脚がより広がって安定感が上がるようにしました。

こうすると天板の面積が狭くなってしまうのですが、もともと一人用のテーブルでそこまで大きさは求めていないので問題はありません。

そのままだと広がり切って倒れてしまうため、天板を取り付ける位置に紐を渡して仮止めしておきます。

この状態で強度をちぇくすると、やはり耐荷重性よりは斜めからのねじり方向への強度が低いようでした。すぐに竹が捻じれてグラグラしてしまいます。

僕は学びました。こういう時はひたすら筋交いを入れていけばいいのだと。

天板から支点までの一に、バッテンの形状で補強材を入れていきますすると……

見違えたように斜め方向からの力に強くなり、ぐらつきが無くなりました!

ほう、経験が生きたな。

土台が完成したら次は天板です。これまで散々やってきたように、大量の竹を切り出してそれをロープワークでつないでいきます。

もはやこの作業はお手の物。最初にやった時の半分以下ぐらいの速さで両側を繋いでいき天板が完成しました。

……と、思いきや、上記画像の天板、実は片方繋ぎ漏れがあることにお気づきでしょうか。

この始末。

すべて結び終わった後に気付き、発狂しながらキツキツに結んだ接合をほどき、またその位置からやり直す羽目になり、結局最初にやった時と変わらないぐらい時間がかかりましたとさ。

ああ~作業時間が減っていくぅ~~。

近付く夕暮れに危機感を覚えつつも、何とか仕上がった天板を土台に取り付けていきます。

取り付ける際は、ドリルと針金を使い、天板の長さに合わせて土台が固定されるようギチギチに締めていきました。

天板の固定が終わり、とうとうベンチの作成が完了しました!

何とか夕暮れまでに間に合った……。

②休憩地へ設置する

早速完成したテーブルとベンチを、飛び地の小高い丘のスペースに設置していきます。

設置した様子がこんな感じ。

ふぅ~! わびさびぃ~!!

まあ、流石にこれだけだと寂しすぎますね。今後周りの整地含め、この休憩地をどんどんグレードアップさせたいところです。

とりあえずカマドとかこっちに持ってきて、ソロデイキャンプでもやっちゃおうかな?

③まとめ

今回は竹でテーブルを作成し、前回作成したベンチと合わせて開拓した飛び地に休憩地を作成するまでをお伝えしていきました。

最終的に非常に雰囲気の良い休憩地を作ることに成功し、また竹で家具を作成することのノウハウも手に入れることができたため、非常にいい経験になったのではないかと思います。

寒かったけど、めちゃくちゃ寒かったけど!!

今後はちょくちょくこちらの休憩所をグレードアップさせて、最終的には「ミニキャンプ場」みたいな感じに仕上げるところまで進めたらいいかなと思っています。

もう一段下にある平らな土地で、ゆくゆくはテントを張って「自分の土地ソロキャンプ」とかやっっちゃたり……楽しそ~。

ただ、このままの地面と周囲環境だと獣が怖いですし、獣が連れてくるマダニも暖かい季節はヤバいことになりますから、ここをキャンプ地とするのならば周りを作で覆うこともしないとですね。

気の長い計画になりそうですが、少しずつグレードアップさせていくのを楽しんでいきたいと思います。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。