どうも、たかしです。

以前、小屋暮らし予定地に跋扈しているマダニの大規模駆除作業を行ってから、ようやく2週間以上が経過しました。

マダニの大規模駆除作業では、「駆除スプレー散布」「草刈り」「除草剤散布」の3つの工程を踏んで、マダニの根絶を目指していったわけですが……

今回の記事では、除草剤を散布してから「4日・1週間・2週間」経過したそれぞれの様子を観察していき、再び「旗振り法」を使ってマダニの分布調査を行った結果、マダニの駆除が成功したのかどうかについてお伝えしていきます。

以前は敷地内のどこの場所であっても、旗を数回振ればマダニが引っ付いてきてしまうような惨状だった小屋暮らし予定手地ですが……

大規模駆除作戦を行った今、どの程度マダニの分布状況に変化が出ているのか? お伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

動画も作成しました。よろしければ併せてご覧ください

①除草剤散布後の経過観察

4日後

4日後の庭地の草の様子です。

まだこれといった変化は見られませんが、一部の植物では葉の端の方から若干変化が起き始めているように見えます

植物ごとに変化の量が異なるのは、植物の種類によって除草剤の効きやすさがあるからなのかどうかは分かりませんが……もしかしたら僕の撒き方がへたくそだったからかもしれませんし。

ただどちらにしろ変化が起きているのは確実なので、このまままた様子を見ることにしました。

1週間後

1週間後の庭の草の様子です。

全体的に、黄色がかった部分がかなり目立つようになってきました。

近づいて見てみても、明らかに枯れ始めていることが分かります。

除草剤で完全に枯れるまでは早くても2週間近くは掛かるようなので、もう1週間様子を見ることにしました。

2週間後

2週間たった庭の草の様子です。

遠目から見ても緑色の部分がほとんどなくなり、確実に枯れ始めてきているのが分かります。

こちらは小屋建築予定地の、かなり日当たりのいい場所の草なのですが、もうほとんど枯れかけています。

全体的に日当たりのいい場所ほど枯れるのが早く、日当たりの悪いところはあまり変化が出てきていないように思います。

除草剤の効く速さには気温が大きく関係しているようで、暖かいほど早く枯れ始めるようなので、日当たりの良い悪いでも効き目に大きく関係してくるということなのでしょう。

また、今回僕が使用した除草剤は土・根っこに作用するのではなく、葉から浸透して効くタイプの除草剤だったためか、除草剤を撒いた後に目を出した植物は全く枯れていませんでした。

上記画像は上が元から生えていたもの、下が後から生えてきたものになりますが、同じ植物でも全然様子が違うのがよく分かると思います。

除草剤を撒く際には、撒くタイミングも結構重要そうだなと感じました。

②マダニ分布再調査

マダニの再調査には、以前調査した時と同じく空き家のタオルとつっかえ棒を使った「旗振り法」で調べていきます。

まずは以前の調査で最もマダニの分布が多かった「浸透桝周り」から。

水気も多く、獣の通る頻度も高そうなこの場所でマダニがほとんどいなければかなり希望が高まるのですが……

残念ながら普通にいました。

何なら前調査した時よりもサイズが大きくなっているような……

めげずに続いては、同じく浸透桝周りにある、後から生えてきていて除草剤が作用していない青々とした植物を調査します。すると……

デカいのが2,3匹付いてきました。もうおしまいだよ……

続いて裏庭。こちら、最近イノシシがやって来ていたのか至るカ所が大きく掘り返されています。

これはもう駄目そう……と思いながら旗で撫でてみると……

やはり見つかりました。

この時、張り付いたマダニたちが次々とタオルの毛羽立ちの奥まで潜り込もうとして行ってるのを見て、「ああこうやって獣の毛皮の中に入り込んで血を吸うんだな」と思いました(現実逃避)。

その後、空き家正面庭地でも当たり前のようにマダニが見つかり……

今回のマダニ駆除は大失敗という結果に終わりました。

③まとめ

今回はマダニ大規模駆除作業のその後、除草剤の効き目観察とマダニ分布の再調査をする様子をお伝えしていきました。

結果としてはマダニ大規模駆除作業をしてもほとんどマダニの数は減らず、大失敗に終わってしまいました。

今回の失敗から得られる教訓としては、やはりこれだけマダニが増えてしまっている環境を、駆除スプレーやちょっとした草刈り・除草だけではどうにもならないということですね。

やるならもっと徹底的に、全ての草を抜き、生えてこないような施工をし、かつマダニを運ぶ獣が庭に侵入してこないようにするぐらいのことをしないと、マダニを根絶することは不可能なのだろうと思いました。

今後の方針として、マダニ根絶のためにしたいことは以下の通りです。

  • 草を全て除去する
  • 砂利などを敷いて防草処理を施す
  • 獣の侵入を阻む柵で庭地を囲む

これらの作業を小屋の建築と並行して行っていき、目標としては1年以内には庭地内のマダニを根絶していきたいと思っています。

かなり気長な作業になるとは思いますが、集落内の他の家の庭なんかを参考にしつつ、まずは生活環境内の安全を確保するため頑張っていきたいです。

以上で今回の記事は終わりです。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。