どうも、たかしです。
以前沢の整備をした際に回収した倒木ですが、今現在農地の端に集めてあり、その量たるや相当な物で、ただでさえ飛び地を開拓した時の大量の草だったり、その他土地を開拓した際に出た竹だったりが集められている狭苦しくなっている農地をより一層圧迫してしまっています。
いくらなんでもこれ以上の内を圧迫するのは避けたいので、この倒木を全て薪にしていきたいと考えているのですが、その前にまずやりたいことがあります。
それこそが、同じく沢から回収した倒木の切り株を「薪割り台」に加工することです。
こちらの切り株、見ての通りの大きさで重さも相当な物です。恐らく20kg近くはあるのではないかと思います。
今回はこちらの切り株を加工し、沢から回収した倒木を薪にしていくための「薪割り台」を作成していきます。
それではやっていきましょう。
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①加工の様子
切り株を薪割り台に加工するとは言っても、複雑なことは何もありません、ただきり株の根元の部分を切りそろえて台の形にしていくだけです。
ただ、これだけのことが実は物凄く大変で、なぜならば切り株は非常に太いですし、何よりこちらの切り株が非常に硬いためです。
恐らくなのですが、こちらの切り株は「樫の木」の類で、樫と言えば木質が非常に硬く、粘り気があり強固なことで有名です。
だからこそ、薪割り台としては最高の素材ではあるのですが、ただそれを手鋸で加工していくというのは困難を極めました。
とても一回で両断と言う訳にはいかず、何回も向きを変え切り方を変え、少しでも鋸が入って行く方向で何とか切り株の根元を切っていきました。
格闘すること20分ほど、ようやく……
根元の部分を切断することに成功しました! いや~疲れた。
②薪割り台の性能検証
左側にある小さな丸太が以前使用していた杉の丸太を使った薪割り台ですが、圧倒的に大きさが異なるのがよく分かります。
断面も杉とは違い、長らく沢の中に転がっていた倒木だったはずなのに、非常になめらかでまだまだ木の「ヤニ」がしみ込んでいることが見て取れます。乾燥が進んでいないのは薪として使用する分にはマイナスですが、薪割り台として使用するのであれば硬いうえに柔軟性に富んでいるということなので、最高の条件が整っていると言えるでしょう。
早速、切り株を切り出した際の端の方を薪にするため、新しい薪割り台を使用してみましたが、やはり台が広いというのはそれだけで使いやすさにつながりますね。
全くストレスなく、あっという間に全ての木片を薪に加工することができました。
やはり樫の木は非常に頑丈で、試しに使った跡も断面には目立ったキズや凹みが見られません。
どうしても薪割り台と言うのは消耗品の側面があるのですが、この薪割り台であれば長い期間使用に耐えてくれそうです。
③次回「薪大量生産編」に続く
おニューの薪割り台が手に入ったところで、次回は大量の倒木を薪に加工していきます。
ただ、一つ懸念点があるとすればこの倒木の中のかなりの割合が今回薪割り台に使用した「樫の木」の倒木であることですね。樫の木は薪割り台としては最高の素材ですが、反対に薪として考えた時には「切りにくい、割りにくい、乾きにくい」という3重苦のような素材です。
長年倒木として沢に転がっていてなお頑強さを保っている樫の木を、果たしてスムーズに薪に加工していくことができるのか……不安ですが頑張っていきたいと思います。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。