どうも、たかしです。
何だかここの所ビックリするぐらい暖かくなってきましたね!?
ほんのつい数日前まで寒波が居座っていて、屋外作業を長時間すると足がしもやけになるぐらい寒かったのに、あまりにも急激すぎる気温変化には戸惑いを隠せません。
最近の地球、季節の変え方下手過ぎません? もっと季節感大事にしな?

あまりの暖かさに、2月にして早くもミツバチが活動を再開……!!?

と思ったらアブでした。何でしょうね、このガッカリ感。ハエ目の虫って本当可愛げが無いんだよね。
ハエは他の昆虫と比べて比較的寒さに強いのか、キノコバエのような極小の種からクロバエみたいな割と大きめの種まで、気温7~8度ぐらいでも結構活動しているんですよね。
さて、アブが動き始めるぐらい暖かくなってきたということは、いよいよヤツがいつ本格的に動き出してもおかしくないということですよ。
そう、ダーマニ(業界風)です!!
幸いにして今のところは農地でも姿は見かけませんが、もういつ靴や服にこびりついて来てもおかしくないぐらい暖かくて、気持ちが良いは良いのですが変に緊張感も増してきております。
このいつ出て来るか分からないぐらいの時が一番怖いんですよね~、ホラー映画とかと一緒。
庭は防獣フェンスで囲ったし、そこまで草も生えていないしでまだそこまで緊張感はありませんが、やはり農地が一番しかも出没しているということで危険だと思います。
ここで、マダニが出現するまでのもうわずかの間にぜひ済ませておきたいのが竹の保管棚を作成することです。

竹は現在、立てかけてあるか地面に転がしてあるかで農地で保管しており、このままだとマダニが動き出してしまってから触るのが非常に恐ろしい状態になってしまっているんですよね。
マダニは基本的に細い草の先で待ち構える習性があるはずなのですが、これまで買い物かごとかブルーシートとか、人工的なツルツルした表面の物にも引っ付いているのを多々目撃しています。その例から考えると、竹にくっついていてもおかしくはなさそうです。
春から秋にかけても竹を資材として活用したいタイミングがどこかで来るかもしれないのに、このままマダニ出没期を迎えてしまうと農地では碌に作業ができなくなり、地面に転がっている竹には手を振れることさえかなり難しくなってしまいます。
そのため、今回は竹を地面から話して保管することができる「竹保管棚」を、再び竹を使って作成していきたいと思います。
今回は前編として、竹を大量に保管することができる二段構成の棚を作成していく様子をお伝えしていきます。
それではやっていきましょう。
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①作成の様子
1.土台の作成

今回竹保管棚はこちらの以前大量に竹が生えていたのを開拓したスペースに作成していきます。
こちらの土地はは竹で作成した薪棚もあるように、日当たりが良く縦長で、かつ基本的には利用しな端の方の土地なので、竹保管棚を作成するにはもってこいのスペースになっています。

まずは土台となる石を並べていきます。
現在の内に転がっている竹は長い物で3m超えるぐらいなので、竹保管棚は2mほどの長さにして端は飛び出しても問題ない作りにしていきます。

石の上に竹を置く棚となる竹材を渡していきます。かなり細い竹なので強度を持たせるために1カ所に2本ずつ渡していきました。
このようにただ石の上に竹を渡しただけではすぐにずれて落ちてしまいますので、この後竹の支柱で挟み込んで固定していきます。
2.支柱作成・打ち込み

支柱には、そのまま2段目の基礎となる長い物と、ただ1段目の竹材を挟み込んで固定するためだけの短い物の二種類を準備していきます。

地面に差し込む部分はバーナーで焼き入れ加工をしておきます。
今回1冬を超えて竹材が大分乾燥したのか、これまでよりも随分と焦げ目をつけるのが楽に感じました。

短い方の竹材にも焼き入れ加工をしていきます。
かなり乾燥が進んでいる上に細いので、ちょっとやりすぎるとすぐに燃えてしまいそうで神経を使いました。ていうか実際に1本燃えて炭化して駄目になってしまいました。
なんか最近山火事が随分とニュースになってますし、この時期の火の扱いには気を付けなくてはなりませんね……。

長い方の支柱はそのままだと長すぎるので、1mちょっとの長さにカットしました。
長すぎると地面に打ち付ける時に竹が曲がってしまってめちゃくちゃやりづらくなるんですよね……以前の竹物置小屋作成の時に身に染みました。

地面に挿してから切りそろえるのだとしても、ある程度は短くしてから打ち込んだ方が圧倒的に楽になります。なので今回は事前に1mちょっとの長さにまで短くしてから打ち込んで行ったのですが……

なんと、杭打ちハンマーではなくただのハンマーでも問題なく打ち込めるぐらい楽に地面に刺さっていきました。
もしかしたら個々の地面が物置小屋の設置場所と比べて柔らかかった可能性もありますが……それにしても天と地の差でしたね。

あっという間に6本の支柱を挿していくことができました。

そこから更に、長い支柱とで挟み込むようにして短い支柱を打ち込むことで、棚となる竹材をずり落ちないように固定していきました。
短い支柱の方も、問題なく通常のハンマーで打ち込んでいくことができました。

全ての竹材を支柱どうしで挟み込み、1段目の棚が完成です。
3.2段目の作成

二段目の棚は長い支柱の上に乗せるようにして設置していく計画なので、まずは支柱同士の高さが全て同一となるようにカットしていきました。

全ての高さが同じになったところで……

今度は支柱の先を加工していきます。
このまま支柱の先に竹を針金で固定しても、上手く固定できずに横にずれたりしがちなのはこれまでの経験からよく分かっていますので……

このように、竹材が上手く引っかかるようなV時の切れ込みを入れておきます。

ドリルで針金を通す穴を空けたら……

太い竹材を乗せて、針金で固定。これで2段目の棚となる竹材を渡すことができます。

3カ所すべてに竹材を渡し終えたら竹を置くスペースができ上がりますが、このままだと乗せた竹が横に滑り落ちてしまいますので……

ずり落ちないよう引っかけるための延長材を付け足していきます。
このような後付けをするのでなく、長い支柱の途中に針金で棚材を固定する方法もあるかとは思ったのですが、それだと上に乗せた竹の重みを針金の強度だけで支えなくてはならなくなるので、今回は支柱の先に棚材を渡す方法を取りました。

3カ所すべてに延長の竹材を取り付けて、これで2段目の作成も完了です!
②次回「竹移動&微調整編」へ続く
今回は竹を保管する棚を竹で作成し、2段目の棚ができ上がるまでの様子をお伝えしていきました。
もうこれでほとんど完成なのですが、では実際に竹を乗っけた時に強度的に問題はないのか、他にどこか修正すべき場所はないのか等のチェックを行い、微調整していって初めて完成ですから、次回はその様子をお伝えしていきたいと思います。
結構突貫工事&フィーリングで大雑把に作成しておりますので、どこかに何かしらの不備があるかもしれませんからね。
と言うことで次回、お楽しみに!
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。