どうも、たかしです。

飛び地に新たに畑を開墾して、自給自足に向けて新たな一歩を踏み出すシリーズの今回は第四回になります。

前回は、整地した畑予定地をフェンスと支柱で囲み、天井を取り付けるためのアーチも作り、防獣ハウスの骨組みを完成させていきました。

天井アーチの基礎兼フェンスの支柱であるパイプを設置
フェンスを取り付け、アーチも作り、骨組みが完成した

今回は天井ネットを取り付けることで防獣ハウスを完成させて、その後畝を立てて実際に種まきまでしていった様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①ネットをかける

カエル牧場を作った時と同じく、絶対に失敗が無いよう現物合わせでネットを切り出すため、無理やりロール巻きのままのネットをアーチパイプに渡そうとしたのですが……普通に重すぎて無理でした。

ただでさえ脚立の上で足元の悪い中、アーチパイプ自体も決して頑丈ではないので流石に丸々渡そうとするのは無謀過ぎました。

そのため、ネットを渡す位置にそのままメジャーを引っ張って、長さを測ってからネットを切り出す方法に変更。

フェンスの端から棟を通り、向かいのフェンス端までの長さを測った結果……

約8m70㎝必要なことが分かりました。結構あるな……。

おなじみ、地元の人すら滅多に通らない道路を拝借して、必要分のネットを切り出していきます。

もちろんネット1枚の幅(2m)では到底天井全体を覆うことはできないので、そこから更にもう2枚切り出していきました。

ネットも余っていたやつなので足りるかどうか心配でしたが、何とか足りて一安心。

切り出した合計3枚のネットの端っこを園芸紐で接続し、これで8m70㎝×6mの超デカネットが完成しました。

それを折りたたんで、今度こそ棟パイプの棟部分に渡していきます。

一度で渡しきることはもちろん不可能なので、何回も脚立を乗り継いで少しずつ棟に渡していき……

無事端っこまで到達したら……

ネットを広げ、裾部分とフェンスを園芸紐で隙間なく接続していきました。

そうしてようやく……

4日間かけて、飛び地に新たな防獣ハウス付きの畑を作成することができました!

②畑の外観

きちんとネットとフェンスは隙間なく縫合されているため、獣が入る余地はありません。

ネットと扉もこれまた金具で固定しています。

扉付近はやはり多少隙間はできてしまいますが、これまでの経験上恐らくこの位であれば獣が侵入してくることは無いかと思います。少なくともシカは入れないはずです。

遠目から見るとこんな感じ。何かめちゃくちゃパイプが斜めっているように見えますが、これはあくまで外側に膨らんでいるだけなので倒壊する恐れはないはずです。

ただ、やはり中に入るために扉の金具をいちいち複数個所取り外さなくてはならないのは面倒ですね。これは資金難が解決されたら改良したい部分です。

扉部分のネットも結構邪魔。これは使っているうちに本格的に問題があると判断したら、入りやすいようにある程度はカットしようかなと思っています。

中から見るとこんな感じ。農地に作った第一の畑に比べるとめちゃくちゃ広々しているのがかなり気に入っています。

特に天井高です。敷地面積自体は第一の畑と比べてそこまで差は無いはずなのですが、やはり天井が高いというだけで開放感が違います。

こちらが第一の畑の中の様子ですが、天井高が2mぐらいしかありません。

大して今回の防獣ハウスは、ジャンプしても棟部分には手が届きません。恐らく3m以上あるんじゃないかと思います。

支柱が外側に湾曲していることで、端っこの方ですら僕の身長以上の天井高が確保されています。

天井が高いのってかなり重要で、第一畑の方は天井が低いせいでかなり頻繁に鍬を振り上げた際に天井ネットと引っかかってしまうことがあったんですよね。

今回の防獣ハウスではそんなことまず起こり得ないので、のびのびと作業をすることができそうです。

③畝立て→種まき

その後、すぐに畝を立てて種をまいていき、栽培を開始しました。

本来なら肥料や石灰等を混ぜて、ちゃんと土づくりをしてから種まきなんかはやった方が良いのですが、何せもう時期が11月の初旬が終わろうかと言う時期で、野菜の種まきをするにはかなりギリギリなんですよね。

それに開墾したばかりの畑でちゃんと野菜が育つかもわからない中、肥料を無駄にもしたくなかったのでまずはお試しで栽培をしていくことにしました。

種をまいたのは来年春に収穫をするエンドウなどの豆類と、11月にギリギリ種まき可能なチンゲンサイやホウレンソウなどの耐寒性の高い葉野菜です。

こちらの飛び地は、第一畑のある農地よりも格段に日当たりのいい土地なので、もしかしたらめちゃくちゃイイ感じに成長してくれるのではないかと期待しています。

④まとめ

今回は、飛び地に新たな防獣ハウス付きの畑を開墾していく様子をお伝えしていきました。

去年第一畑を作った際には、途中台風が挟まったとはいえ1週間以上かかった畑・防獣ハウス作りが、ものの4日間で今回は完成してしまいました。第一畑を作った時はまだ9月後半の暑い時期だったというのもあるとは思いますが、それにしても防獣ハウスの出来も含めて、自らのDIY力の高まりを感じています。

とりあえず資金難なので、今回のような本格的に周囲を囲むようなハウス作りはもうしばらくは控えようかなと思っています。

次にこれだけ本格的なDIY建築をするならば、恐らくは鶏舎を作る時ぐらいですかねぇ……。

養鶏を始めるにしても、自分の土地から得た野菜で生活を成立させるということはかなり需要だと思っているので(野菜くずが鶏のエサになるため)、まずは今ある畑でどのぐらい生活を賄うことができるのか、頑張っていきたいところですね。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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