どうも、たかしです。

10月も後半に入り、気温が下がって虫たちの動きがどんどん鈍くなってきてました。

それはつまり、土地中に蔓延っているマダニの動きもまた鈍くなってきていることを意味します。

実際最近でもマダニ自体はちょくちょく、葉っぱの表面や軍手に張り付いているのを見かけること自体はあるのですが、非常に小さい個体がのろのろ動いているぐらいで、かなり大胆に野外作業をしても噛まれることはなくなりました。

もちろんマダニに噛まれる可能性が全く無いわけではありませんが、そんなことを気にしていたらいつまで経っても思い切った開拓作業ができません。

そこで今回からは、少しずつではありませんがこれまで手を出せなかった「荒れ地」の開拓を始めていきます。

まず初めに開拓したいのは、道路から空き家へと続く坂の途中にある窪地です。

小屋が建っている土地の前には有難いことに舗装されている行動が通っており、そこから坂道を登って空き家や小屋のある台地につながるようになっているのですが、その間にこのような窪地があります。

かつて何に使われていた場所なのかはよく分からないのですが、ここを切り開けばわざわざ坂を上らずに車を駐車できるのではないかと考えました。

庭へと続く坂は狭いうえ、なかなか急な角度になっているため、車が入って行くのは実はそれなりに大変なのです。

流石に半年もここに住んでいるともう慣れてしまったのですが、それでも雨の降っている夜間だったりすると結構怖いし、たまにタイヤが滑ったりすることもあり危険なのは確かです。

そのため、坂の下にある窪地に車を止めるスペースができたらとても便利になるのではないかと思います。

窪地の外観はこんな感じ。

大量の枝木が積み重なっているうえ、竹がちょくちょく生えて、その下にはゴミのような物まで見えます。

中々の荒れようですが、広い農地を開拓した僕からしたらこのぐらいは序の口……のはず。

ということで今回の記事では、こちらの荒れ果てた窪地を開拓し、新たに駐車場を整備する様子ををお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①竹の伐採

まずはちょくちょく生えている竹の伐採から始めていきます。

伐採にはレシプロソーを使います。そこまで太い丈ではないので手鋸でも十分可能だとは思いましたが一応。

そこまで太い丈では無いと言っても、伐採すると上まで伸びた枝や笹含めてかなり場所を取ってしまいます。

そのため農地の方へと切った竹を運び……

農地上段の端っこの方にとりあえず転がしておきました。

とはいえ、このまま転がしておくだけではまず間違いなく自然に還ることは無いため、その内何らかの処理をする必要はありそうです。

今現在の処理方法の第一候補としては、乾燥させて細かく切って竹薪としてボイラーに利用するとかぐらいでしょうか。竹は頑丈なので、何らかの支柱として使うように保管しておくのもアリかもしれません。

②枝木の撤去

続いて大量に積み重なっている枝木をどかしていきます。

太めの大きな枝木は一輪車でまとめて運び……

こちらも農地の端っこに転がしておきます。

それなりに太いものは薪として使用することができそうですが、ほとんどの枝木は腐って中身がスカスカになってしまっていたので、あまり持続力には期待できなさそうです。

残りの細かい薪は、できるだけ拾ってボキボキと追って籠に集めておきました。

こちらも乾燥させて薪ボイラーに利用するつもりです。煙が出るのは気になりますが、やはりせっかくの木材をただ燃えるゴミに出すのはもったいないですからね。できるだけ灰にして、土壌改良肥料として活用していきたいところです。

③ゴミの撤去

最後に(恐らく)防獣ネットの切れ端ゴミやら、よく分からないプラスチック製のゴミやらを全て燃えるゴミとして回収していきました。

個々の土地にしては、転がっているゴミは思ったよりも少なめでした。何といっても裏庭に超大量のゴミを埋めていた元住人のことですから、もっとたくさん捨てられているのも覚悟していました。

当時裏庭から出てきたゴミの数々

まあ、まだ地面は掘り返していないので、もしかしたらこの土や落ち葉の下からまだまだゴミが出てくる可能性が無いわけではないんですけどね……こわ。

④次回へ続く

とりあえず、ぱっと見目立っていた「竹」「枝木」「ゴミ」の処理まで終わってこの位の状態になりました。だいぶすっきりしましたね。

とはいえ、ここからが重要です。車を駐車するためのスペースにするつもりなのですから、地面から竹の切り株が突き出ていたり、地面自体が凸凹してしまっていてはとても役目が務まりません。

ということで次回はこちらの土地をより平らなスペースとして整備していくまでの様子をお伝えしていきます。お楽しみに!

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。