どうも、たかしです。

1月の終わりごろから着手し、結局2週間以上経っても完了せずに一旦様子を見ることにした裏庭の整備&池の復活計画、今回はその最終章になります。

未だ残置物のゴミが残っていたり、かつて池であったはずの湧水が原因のぬかるみが広範囲に広がっていたりと、かなり荒れている状態のまま放置していた裏庭の整備を始めたのがもう1ヶ月以上前の1月末のことでした。

当初は軽くゴミの片づけをして、湧き水の地点を掘り返して池を復活させて、トータル1週間ほどで完了すると思っていたのですが……

とんでもない量のゴミが埋まっているのを発見してしまい、ゴミの回収・処分作業に1週間以上かかったり……

せっかく掘り返した穴をそのまま池にしようとして、どれだけ試行錯誤してもある程度の嵩から水が溜まらず、原因を探ってはまた溜まるか1日空けて、でもやっぱり溜まらなくて……などといった不毛な作業を2週間ほど繰り広げたりと……まぁとにかく苦労させられました。

さて、最終的には池の縁の水が抜けていそうな箇所を固めに固めた上記の状態で、わずかずつではありますが水が溜まって行っていそうな感じだったので、長期的目線で水が溜まるのを待つことにしました。

早い物であれから既に1ヶ月が経過し、今現在池の状態はどうなっているかと言うと……

何の変化も!! 

得られませんでした!!

いや、ホントダメダメでしたね。大雨の翌日とかだったらちょっとは水かさが増すんですが、それもすぐに元に戻ってしまいますし、なんなら晴れ続きの日とかだと水かさがかなり減ってしまったりして、継続的に水が溜まっている感じは全くありませんでした。やはりどこかから水が漏れ出ていて、これ以上は水かさが上がらないようになっちゃってるんだと思います。

と言う訳でもう今回は潔くこれ以上の水かさ上昇は諦めて、今現在の水かさでも下流の方へと流れていく排水路を作成して作業を完了させていきたいと思います。

今のままでもどこかから水が漏れ出ていっているので排水路を作る必要性も薄いのですが、とはいえこのままだと水面に浮かんだ落ち葉なんかのゴミが溜まる一方になってしまって、その内池の底に溜まって行ってしまいますから、ゴミ排出の意味でも排水路はあった方がいいかと思うので。

排水路を作るついでにこの部分を深く掘ってみて、地盤の状態がどうなっているのか、何か水が漏れ出ている原因っぽいものは見つかるのか、最後に見ていきたいと思います。

それではやっていきましょう。

①水路の先を掘ってみた結果

実はこの地点、以前も水が抜けていく原因を探るため掘り返したことがあったのですが、今回はその時よりもはるかに深く掘り返していきました。

掘り返してみて分かったのは、地盤の緩さと岩の多さでした。

普通この辺りの地面は掘り返しているとどこかの地点で固い地盤の層にぶつかってスコップで掘るのが難しくなるのですが、この地点は1m超えても簡単に掘り進めてしまえるぐらい柔らかい土の層が続いていました。

そしてそこには大小大量の石が埋まっており、その間に空間があったりしてスカスカになってしまっていました。

これが水がいつまでたっても溜まらない原因なのかなとも思いましたが、残念ながら水が流れていっている地点は見当たらなかったため、この地層の異様さが原因なのかどうかは分からずじまいでした。

結局のところ、やっぱり恐らくですがここのところも元々岩場のようになっている池の水が流れ込む場所になっていたのが、ゴミによって池が埋め立てられてしまった結果落ち葉や土砂が堆積するようになり、現在のような状態になってしまったのではと思いました。

この池の地点の下流部分に水が湧きだしている地点がありますので、元々は地表で流れていた水の流れがゴミで埋められてしまったことにより土砂で隠れ、今現在のような形になってしまったのかなと。

じゃないとこの地点の地面の中にだけこんなに石が埋まっていることの説明が尽きませんからね。

そしてそのような経緯で出来たスカスカの地面だからこそ、どれだけ水を溜めようと試行錯誤してもどうにもならなかったのではと考えたら諸々のつじつまも付きます。

②排水路を作る

地面を掘ってやはりこの地点に池を作るのは難しそうだということが理解できたところで、今現在の水かさに合わせて排水路を作って作業を完了させていくことにしました。

排水路を開通させると水が流れ込み始め、このまま地表を水が流れていってくれるかと思ったのですが……

数分しない内に水が地面に染み込み、排水の流れが止まってしまいました。

やはり先ほど紹介したようにスカスカの地面ですから、地表を水が流れていくためには安定した水量が無いと難しそうです。

とはいえ、別に水の流れがなくても水と一緒に水面のゴミがこちらの水路に流れてきてくれれば別に目的は達成できるので、このまましばらく放置してちゃんと水面のゴミが流れていってくれるかどうかを確認していくことにしました。

③作業完了、整備後の様子

その後、1週間ほど間を空けて改めて排水路の様子を見てみると、わずかではありますがちゃんと水の流れができていました。

水面に浮かぶゴミも、ちょっと引っかかってしまってはいますが排水路の方に流れていっています。

ただ、残念ながらそのまま地表を流れて下流に向かうようなことはなく、途中から水がしみ込んでしまって流れは途切れてしまっていました。

恐らくは地面深くに埋まっている、元々の水が流れ込んでいた岩場地点まで染み込んで、そこから下流に湧き水として出ていっているのでしょう。

最終的に池のサイズ感はこんな感じになりました。

当初はこの穴の部分全体を池にしようとしていたことを考えると随分と小規模にはなってしまいましたが、それでも池は池なのでこれでも良しとします。

上流の水が湧きだしている地点は全く問題なくここまで巨大な池になってくれたので、こちらをメイン池、下流の方はサブ池ということにしたいと思います。

④まとめ

今回は裏庭のゴミを片付け整備をし、池を復活させるまでの様子をお伝えしていきました。

途中何度も予想外の事態に陥り、当初の想定の何倍もの労力と日程が掛かりましたが、最終的にはかなりきれいに水がながれるようになり、2つの池も蘇ったということで、そこそこ良い環境を作れたのではないかと思います。

今後のこちらの活用予定ですが、池で何か生き物を飼うだとか、池の水を利用して何かしらの設備を作るだとか色々妄想の余地がありつつ、とりあえず直近としてはこのまま放置して池の様子がどのように変化していくのかを見守っていきたいと思っています。

特にこの春夏を通して何かしらの生き物が住みついて、新たな生態系が生まれでもしたらそれだけでめちゃくちゃ面白そうですし、動画のネタにもなりますからね。本格的に整備をするのは野生状態をしばらく楽しんでからでも良いかなと。

ここは柵で囲ってないですし、湿地と言うことでめちゃくちゃマダニが増殖しかねない環境ではありますので、その点には気を付けていきたいですけどね。

今後の裏庭池の変貌ぶりにご期待ください!

今回の記事は以上です。

また次回の動画でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。