どうも、たかしです。
数日前、小屋の屋根に日射による室温上昇をを防ぐためのよしずを渡していきました。

その後、実際に室温上昇を防ぐ効果があったのかどうか測定すると言ってしばらく音沙汰の無いまま来てしまっていたのですが、実は測定するのにちょうどいい日がなかなか無かったんですよね。
気温が若干落ち着いてしまって涼しくなってしまったというのもあるし、そもそも一日中良い感じに張れている日があまり無くて、「これだ!」というようなピーカン照りの日がなかなか来ませんでした。
ですが、最近ようやくMAXぐらい気温が高くてかつ一日中晴れの日がやってきて、屋根よしずの効果を測定することができました。
そこで今回は、屋根によしずを渡して日射を遮った場合に、どの程度小屋の室温上昇を防ぐ効果があるのか、その室温変化を観察していった結果をお伝えしていきます。
果たしてよしずによって小屋の中は快適に過ごせるようになったのか?
やっていきましょう。
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①測定条件
今回の実験では「日射による室温上昇がどの程度よしずによって緩和され、スポットクーラー起動時に部屋の中の室温が抑えられるようになったのか」を確認するため、以下の条件で測定をしていきました。
- スポットクーラーは常時設定温度22度、風量:強で起動
- 日射による室温上昇の影響が大きくなってくる午前10時から測定開始
- 12時、午後1時、2時、3時の室温を測る
過去の参考地として、以前出した「猛暑日の1日ルーティン」の際の室温変化は
- 午前10時……気温:33度 室温27.4度
- 午後1時……気温:33度 室温29.5度
でしたので、ここからどの程度変化があるのかに着目して測定をしていきます。
②測定の様子
午前10時

日射が屋根とほぼほぼ垂直位置に来る午前10時から計測を開始しました。

よしずにはバッチリ日射が当たっています。

その下の影を見ると、思ったよりも日射はよしずを貫通していることが分かります。もっとしっかり日光を遮るためには、もう1重何かしら重ねた方が良いのかもしれません。
これでどの程度室温上昇が抑えられるのか……。

10時時点での気温が約29度。猛暑日ルーティンの時と比べると若干低めです。

室内では午前9時の段階からスポットクーラーを起動してありますが、どの程度まで室温が上昇しているのかと言うと……?

室温は26.1度でした。
猛暑日ルーティンの時と比べて1度以上室温が下がっていますが、しかし外気温がだいぶ低いので同等の条件では無く、現時点ではまだ何とも言えません。
この後太陽が高くなっていくにつれ、外気温よりも日射による室温上昇の方が影響が大きくなってくるので、これからの変化に注目です。
12時

太陽が最も高くなる正午。

外気温は徐々に気温が上がっていき、31度ほどまで上昇しました。
一方室温の方はと言うと……

26.8度! かろうじて26度台をキープしています。
それでもやはり徐々に室温が上がってきてしまっているため、どうしてもスポットクーラーで小屋を完全に冷やし続けるというのは難しいようです。
午後1時

太陽高度自体は若干下がって来ていますが、相変わらず日差しはじりじりとしている午後1時。

外気温は相変わらず31度ほど。
以前の「猛暑日ルーティン」の時は、外気温33度で室温29.5度まで上がってしまっていましたが、今回は……

26.9度! なんと未だに26度台をキープしていました。
以前の猛暑日ルーティンの頃より外気温が若干低いため、単純比較はできませんが、しかし流石にここまで室温の開きがあるというのは(前回29.5度→今回26.9度)間違いなく屋根よしずの効果だと思います。
実際に小屋の中で過ごしている時の感じも、29.5度だとじっとしていてもちょっと汗が出て来るぐらいだったので辛かったのですが、26.9度ともなると結構快適になっています。
午後2時

最も気温が上がる午後2時。夏至からもうずいぶん経つため、日の傾きも随分早くなっているようで、既に太陽は南側の杉林に覆われてしまっていました。

とはいえ、やはり気温は最も高くなって33度まで到達していました。
果たして室温は26度台をキープできているのか……?

27.3度……! 残念ながら26度台のままとはいきませんでしたが、それでも相当室温上昇は抑えられていると言えるでしょう。
午後3時

最も気温が高くなるのは午後2時ですが、最も室温が高くなるのは午後3時だと言われています。
その通りに、この時間にこの日最も高い室温である27.4度を記録しました。
体感温度としては若干暑さを感じるようになってきていますが、それでも全然屋内でPC作業するぐらいだったら快適な環境を維持できていました。
③まとめ
今回は、日射による小屋の室温上昇を防ぐため設置した屋根よしずの効果を確認するため、猛暑日の1日の室温変化を観察した結果をお伝えしていきました。
結果としては、よしずによって完全に室温の上昇を防ぐとまではいかなかったものの、直射日光をもろに屋根に浴びていたころと比べると相当室温上昇が抑えられるようになり、結果としてスポットクーラーを起動していれば小屋の中で快適に過ごせるぐらいにまでなりました。
ここから更にやれることがあるとすれば、今現在のよしずでは結構日射が屋根に当たってしまっているため、更に日光を遮るためによしずにもう一重何かしらの日よけ加工を施せばより一層室温上昇が抑えられることがあるかもしれません。
もしくは、スポットクーラーでは無く通常のエアコンを無理やり小屋内に設置することができれば、更なる冷房効率を得ることができるのかもしれません。
電気工事士の試験に合格できたため、ワンチャンエアコンのDIY設置することも夢では無さそうですし、スポットクーラーのままだと電気代がエグイことになってますから、ゆくゆくは通常の壁掛けエアコンを設置することも検討したいですね。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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