どうも、たかしです。
わが家では、コオロギの産卵床にウジが発生して以来コバエとの長きに渡る戦いが続いているのですが……
たかし
もはや隣の部屋にいても常にコバエがブンブン
目に入るような状態……気が狂いそうだよ。
小屋根ちゃん
早く何とかしないと
さて、問題の根底にあった産卵床のウジ問題に関しては、「コオロギが一通り孵化してくるまでコバエシートで覆っておき、取り出したらすぐに破棄する」といったやり方でとりあえずウジが湧くことは無くなりました。
●孵化までの流れ
→産卵床はすぐに破棄して、コバエが卵を産む隙を与えない。
なので、あとコバエの温床となっているのは底の方に死骸と糞が溜まりまくって地獄と化しているコオロギケージのみとなります。
現在コバエの温床となっている成虫ケージは2つあり、内一つは産卵力が若干落ちてきているため近々リセット予定です。
そして残りのもう一つですが、まだ成虫になってから3週間もたっておらずまだまだ卵を産む力があります。そのためリセットするのはもったいないのですが、放置していたらそれだけコバエが増えて行ってしまいます。
なので、今回新たに「ケージの底に糞が溜まらないメンテナンスフリーケージ」を作り、そこへこのコオロギ達を引っ越しさせることにしました。この「メンテフリーケージ」はまだまだ試験段階ですが、実際に試してみないと問題点も分かりづらいので今回実験的に成虫たちを引っ越ししてみることにしました。
その結果どうなったのかは……ぜひ記事を最後まで見てご確認ください。
それではやっていきましょう。
①「メンテフリーケージ」とは
メンテナンスフリーケージの核となるのは、「底が網上になっていて糞が底に落ちる」ようになる仕組みです。
実際に色々な方がこの「底を網にする」仕組みを実践されています。
ただ、実践例を見ているとほとんどの場合がケースを2重にして糞を落とす場所を作っていました。
小屋根ちゃん
凄い! 考えた人は天才だね!
たかし
でも一つだけ問題があってね……
小規模の繁殖であればそれでもいいかもしれませんが、大規模繁殖でケースを何個も使うとなると、単純にケース代が倍になる2重式はやや懐に厳しいです。そのため、今回僕は別の方法でメンテナンスフリーケージを制作する方法を実践することにしました。
②ケージの作成
1.ケースの側面をカットし、ケースを二つの部品に分ける。
2.二つの部品の間に挟むように、鉢底ネットを取り付ける。
1つのケースから2重底のケースを作るにはどうしたらよいか考えた結果、一つのケースを途中でカットし、間に鉢底ネットを挟み込むことで2重底にすることを思いつきました。
実行してみると、側面部分を真っ直ぐにカットするのが難しかったり、鉢底ネットを接着する時に断面しか接する面がないため、接着面が狭くなってしまったりといった問題ががありましたが、一応2重底のケースにすることができました。
3.マジックテープで固定する
心配な面としては、どうしても鉢底ネットとケースの接着面が狭く、鉢底ネット自体が重さでたわんでしまう素材のため、水入れやシェルター、そして何よりコオロギを投入した時に底が抜けてしまわないかが挙げられます。
ともあれ、実践してみないことには何とも分かりません。ということで、早速コオロギ達をこのケージに移動させることにしました。
4.水場を設置
ケージの中に水場を設置しておくわけですが、こちらの方もひと工夫してできるだけメンテナンスフリーになるものを目指します。
こちらは、100均で売っている蓋つきプラコップに、穴をあけてニトリのアロマディフューザースティックを刺したものです。
棒が水を吸って、コオロギが上の突き出ている部分から給水をする形です。この水飲み場の良いところは、ストローの差し口から水をケージに入れたまま足すことができる点です。
アロマ棒に行きつくまで、ダスター布を使ったり紐を使ったりと色々試してきたのですが、どれも問題が生じた(卵を産み付けられたり、かじり取られたり)ため今回こちらの素材を採用することにしました。
その経緯に関しては追って別記事でお伝えしていきたいと思います。
③準備完了→次回、引っ越し編へ続く
ともかく、これでメンテフリーケージの準備が整いました。
次回はこのメンテフリーケージにコオロギ達を実際に引っ越して、その後どうなったのかをお伝えしていきたいと思います!
小屋根ちゃん
果たして上手くいくのか!?
たかし
上手くいって……もうコバエ嫌だ
ここまでお読みいただきありがとうございました。