どうも、たかしです。
初心者には難しいとされているナス・ピーマンの種からの育苗。そうとは知らず種を買ってきてしまったのが3月のこと。



前回大きめのポットに移しのがもう4月半ばのこと。

それから少しずつではありますが、すくすくと成長していき……(上記画像は5月頭ごろ)

6月頭時点でここまで成長しました!

ピーマンはほとんどが第一花のつぼみが垂れ始め……

ナスの方も最も成長の早い株が立派な一番花が咲き始めました!
夜間は未だに小屋にしまっていて、いわば温室育ちなためか虫食いも無く、非常に立派な苗ができました。ホームセンターとかで売っている一株100円とかの安い奴と比べて「ふふん、うちの苗の方が立派だな」などと親バカに浸る程度には愛着もわいてきております。
ナス・ピーマンの植え付け苗の一つの基準として「一番花が咲き始めたころ」というのがありまして、またもう一つ「夜間最低気温が10度以上になった頃」というのもあります。
そしてようやくその2点を満たす時期がやって来ましたので、これにて育苗完了ということで今回畑への植え付けを行っていきます。
それではやっていきましょう。
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①植え付け準備

植え付け前に、育苗トレーに水を張ってポットを浸し、しっかり根に水を吸わせておきます。
こうすることで根が畑に張りやすくなり、定植成功率が上がるそうです。

苗はしばらく水に浸しておく必要があるため、その間にずっと空きだったマルチに植え付け用の穴を空けていきました。
ナス・ピーマンはかなり株間を空けておく必要があるみたいなので、最低限のラインである50㎝間隔で穴を空けていきました。
しかしそうすると全部で7株しか植え付けすることができませんでした。現在ピーマンが10株、ナスが4株あるので全然足りません。
仕方がないのでピーマン4株、ナス3株だけを畑に植えて、他はまた別途プランターでも用意して育てることにしました。
②植え付け

ポットから苗を取り出し、畑に植え付けます。
ポット内の土はミッチミチに根が張っていて、正に定植苗としては最高の状態でした。

と思ったら、早速ヤブキリの幼虫かなんかがナスの葉っぱに張り付いていました。オイオイ。
だいぶ大きくなったとはいえ、葉っぱを食べ尽くされてしまたら流石にどうしようもないんですけどね……先行きが一気に不安になりました。

マルチ内に穴を掘り、苗側と同じく水で十分に浸し、植え付けしました。
③風よけを付ける

植え付け後しばらくは、強風による株倒れ防止のため風よけを取り付けます。
ちなみにこの風よけはご近所さんから余った肥料袋などを頂きました。支柱には竹を使用しています。

上から見るとこんな感じ。
ちょっと狭そうに見えますが、支柱3本仕立てで頂いた袋で囲おうとするとこれが限界だったんですよね……。
もしも問題が出そうだったら支柱を増やして4本仕立てにするか、それとも風よけを代えるか考えたいと思います。
④まとめ
今回は種から育てたナス・ピーマンの苗を畑に植え付けする様子をお伝えしていきました。
3月から長い期間と手間をかけて丹念に育てた苗ですから、どうかこのまま収穫まで病害虫被害に遭うことなく育ってほしいと思います。
数週間後に一気に枯れた……なんてことになったら泣いちゃうかも。
今回種からナス・ピーマンを育てた訳ですが、正直に言ってしまうとコスパ的にはイマイチだと感じましたね。
僕みたいな個人の家庭菜園だったらそう大量に植え付けすることも無いですし……ホームセンターで200~300円も出せば十分立派な苗が買えますから、今回植えた7株分買ったとして2000円ちょっと出せば、保温やらポットへの移植やら面倒なことは全部すっ飛ばすことができてしまいます。
種を買うだけでもナスとピーマン合わせて400円ぐらいかかってますから、差し引き1600円の費用をケチるために諸々の手間をかけるのはどう考えても割に合っていません。
ナス・ピーマンを種から育てるというのは、よっぽど植物を育てるのが大好きな場合か、もしくはもう保温管理できる施設があって大量に苗を育てたい場合かのどちらかでないと、あまり現実的な選択肢ではないのかなと感じました。
来年もしナス・ピーマンをまた育てるとしても、その時は大人しく苗を買うか、もしくはもっと工夫して手間なく保温管理ができるような方法を編み出すかになると思いますね。
「全自動保温管理育苗ハウス」みたいなの作れたら面白そう。
今回の記事は以上です。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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