どうも、たかしです。

今現在農地に山積みになっている、土地開拓に際して出た大量の雑草を処分する方法としてドラム缶を焼却炉に改造して焼却処分するのはどうかと言う計画を以前記事にしました。

飛び地開拓で出た雑草の山。これをドラム缶焼却炉で処分したい。

しかし、ドラム缶はなかなか小売販売している場所もありませんし、ネットで購入しようとすると送料込みで最低でも5000円以上、大体は7000円~8000円ぐらいかかってしまいます。これでも耐火煉瓦なんかを使ってDIYするよりははるかに安く済むのですが、それでも野焼きであれば費用0円で焼却処分できることを考えればどうしても割高に感じてしまいます。

手に入れるツテとかあればタダで手に入れることさえできてしまうドラム缶ですが、そういうのが無い場合は意外にもなかなか手に入れるのが難しい物です。こんなことなら空き家の庭に残置物として置いてあったドラム缶を処分しなけりゃ良かった……と後悔してもどうにもなりません。

どうにか安くドラム缶を手に入れる方法はない物か……と調べていたところ、情報掲示板ジモティーで2000円で中古のドラム缶を手に入れたというブログ記事を見つけたため、僕も同じように手に入れられないか探してみることにしました。

引用URL:https://jmty.jp/

結果、今回無事安くドラム缶を手に入れることに成功しました。ジモティー最高。

今回の記事では、ジモティーを使って安く中古のドラム缶を手に入れるまでの流れがどのような物だったのかをお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①ジモティーでドラム缶情報を検索する

まずはジモティーの検索ボックスで「売ります・あげます」カテゴリーでドラム缶を検索しました。

上記画像では「東京版」になっていますが、ジモティーでは都道府県別でまずは検索フィルターを掛けることができるようになっています。「ジモティー」という名前通り、基本的には自分の地元近くの情報について調べることが前提となっているためですね。

ジモティーには他に「里親募集」だとか「イベント」だとかのカテゴリーもあって、様々な情報について検索して調べることができるようです。

僕は小屋暮らしの土地を探す時に時々ジモティーを覗くことがあったので、自分の中でジモティーと言えば「タダorタダ同然で物や不動産の受け渡しマッチングをするサイト」という印象があったのですが、そうではなく様々なマッチングに関わる情報が載っているサイトなのですね。

さて、ドラム缶で検索にかけると、様々な地域から出品されているドラム缶についての情報が出てきますので、その中から自分の条件に合った物を探していきます。

出品者によって情報の量は差がありますが、基本的には

  • 取引場所
  • 価格
  • 出品物画像
  • その他取引条件

この4つを参考にして決めていくことになります。

ジモティーでの出品物受け取りに関しては、恐らくですがほとんどの品物が「自己搬入」が原則となっています。そのため取引場所が自分の住む場所から近いかどうかはめちゃくちゃ重要なポイントになります。

価格に関しては、出品者が付けている価格な以上物によって結構上下しますが、ドラム缶の200Lに関しては2000円ぐらいが相場価格になっているように見受けられました。

もちろんもっと安い1000円だとか、物がキレイでお洒落なロゴが入っているような物だと5000円だとか、色々な条件の物がありました。

僕の場合焼却炉に改造したい関係上別にそこまでキレイな物でなくていいけど、でもあんまり安すぎる物だと逆に心配……ということで、車で1時間半ぐらいかかる場所が取引場所になっている2000円のドラム缶を購入することにしました。

②出品者とのやり取り

ジモティーでは、購入したい出品物に関するやり取りを、ジモティー内のチャット機能で行うことができます。商品の取引で何かしらトラブルになった時記録が残るよう、ジモティー自体もジモティー内のチャットでのやり取りを推奨しています。

チャットは基本的に問合せしたい内容から始まり、そこから双方の合意が取れれば「購入したい個数」や「受け渡しの日にち・場所」などのすり合わせをしていきます。

今回、僕も出品者も日にちや時間帯に関してはかなり柔軟に対応できる状況だったこともあり、かなりスムーズに話が進んでいきました。

こちらの方から「欲しい個数」を提示し、相手が在庫があることを確認したらそこから「受け渡し日時」のすり合わせ、そして「取引場所」も相手の提案に沿う形で決めていきました。

この「取引場所」というのは、恐らくほとんどの場合は「出品者の自宅・仕事場所近く」になるのだと思いますが、よっぽど警戒心の高い相手だともしかしたら自宅から遠く離れた空き地のような場所を指定したりと言ったこともあるのかもしれません。

ドラム缶の場合だと、出品者のほとんどは工場やガレージを経営している人だと思いますので、取引場所もその敷地内になることが多いんじゃないかと思います。今回僕が取引した相手もそうでした。

③商品受け取りまで

当日、指定の日時に指定の取引場所に向かい、無事にドラム缶を購入することができました。

指定された場所の敷地内でドラム缶を受け渡しし、出品者に現金を手渡しで払い、そのまま取引は終了しました。非常にあっさりしたものです。

緑色の結構きれいなドラム缶でした。

錆はそこの縁に若干ある位で、特に汚れも無く、これが2000円で手に入るのならば相当お得だと言えると思います。

出品者の側も、これを仮に鉄くず業者に売ったとしても500円行かないぐらいだと思いますので、お互いにとってwin-winな取引だったと言えるでしょう。素晴らしきかなジモティー。

200Lのドラム缶でも十分乗用車の荷台に収まりますが、山道だとゴロゴロ中で転がって危ないので、何かしらつっかえになる物を用意しておくといいです。僕の場合は助手席のヘッドレストが取り外せてイイ感じにつっかえになりました。

また近いうち、こちらのドラム缶を焼却炉に加工して大量の雑草を焼却処分していきたいと思います。う~ん楽しみ。

④まとめ

今回はジモティーを使って、中古のドラム缶を安く手に入れるまでの過程をお伝えしていきました。

僕自身としては非常に満足していて、受け渡しまでのやり取りもスムーズでしたし何の問題も無かったので、これからももし必要な資材が安く手に入るようだったらジモティーを活用していきたいと思いましたね。

ただまあ、今回は2000円と安い商品だったのと、受け渡し場所も割と住んでいる場所から近く(とはいっても車で1時間以上走る場所だったが)、街中だったため特に恐怖なんかも無く、取引相手が企業さんだったのもあって安心感もあったということで、何でもかんでもジモティーなら絶対安心と言う訳ではないのだとは思います。

ジモティー内でも警告アナウンスがありましたが、事前決済(振込みとかオンライン決済とか)でのトラブルは良くあるみたいですし、物によってはフェイク品(偽物とか欠陥品とか)をつかまされることもあるでしょうし、利用する際にはそこのところを注意したいですね。

あと、ジモティーを利用して思ったのは基本ジモティーはあくまで「情報掲示板サイト」であって、メルカリやヤフオクみたいな「フリマサイト」では無いということなので、「現地での現金取引、自己搬入」が原則の世界なのが特徴的だと思いました。

自己搬入が原則なので、取引場所があまりに遠い場所で受け渡しとなってしまうと輸送費が高くついてしまう点には注意が必要だと思いました。今回往復で100㎞ほど走ったので、ガソリン代だけでも800円近くかかってますからね。

それでもまだ安上がりではあるのでいいのですが……やはり昨今の「送料無料」に慣れ過ぎたのか高く感じてしまいますね。トラックの運ちゃんに感謝。

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。