どうも、たかしです。

空き家の裏庭にある水たまりを整備し、元々あったという池を復活させていくシリーズ、今回はその9日目の作業の様子をお伝えしていきます。

前回の8日目作業では、とうとう長らく苦しめられてきた地面に埋まっていたゴミを全て撤去し終わり歓喜に打ち震える様子をお伝えしていきました。

1週間以上にも渡る地道な作業の末、全てのゴミを撤去完了
埋まっていたゴミは細かい物だけでも12袋分にまでなった

しかし、今回の作業はあくまで池復活を目的とした「裏庭全体の整備」ですので、ゴミを片付けたらそれでおしまいと言う訳ではありません。むしろやっと池の整備に取り掛かれるわけですから、ようやくスタートラインに立てたと言い換えることさえできるでしょう。

9日目の今回では、水路とその末端に位置するゴミの埋まっていた地点を整えて、池とその水路として機能するのかどうかを確かめつつ作業を進めていく様子をお伝えしていきます。

それではやっていきましょう。

①現在の池と水路の様子確認

今回の池づくりの起点となる、水が湧きだしてきていて整備開始当初はちょっとした水たまりぐらいだった地点ですが、水が溜まるよう初日に掘り返して1週間以上たった現在どうなっているかと言うと……

しっかりと水が溜まり、かなりの水量を持つ池へと変貌していました!

水深は深いところで30~40㎝といったところでしょうか。そこまで深い池ではありませんが、もともと水たまりなのか泥だまりなのか分からないような状況だったのと比べると大きな変貌です。

たまってあふれた水は水路を通ってゴミが埋まっていた地点へと流れていっている訳ですが、現在途中の水路はつぶれてしまっていて、水が拡散しぬかるみ状態となってしまっています。

それでも少量とはいえ最終地点であるゴミが溜まっていた穴へと水は流れてきているのですが、しかし最後の最後、穴の一番深い地点に流れ込んだ水が溜まることなくどこかへ染み込んでしまっている状態になっています。

坂を下ったお隣さんの敷地に当たる場所から水が湧きだしてきているのが確認できるため、恐らく地下に染み込んでしまった水が湧き出ているということなのでしょう。

このままの状態では池を復活させられないため、やるべきこととしては

  1. 池の底を水がしみ込まないように整備する
  2. 水路を整備して流量を確保する

この2点の作業となります。

①池の底を固める

まずは水がしみ込んで行ってしまっている池の底を埋めていきます。

埋める際には池の底の別の地点から粘土質の地盤を掘り出し、それで水が染みてこないようしっかり固めていきます。

なぜかこの地点は土→地盤に移り変わる層の位置が地点によって異なり、この深い穴の部分はどこまで掘っても固い地盤に行き着くことがありませんでしたので、やむなく他地点から回収した粘り気のある硬い土で埋めていきます。

元々この地点にあったであろう池の関係で地盤の位置が異なっているのだとは思いますが、元は一体どんな形だったのか……今現在の穴より深かったのか広かったのか、はたまた狭かったのか、全く想像ができません。

写真とか残ってたら良かったんですけどね。

しっかりと硬い地盤の土で穴を埋め終わりました。

後は時間経過でちゃんとこの地点に水が溜まって行けばいいので、しばらく時間を空けて様子を見ることにしました。

③水路の整備

続いて水が飛散してしまい一面がぬかるみになってしまっている水路の整備を進めていきます。

広めに水路を取ってこの辺りもまたイケっぽい感じにしようかとも思ったのですが、まずは普通に一本道の水路を掘っていくことにしました。

ゆくゆくは日本庭園みたいな感じにして、水路の上に橋をかけて……なんてのも面白いかなと思っているのですが、いきなり壮大な計画を立てても上手くいきませんので、まずは一番ベーシックな形で全体を成立させていきたいところです。

ちゃんと溝になって水が問題なく流れていっているところまで、一直線に細めの水路を掘りました。

あとはこの水路に上手く水が流れてくれて、穴の中に水が溜まって行けば問題ないのですが……

④1~2時間後……

穴の周囲に転がっているまだ片付けていないゴミの整理をしつつ池に水が溜まっていくのを待ちました。

すると……

特に問題なく水路に水が流れていき、かなりの流量が確保できるようになっていました!

そして末端の方はと言うと、きちんと水が溜まってきています!

思ったよりもうまくいきました。あとはこのまま問題なく水が溜まって行けば池整備が完了なのですが……

流石に掘り出した土が邪魔すぎるので、全部穴に戻してしまうことにしました。

一旦たまった水は埋まってしまいますが、底の方で水が溜まることを確認できたので恐らくその上に土が溜まっても問題ないはずです。

ふるい分けして掻きだすのに8日間かかったのに、戻す時は一瞬……とまではいきませんでしたが、1時間かからず全ての土を戻すことができました。

土を戻してなおこれだけの穴が残されました。この一帯に埋まっていたゴミがどれだけの嵩増しになっていたかよく分かります。

水も問題なく流れ込んできているので、あとはこの水がこの穴に溜まってくれれば池復活が完了となります。

溜まるまでは数日かかるはずなので、この日はこれで作業を終了しまた翌日以降様子を見ていくことにしました。

⑤次回10日目以降へ続く……

今回は裏庭を整備して池を復活させる作業9日目、池と水路整備の様子をお伝えしていきました。

9日目にしてようやくの池整備の作業をしていったわけですが、これまでのごみふるい分け作業の果てしなさと比べたらビックリするぐらい楽しい作業でした。

ほんと、もう二度とゴミのふるい分け作業はやりたくないです。今日水路を掘っている時も、いつ埋まっているゴミに行き当たるか内心不安で仕方がありませんでした。

裏庭の別の場所を掘ればゴミが出てくるのかもしれませんが……もうこのまま気付くことなく一生を終えたいぐらい、もう地面に埋まっているゴミは見たくないので絶対に掘りません。

さあ、後は時間を置いて問題なく池に水が溜まってくれれば池復活作業は完了なのですが……

果たしてトラブルなく水はたまり、無事池は復活するのか!?(フラグ)

今回の記事は以上です。

また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。