どうも、たかしです。
前回の記事で「小屋建築予定地の整地作業」が完了し、現在は続いての建築工程である「基礎建築」に入って行こうかといったところなのですが、それより先に済ましておきたいことが一つ主崖図発生してしまいました。
それが「集落住人によってもたらされた青ネギ」の栽培環境を整えなけらばならないということです。
小屋建築予定地の整地作業3日目の夕方に、「ネギは丈夫だから、適当なとこ植えときゃ大丈夫!」と言われて渡されたため、丁度草・根っこの除去まで進んでいた建築予定地の端っこに、それこそ適当に植えていたのですが……
どうも色々調べてみた所、株分けされたネギの栽培は普通の野菜のように植えるのではないということが分かって来たので、今回の記事ではその栽培環境整備の様子をお伝えしていきます。
株分け時のネギの植え方とはどのような物なのか? 栽培するうえで注意することとは何なのか? 確認していきたいと思います。
それではやっていきましょう。
①植え付け
まず大前提として、どうやらネギというものは一般的な植物のように「畝」を立ててそこに植えるのではなく、逆に畝間に溝を掘り、その中で立てて栽培していくもののようです。
まず敷地の端っこの方でいいので、一本道を掘り、掘った土は横に盛ることで深い溝を作りました。
その穴の中にネギ1株ずつ、等間隔で植えていきます。この時3~4㎝間隔で割と迫眼に植えても大丈夫なようです。
ネギを立てつつ白い根の部分が埋まるぐらい土をかけました。
調べた情報によるとそこから更に土の上に藁や刈草を乗せる必要があるみたいでした。何でもネギは湿気に弱いため、根の部分の通気性を維持するためなんだとか。
最初は以前農地の草刈りをした時の枯れ葦がまだ残っていたので、そちらを使おうかと思ったのですが……
ただ難点なのが、この枯れ葦にはちょっと足を踏み入れただけでびっしり張り付いてくるぐらいマダニだらけになっていまして……もしこれを使ってしまうとネギがマダニだらけになってしまうんじゃないかという懸念があったんですよね。
なのでもったいないような気もしましたが、ホームセンターに藁をわざわざ買いに行くことにしました。
②資材購入、防虫ネット設置
せっかくホームセンターに行ったので、藁以外にも防虫用の資材も購入してきました
- 敷き藁
- 防虫ネット5m
- トンネル支柱5本・2セット
- 園芸紐
意外だったのが敷き藁が500円近くもしたこと。どうやら藁は土に埋めて肥料にすることで土質改善の効能があるようなので、そのぐらいの価値はあるのかもしれませんが……マダニさえいなけらば枯れ葦で代用できていたと考えると高く感じてしまいます。
その他防虫用品併せて合計出費は3000円ほど。
突然もたらされたネギにこんなにお金かけてたら明らかに赤字なような気もしますが……ま、まあ防虫用品は以後繰り返し使いますから。投資として捉えることにします。
早速藁と防虫ネットを設置する前に、ネットを設置するためには杭が必要なようなので先に適当な端材で杭を作成します。
端材の先をレシプロソーで削り、そこに木ネジを打ち込んだら即席杭の完成です。
それではいよいよネギの栽培環境を整えていきましょう。
土の上から藁を敷いたら……
トンネル支柱を1m間隔&両端に斜めに設置していきます。
杭を打ち、支柱を通しつつ園芸紐を杭の間に張ったら……
上から防虫ネットを張って、ネットの裾に土を被せたら害虫対策は完了です!
土をかぶせてしまうと取り外しが面倒なように思えますが、どうやらネギの栽培はたまに行う土寄せ&追肥だけで、基本的に水やりすら要らずにほぼ放置で良いみたいなので恐らくこれでOKだと思います。
ネットを掛けた時に巻き込まれたハエが中に閉じ込められてしまっていました。まさかこいつが害虫ってことは無いよな……?
③まとめ
今回は突然もたらされたネギの栽培環境を整えていく様子をお伝えしていきました。
どうやらこのネギが食べられるようになるのは初秋ぐらいになるということのようですので、きちんと枯れずに育ってくれるのならばこのまま4~5か月間近い間のお付き合いになるということになりますね。
喜ばしいことに、ネギというものは獣による食害というものがほぼ無いということのようですので、特に防獣ネットを張ったりしなくていいというのは山奥で栽培するに際しては非常にありがたい要素ですが……4~5か月間も庭の片隅を占領されることになるとはちょっと……ていうかかなり予想外の展開でしたね。
とはいえ、頂いた以上は全力で栽培して美味しいネギをいただきたいと思いますので、何とか育ってほしい物です。
やはりほとんど人がいないといえ集落内で生活する以上、予想外の展開というのは今後も待ち受けていそうです。また野菜の苗を貰っちゃうとか。
そのためにも、農地を早く開拓して畑の準備を進めたいところではあるんですけどね。でもその前に小屋の建築もしないと……ああ、人手が足りない。
とにかくまずは小屋の建築を急ぎたいと思います。目標は6月中には完成です。気合い入れていきます。
以上で今回の記事は終わりです。
また次回の記事でお会いしましょう。ここまでお読みいただきありがとうございました。